8月16日(火)

8月14日の3位決定戦、タイ代表との試合を終えて16日早朝にメンバー全員無事に成田に到着いたしました。3位決定戦の結果につきましては、皆様速報にてご存じのことと思います。またもや大量失点による敗戦となりましたが、意地でもぎとった二桁得点には、試合後のスタンドからは大きな拍手が聞こえてきました。また、多くの大会関係者の方々から日本チームの今大会での健闘には良い評価をいただきました。我々スタッフにとりましても、また参加した選手にとりましても有意義な大会だったと思います。

◎勝田団長
「アジアでこのようなワールドワイドな仕掛けをしたということに敬意を表したいと思います。アジアインスティテュートという立場から、日本もアジアから発信するということをサポートしたいと考えていますし、かつこのことは非常に重要なことと考えています。日本協会から派遣された流通経済大学のみなさんについては、すばらしいプレーを見せてくれただけでなく、民間大使という役割を見事に果たしてくれました。非常に感謝いたしております」

◎上野監督
「今大会においては、85kg以下ということではありましたが、参加したどのチームもきちんとしたチーム作りをしてきたように思います。日本チームに関しては若い選手が多かったにせよ、そのような外国人選手を相手によく戦ったと思います。2回対戦したタイ代表チームも、アタック力にたけたチームでそのスピードに翻弄されました。全試合とも大量失点ではありましたが、選手にとっては非常に大きな経験になったと思います。またタイという常夏の国で試合をする経験ができたことは、スタッフにとっても有意義だったのではないでしょうか」

◎伊藤コーチ
「今大会、すべて大差での敗戦となり、応援してくださった日本の皆様に失望感を与えてしまい、大変申し訳なく思っております。今回派遣となった85kg以下の日本チームのコーチとして参加させていただいたことに感謝いたします。私自身コーチとして遠征に帯同させていただくのは初めての経験だったのですが、大変勉強になりました。この大会への参加から得られたものを糧に今後も選手と共にがんばっていきたいと思っております。皆様のご支援、ありがとうございました」

◎井上ドクター
「まずこのような記念すべき大会に参加させていただき感謝いたします。準備期間も短く不慣れな気候、またハードなスケジュールの中、ひたむきに戦う選手の姿には感動しました」

◎竹村トレーナー
「慣れない気候、衛生環境の中でコンディション作りには苦労しましたが、精一杯戦った選手達に感謝いたします」

最終戦前、ミーティング   3・4位決定戦
最終戦前、ミーティング 3・4位決定戦

3・4位決定戦   試合後
3・4位決定戦 試合後

8月9日(火)

大会第2戦のタイ代表との試合が終わりました。タイチームは非常にスピーディーな攻撃で、いったん抜けるとあっという間にゴールラインに迫っていきます。相手のミスに対しても冷静で、日本のノックオンからのターンオーバーや、浮いたパスへのインターセプトなどで攻められるシーンが多くありました。日本は敵陣で攻め続けているのですが、そういったミスからの展開により、得点を重ねられ敗戦にいたりました。

前回の試合から中二日でのゲームでしたので、疲労感は否めませんが次戦は中一日で強豪NSW(オーストラリア)代表と対戦します。

8月10日はトレーニングセッションは休みです。選手・スタッフ共に次戦に向けてリフレッシュといったところでしょうか。皆様のさらなるご声援をよろしくお願いいたします。

ゲーム前   ハーフタイム
ゲーム前 ハーフタイム

ノーサイド  
ノーサイド

8月7日(日)

8月4日に成田を発ち3日が過ぎました。

到着した翌日の午前中から練習を行いましたが、厳しい蒸し暑さのなか、水分補給の量は尋常ではありません。予想をはるかにオーバーしてあっという間に用意したボトルはなくなっていきます。非常に過酷な状況下で皆がんばっています。

6日には早くも第1戦目の試合がありました。相手は85kg以下の試合を何度も経験しているオークランド代表(ニュージーランド)でした。今回参加しているチームのなかでも、かなりの大型チームです。といっても全員体重85kg以下ですが。

今大会は85kg以下という制限があるため、当然のことながら大会前には計量が行われました。日本チームは全員がパスし試合に出る資格を与えられました。

試合のほうは、84-0で敗れましたが、記念すべき80-80初の国際大会で、しかもオープニングマッチに出場できたことは歴史的にも意義のあることではないかと思います。残り3試合、選手、スタッフ共にがんばりますのでご声援よろしくお願いいたします。

◎上野監督

「85kg以下のオークランド代表チームはとてもすばらしいチームでした。ニュージーランドでは80-80大会が数多く行われており、今回参加したオークランド代表はまさにこのクラスのスペシャリストと言っても良いほどのチームです。日本チームは84対0と点数差はついたものの最初から体を張ったプレーで観ている人たちを沸かせることができました。今回参加したチームは非常に若いチームとなりましたが、彼らにとっては非常に良い経験になったと思います。また第一回のこの大会に参加し、そのオープニングマッチに立ち会えたことをうれしく思います」

◎伊藤コーチ

「84-0という結果で数字的に見ると大差ですが、選手個人個人の春から取り組んできたタックルについては、随所に良い場面があったと思います。次の試合ではシステムディフェンスを課題としてがんばっていきたい。また日々の体調管理に注意して無事に帰国したいと思います」

◎青木キャプテン

「まず最初にこの大会に参加させていただいたことに深く感謝したいと思います。日本と違う環境の中でゲームをして負けてしまったことはとても残念ですが、次につながるタックルができていたと思うのでその点に関しては満足しています。次の試合ではそのディフェンス力をいかして勝ちにいきたいと思います」

 vs オークランド代表    vs オークランド代表  

 vs オークランド代表    vs オークランド代表