この度、箕内拓郎選手(NECグリーンロケッツ所属)が、12月3日(土)に英国・レスター ウォーカースタジアムにて行われる「南アフリカ代表海外遠征100周年記念試合 南アフリカ vs ワールドXV」戦のワールドXVのメンバーに選出されました。

今回のワールドXV(フィフティーン)は、監督を務めるボブ・ドワイヤー氏とコーチを務めるブライアン・レッドパス氏らが選手選考を行いメンバーを選出しました。箕内選手のほかには、下記の選手たちが参加する予定です。

■ 大会名:
南アフリカ vs ワールドXV
■ 日 時:
平成18年12月3日(日)15:00キックオフ
■ 会 場:
英国・レスター ウォーカースタジアム
■その他の
参加選手(予定):
Justin Marshall (New Zealand), Andy Farrell (Great Britain), Michael Owen (Wales), Breyton Paulse (South Africa), Morgan Turinui (Australia), Fabio Ongaro (Italy) Brent Russell (South Africa) 等

以下は10日に行われた「日本代表 vs レッズ」戦の共同記者会見終了後の記者会見の内容です。

左から、太田治GM兼ヘッドコーチ、箕内拓郎選手、NECグリーンロケッツの高岩映善監督
左から、太田治GM兼ヘッドコーチ、箕内拓郎選手、NECグリーンロケッツの高岩映善監督

◎日本代表

○太田治ジェネラルマネージャー兼ヘッドコーチ
「この件は、オーストラリア首相XVのときに、ドワイヤー監督から、ぜひ箕内をといわれていました。非常に光栄な話であり、NECとしても、12月3日にはトップリーグの公式戦がありますが、いい機会なのでと高岩監督も理解を示してくださり、日本代表としても誇らしく、特に第三列から選ばれるというのは、歴史的な出来事だと思います」


◎NECグリーンロケッツ

○高岩映善監督

「(箕内選手に)おめでとうございます。我々のチームからワールドフィフティーンに選ばれるというのは、大変に光栄に思います。話をきいたとき、一瞬、複雑な思いにかられましたが、日本一ということはぼくにできても、世界でというのはぼくにはできないと考えました。彼のラグビー人生のなかでも重要なこと。チームみんなで応援したいと思います」


○箕内拓郎選手

「まず、トップリーグの試合があるにも関わらず、快く送り出してくれるチーム、関係者の皆様に感謝したいと思います。光栄なことですが、まだワールドカップの最終予選が終わっていないので、そこで勝って、イギリスに向かいたい」

――他にも世界のトップ選手が選ばれていますが、抱負は。
○箕内拓郎選手

「そういう(世界のトップの)選手といっしょにできるのがうれしいし、個人的に好きな南アフリカとできるので楽しみです。フィジカルで自分がどこまで通用するのか試してみたい」

――箕内選手が選ばれた理由は。
○太田治ジェネラルマネージャー兼ヘッドコーチ

「ドワイヤーさんの話では、ドワイヤーさんと、もうひとりのコーチの方で、各国の代表の試合をビデオ等で観て選んだということでした」