10月8日(土)

昨日まで取り組んだディフェンスに加え、アタックの練習も始まりました。雨が降りしきるなか、萩本監督、古田コーチがずぶぬれになりながら熱心に練習を主導しました。選手諸君もコースの取り方、判断ポイント等ミーティングだけではなかなか理解できないことも、実際に動きながらの指摘なのでスムーズに理解し、練習の進み具合もスムーズとなりました。

午後は昨日に続いてのセレクションマッチでした。午前中に取り組んだばかりのアタックへの働きかけもゲーム中に見ることができました。まだまだ課題の見える段階ですが、このままの吸収力の高さを維持して次回の強化合宿ではアジアチャンピオンを奪還できるようなチームへと成長していきたいと思います。

◎萩本監督
「本夕のニュースでパキスタンの大地震を知りました。U19アジア大会開催地のラホーレも甚大な被害が出たとのことです。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っております。合宿は選手・スタッフの協力で非常に順調にこなすことができました。アジア大会まで残された時間は多くはありませんが、吸収力の高い選手をより高いレベルへ持っていきたいと思います」

(小見山博)

3日目   3日目

10月7日(金)

合宿2日目、天気予報通り、時折、雨の落ちる一日でした。しかし、グラウンド上は昨日に引き続き激しい練習が行われました。古田コーチの主導でディフェンスから練習に入り、短い時間でしたが昨日より選手諸君は確実にレベルアップしていました。ディフェンス練習に引き続き、FW・BKのユニット練習となりましたが、ここでもFW・BKともに熱い練習を繰り返しました。

午後は最初のセレクションマッチでした。試合開始直前から風が強まり、雨も落ちてきましたが、マッチの中で昨日からスタッフが強調していた取り組みが随所にプレーとして見えました。改めて、選手諸君の吸収力の高さに感心しました。

ミーティングでは萩本監督や古田コーチが日本代表の中で取り組んできたことを話して下さり、将来のJAPANを目指す選手諸君は真剣な表情で聞き入っていました。萩本監督のお話の中で、「土・根・幹」という内容がありました。「土が良くなければ根は細くなる。花も咲かないし、実をつけることもない」我々スタッフもこの言葉の重みを感じて取り組んでいきます。

◎萩本監督
「今日のセレクションマッチでは、昨日から強調していたディフェンスをやろうとし、実際にやってくれました。選手の熱意を感じられる試合で、頑張ってくれた選手に感謝しています。明日の午後にもう一度セレクションマッチがありますが、すべてを出してくれるようなベストパフォーマンスを期待しています」

(小見山博)

合宿2日目   萩本監督を中心に
合宿2日目 萩本監督を中心に

10月6日(木)

パキスタン・ラホーレで行われるU19アジア大会に向けて、セレクション合宿がスタートしました。高校生も大学生も大事なシーズンの真っ最中でしたが、各チームのご厚意で順調に合宿も滑り出しました。

萩本監督、古田コーチから代表及びセレクションに関する明確な話があり、選手諸君も今合宿の意味を理解して緊張感を持って練習に取り組みました。代表でも取り組んでいたディフェンスをU19日本代表でも導入し、初日からディフェンス練習をメインに行いました。激しい練習となりましたが、古田コーチの「ディフェンスが代表の生命線だ」との言葉で全員が頑張って乗り切りました。明日も午前中は引き続き、ディフェンス練習を行います。明日の午後のセレクションマッチに少しでも成果が出てくれればと思います。

◎萩本監督
「アジア王座奪還を目指しての合宿が始まりました。大事なシーズン中にも関わらず、選手を送って下さったチームの皆様には本当に感謝しております。集まってくれた選手がこの合宿で少しでも多くのものを吸収できるようにしたいと思います」

(小見山博)

1日目   1日目

1日目