1.選手登録の方法 |
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(1) |
この大会の選手登録人数は、2006年8月31日までに日本協会へ競技者個人登録を完了している者の中から40名以内とする。 |
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(2) |
参加申し込み後、40名の選手登録を変更、追加、入替えすることは出来ない。申込時点で登録した選手のみに出場資格がある。 |
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(3) |
個人登録番号は、競技者個人登録の手続きをする際に各チームが付番した番号である。協会から通知されるものではないので十分注意すること。 |
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(4) |
試合ごとの登録選手は22名以内とする。試合会場到着時に大会本部受付へメンバー表を提出する。 |
2.選手の交替、入替え(競技規則第3条等参照) |
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(1) |
選手の交替、入替えは、「競技規則」の定めるところによる。(以下略説) |
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(2) |
チームが19~22名の選手を指名する場合には、少なくとも5人はフロントローとしてプレーできる選手でなくてはならない。 |
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(3) |
チームが16~18名の選手を指名する場合には、少なくとも4人はフロントローとしてプレーできる者でなくてはならない。 |
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(4) |
選手の交替(マッチ・ドクター、または医務心得者からプレー続行不可と勧告のあった場合)は、7名まで。 |
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(5) |
選手の入替えは、フロントローは2名まで、その他は5名まで。 |
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(6) |
入替わった選手は、その試合に再出場することは出来ない。但し、以下の場合を除く。 |
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1. |
出血した選手の一時的交替の場合。 |
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2. |
フロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合。 |
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(7) |
出血のための一時的交替は15分以内とし、それを越えた場合には正式交替として取り扱う。 |
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(8) |
コンタクトレンズ装用にかかる一時的交替は認めない。 |
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(9) |
交替、入替え、出血の手当てをする間の一時的交替は、必ずチームの交替指示者から第三タッチジャッジに告げてレフリーの許可を得て入退出すること。交替指示者以外の者が交替を申し出ても受け付けない。 |
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(10) |
レフリーの許可なく入退出した場合には、「競技規則」の不行跡として罰せられる。 |
3.シンビン、退場(競技規則第10条等参照) |
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(1) |
シンビン(一時的退出)となった選手は、ハーフウエイライン付近の所定の場所に位置しなければならず、レフリーが許可するまで、フィールド・オブ・プレーに入ってはならない。その間、チームコーチ等と接触してはならない.。 |
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(2) |
シンビンの時間は10分間とし、ハーフタイムの時間は含まれない。同一シーズンの公式試合において、累積3回目のシンビンが適用された選手は、そのまま退場となり、ゲームに再出場することは出来ない。また、次の1試合は出場停止となる。(各地域大会、国体その他の公式試合から累積適用されるので注意すること) |
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(3) |
フロントローの一人が退場もしくはシンビンとなった場合、当該チームの指名された全ての選手の中にフロントローがいなくなれば、レフリーはノンコンテストスクラムを命ずる。この場合、交替するフロントローが訓練され適切であるかどうかを決定し、またいるかどうかを決定するのはレフリーの責任においてではなく、チームの責任においてである。 |
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(4) |
入替えで退出した選手であっても、フロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合には、一時的交替でゲームに再出場することが出来る。 |
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(5) |
シンビンで一時的退出していた選手が戻ってきた時点で、一時的交替のフロントロー選手とその交替した選手は、元へ戻る。(この一時的交替は、入替えに数えない) |
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(6) |
累積シンビン退場以外の事由(不行跡等)で退場となった選手は、「退場を命じられたプレーヤーの措置」に基づいて、大会規律委員会で処分を決する。処分が決まるまで、試合には出場できない。 |
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(7) |
退場となった選手は、処分期間中はチームスタッフとして登録できず、また、グランド上の「チームエリア」への立ち入りを禁止する。 |
4.90分前受付 |
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(1) |
「チーム責任者」は、キックオフ120分前~90分前までに大会本部でチーム受付を済ませること。 |
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(2) |
大会本部より当日の必要な伝達を行うので代理の者ではなく、必ずその日にチームの窓口となる責任ある立場の者が出向くこと。 |
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(3) |
90分前受付時には、以下の事務手続きを行なう。 |
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1. |
当日の「メンバー/スタッフ表」を提出する。 |
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2. |
選手・リザーブ選手とスタッフ、スタッフ相互間は兼任できないことを確認する。 |
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3. |
その他試合運営に必要な事項を連絡する。 |
5.80分前「プレマッチ・ミーテイング」 |
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(1) |
キックオフ80分前に「プレマッチ・ミーテイング」を行う。当日出場できる選手・スタッフが確定される。この時点で到着していない選手・スタッフは、大会へ出場できない。 |
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(2) |
チーム競技委員は、80分前「プレマッチミーテイング」に、以下の人員を大会本部の所定の場所へ集合させなければならない。 |
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1. |
出場選手全員(リザーブ含む) |
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2. |
交替指示者(監督・コーチ)*学生不可 |
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3. |
メディカル・サポーター |
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4. |
記録係 |
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5. |
水係(3名以内) |
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6. |
チーム・ドクター(いるチームのみ) |
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(3) |
各チームの記録係は、記録席で「公式試合記録用紙」を記入すること。 |
6.ドレスチェック |
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(1) |
80分前「プレマッチ・ミーテイング」時に、大会役員と担当レフリーは、当日の出場選手全員のドレスチェックを行うと同時に、スムーズな試合運営のための意識統一を行う。 |
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(2) |
各出場メンバーが「メンバー表」に記載された本人であることを確認する。 |
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(3) |
選手の着用する服装(ジャージ、パンツ、ソックス)の統一性及びヘッド、アンダーシャツ・パンツ、サポーター類の基準適合性と安全性を確認する。 |
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(4) |
スパイク及び手の爪等の安全性を確認する。 |
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(5) |
レフリングに関する注意事項を伝達するとともにスムーズな試合運営について打ち合わせる。 |
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(6) |
80分前「プレマッチ・ミーテイング」に15人揃わないチームは不戦敗とする。 |
7.競技時、ハーフタイム時の諸注意 |
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(1) |
試合中、リザーブ選手やチームスタッフを含む関係者は所定の場所に位置し、静かに観戦すること。 |
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(2) |
リザーブ選手、監督・コーチ、交替指示者、メデイカル・サポーター、水係、記録係、その他のスタッフがゲームの進行とともにタッチサイドをうろうろ移動したり、指示の声を出すことを厳禁する。ラグビーはキャプテンシーのスポーツである。 |
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(2) |
競技規則以外の事由によるリザーブ選手、チームスタッフ等の不規律に関しては、当日のマッチコミッショナーより、注意、警告し、あるいは退場処分とする。 |
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(3) |
リザーブ選手は上着、トラックスーツを着用するなど、必ず競技中の選手と見分けがつく服装をすること。 |
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(4) |
出場選手以外のメンバーは、グランドに出て練習等に参加しないこと。 |
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(5) |
グランド内にチームベンチが設けられた場合、ベンチに入れるのは最大16名までとする。=リザーブ選手7、監督・コーチ1、メデイカル・サポーター1、水係3、競技(交替指示者含む)3、チームドクター1。 |
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(6) |
本大会のハーフタイムは、10分以内とする。控室に戻ることが出来る。控室に戻った場合、後半開始2分前までにはグランドに戻ること。 |
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(7) |
グランドで休息をとる場合、選手(リザーブ選手を含む)の休息地点は、5メートル・ラインより内側である。水、その他の持ち込みは、水係(各チーム3名以内/ビブス着用)が5メートル・ラインより内側の選手の所に持って入ること。うがいした口の中の水やレモンかす、チリ紙等はグランドへ捨てない。そのための空のバケツを持って入ること。 |
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(8) |
ハーフタイムの時、フィールド・オブ・プレーに入ることの出来る監督ないしコーチは、1名のみとする。(競技規則第6条C2を準用。ルール委員会、レフリー委員会との申し合わせ事項による) |
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(9) |
ホームチームの水係は、レフリーへ水、その他を持って行くこと。 |
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(10) |
グランドに水を持ち込む場合には安全な容器を用いること。(ビン類不可) |
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(11) |
芝生グランドにつき、必ずキックテーを用いること。キックテーは試合前にボール係に預けておくこと。 |
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(12) |
キックオフ前、ノーサイド後の整列は行わない。ラグビーはノーサイドとともにサイドの隔てがなくなるスポーツである。 |
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(13) |
ノーサイド後「表彰式」を行う。5メートルライン上にキャプテンを先頭に整列すること。 |
8.安全対策、脳しんとうの報告義務 |
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(1) |
大会参加に当たっては、あらかじめ健康診断を受診する等、選手の健康管理に充分配慮すること。特に、過去に頭部外傷や脳しんとうを起こしたことのある者は、必ず脳波検査、CT等の検査を受診させること。 |
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(2) |
グランドで明らかな頭部打撲を認め、その受傷時に応答(意識状態)の異常、あるいは、身体活動の異常が認められるものは、すべて競技規則にいう「脳しんとう」に該当するものと考えて退場させる。試合中に脳しんとうで退場した選手が出た場合には、チーム責任者は所定の用紙によって報告の義務がある。 |
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(3) |
脳しんとうによって退場した選手は、以後3週間は医師の診断書で認められた場合を除き、試合、練習には参加できない。 |
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(4) |
セカンド・インパクト(過去の頭部打撲が後日発症)による重症事故の事例の報告がされている。選手及び各チームは「安全」が第一優先順位であることを銘記する。 |
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(5) |
安全対策の見地から、出場選手はマウスガードを装用するよう務めなければならない。 |
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(6) |
日本協会の「競技者個人登録(=登録者傷害見舞金制度)」、及びスポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」の加入手続きに、漏れのないよう充分注意されたい。 |
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(7) |
保険証のコピー、選手の緊急連絡先等は、チーム責任者できちんと管理しておくこと。 |