第13回全国クラブ大会の決勝戦が1月29日(日)、秩父宮ラグビー場で行われます(12:00キックオフ)。決勝戦は1回戦~準決勝を圧倒的な力で勝ち進んだ、タマリバクラブ(神奈川) vs 北海道バーバリアンズの間で争われます。

3連覇を目指すタマリバは今季、強力新人が多数入部したことで選手層が厚くなり、チーム力が一段とアップしています。桑江崇行(早大卒)、高田晋作(慶大卒)の両ロック陣など、大学ラグビーで活躍した選手も多数おり、クラブという環境の中でどのようなプレーを見せるか注目されます。

タマリバの堅いディフェンスと早い展開を、キャプテン佐伯を中心とした北海道バーバリアンズのFWがどこまで突破し、ウイングまで展開できるかで勝負が決まるとみられています。北海道バーバリアンズの4人の外国人選手の出来も、勝敗を分ける大きなポイント。

北海道バーバリアンズは、大寒波・大雪のなか、室内練習のみで試合に臨まなくてはならず、大きなハンディを抱えての戦いとなりますが、大雪と格闘する北国の人々に「勝利のエール」を送り、雪に閉ざされた人々を「激励したい」と熱く燃えています。大会終了後には「除雪ボランティアチーム」を結成し、各地に派遣する計画も進められています。

優勝チームはクラブ代表として「日本選手権」に出場し、2月4日(土)、早稲田大学と対戦します。

全国クラブ大会

日本協会傘下の47都道府県に登録されている1,100余チーム(競技者数3万3000人)のクラブチーム選手のための全国大会。各県予選を経て三地域協会の「クラブリーグ」に進出し、それらの上位8チーム(関東3,関西3,九州2)でトーナメント戦を戦う。優勝チームは日本選手権へ出場し、大学選手権1位チームと対戦する。
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