日本、13トライで圧勝-W杯アジア地区予選

=アラビアンガルフに82対9=

2007年ワールドカップ(W杯)アジア地区予選第1戦、日本代表-アラビアンガルフ代表(アラブ首長国連邦など湾岸諸国連合チーム)戦は16日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本が13トライを奪う猛攻を見せ、82-9で圧勝した

IRB(国際ラグビー機構)ランキング17位の日本に対し、アラビアンガルフは42位。序盤こそ日本は、PGとDGで3-6とリードされたが、12分に左オープン攻撃からWTB大畑(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)のトライで逆転すると、あとは地力の差を見せつけた。前半を27-9で折り返し、後半はさらに一方的な展開に。ロック北川、FB水野(ともにトヨタ自動車ヴェルブリッツ)らが次々と相手ゴールに飛び込み、守ってもノートライに抑えた。

日本は23日14時から、同ラグビー場で韓国代表と対戦する。

アジア地区予選はディビジョン1の日本、韓国、アラビアンガルフの3チームが総当りリーグ戦を行い、上位2チームとディビジョン2の1位チームが11月の最終予選(スリランカ)に進み、1位が本大会出場権を獲得。2位がオセアニア地区3位とプレーオフを争う。