日本代表のエリサルド ヘッドコーチ 浅野キャプテン 大畑選手 日本代表 32-7 グルジア代表 ◎日本代表 ○ジャン・ピエール・エリサルド ヘッドコーチ「まず『今日は大畑の日!』(と日本語で) 春の練習の成果が出た良い試合でした、しかしあと4トライくらいは取れた試合で、その点では少し悔いがのこる。私はフランスのラグビーをしようとは考えていない。求めているのはあくまでもジャパンのラグビーだ」 ○浅野キャプテン「今日はやりたいことが表現できたが、体を当てるために、ブレイクダウンでもっと激しいコンタクトが必要と思う」 ○大畑選手 「この春から練習をしてきたので、今日の試合は手ごたえがあった。ミスも多かったが成果の出た試合でした。個人の記録がクリアーできてよかった。 55キャップで65トライ・・・・55通りのゲームがあり、55通りのメンバーに感謝している」 ――前半すぐにボールをもらってチャンスがあったがどうしようと思ったか。 ○大畑選手 「自分で行ってもよかったが、記録との葛藤、へんなプレッシャーがあった。しかしこれからは自分のプレーに専念できる」 ――モールでトライしたときは。 ○大畑選手 「あとで大野選手に『モールはフォワードで(点を)取らせてくれ(笑)』といわれたが、あのときは自分で行くしかないと思い、(ボールをグラウンディングすべく)モールの後ろへ後ろへと下がっていった(笑)」 ――6月4日のトンガ戦のメンバーは? ○エリサルド ヘッドコーチ 「それは近々に太田ジェネラルマネージャーから発表があるだろう。まずは明日のジーコの発表を楽しみにしてほしい(爆笑)」 グルジア代表のチェイシビィリ ヘッドコーチ(左)、ラパゼ キャプテン ◎グルジア代表 ○マルハズ・チェイシビィリ ヘッドコーチ 「来日にあたり選手が足りなくて最高のプレーを見せることができなかったことが残念。日本のディフェンスが良く、攻撃でフォワードにミスがあった」 ○グリゴル・ラパゼ キャプテン「私としては、両方のチームを褒めてやりたい。特に、グルジアの選手はフランスのリーグで1試合、日本で2試合、一週間で3試合を行った。長旅もあった。非常に良く頑張ってくれたと思う。日本チームは前半も後半も良いプレーをした。 また、来日に際しては多岐にわたり大変良くしていただき感謝している。 残念なのは、ヨーロッパでのレフリングと違うところがあって、今日のレフリーに対して早く、十分な対応ができなかったことです」 ――今日のメンバーから、グルジアのベストメンバーは何人でるのか。また、ベストメンバーでワールドカップを戦った場合どうなると思うか。 ○チェイシビィリ ヘッドコーチ 「コーチとしてはメインの選手として3人、ただし今日の試合を見たとおり、もっと選ばれるでしょう。私は魔法使ではないので、将来についていい加減ことはいえないが、ワールドカップは別世界なのでおもしろい試合が期待できると思う」 ――今日の試合で日本の弱点はどこか。 ○ラパゼ キャプテン 「モール、ラックの近辺を突くことで、22mまでは前進できたが、そこからは自分たちのミスで進むことができなかった」