1. 名称 第5回東西学生クラブ対抗試合
2. 主催 財団法人日本ラグビーフットボール協会
3. 主管 関西ラグビーフットボール協会、大阪府ラグビーフットボール協会、
4. 日程 2006年12月17日(日)、近鉄花園ラグビー場(10:00キックオフ)

5.参加資格
(1) 2006年4月1日現在、各都道県ラグビーフットボール協会に「チーム登録」された学生チームとし、メンバー全員が学生(大学院生含む)で構成されていること。但し、コンバインドチームは認めない。
(2) 昨年度の全ての公式大会で、棄権、不戦敗もしくは失格したチームの参加は認めない。
(3) 過去に未登録の選手を偽って出場させたチームないし選手も同様とする。
(4) 各クラブとも社会人の監督ないしコーチ(学生不可)が統率しているチームであること。
(5) 関東ないし関西学生クラブ選手権大会の優勝チームとし、かつ地域協会の推薦を受けたチームであること。
6.選手資格
(1) 本大会の選手資格は、財団法人日本ラグビーフットボール協会「日本協会規約」、及び、その他の施行細則に抵触しない者とする他、以下の特則に服する。
(2) 選手は満18歳以上の学生とし、高等学校在学中(定時制を含む)の者の参加は認めない。
(3) 2006年8月31日までに本大会へ出場する所属チームから日本協会へ競技者個人登録を完了した者に限る。
(4) 本年度の日本選手権大会(大学・社会人・クラブ等全てのジャンルを含む)につながる都道府県大会ないし地域大会で、既に一つのチームから選手登録された者は、前項の登録期限に関わらず、移籍して他のチームから本大会へ選手登録することは出来ない。
(5) 他のチームとの二重登録は認めない。
(6) 財団法人スポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」に加入していること。
(7) 本大会の選手資格に疑義がある場合には、日本ラグビーフットボール協会に於いて裁定する。
7.競技規則
(1) 2006年度財団法人日本ラグビーフットボール協会制定の「競技規則」による。
(2) 試合時間は40分ハーフとする。
(3) 試合中ノンコンテストスクラムが発生した場合、勝敗は得点どおりとする。
(4) 同点の場合には両チーム優勝とする。
8.賞罰
(1) 優勝および準優勝チームを表彰する。優勝チームには、賞状、日本ラグビーフットボール協会長杯、ニュージーランド航空盾を授与する。
(2) 参加資格を偽った場合、選手資格のない者が出場した場合には、その時点で失格とし、本年度及び次年度のすべての公式大会への出場を認めない。不戦敗ないし棄権したチームも同様とする。
(3) 未登録の選手ないし他チームに登録された選手を偽って出場させた場合(いわゆる替え玉等)には、以後すべての公式大会から排除する。
(4) その他、スポーツマンシップに反する行為があった場合は上記(2)を適用する。
(5) (2)(3)(4)いずれの場合にも事実発生時の相手方チームを勝者とし、それ以前のものには触れない。
(6) 出場チームはその所属するチームの応援団の行為についても責任を負うものとする、
(7) 本大会で生じた不規律に関しては、チームないし選手に告知聴聞の機会を与えた上で、大会規律委員会で処分を決する。
9.費用
(1) 大会参加料=30,000円(代表者会議に於いて徴収)
(2) 来征チームには片道交通費の一部を協会規定に基づいて日本協会が補助する。その他の交通費、宿泊費等はチームの負担とする。
(3) 既納の参加料及び諸費用は、いかなる事由でも返還しない。
10.スケジュール
・12月16日(土)前日ミーテイング(花園ラグビー場会議室) *時間は追って通知
・12月17日(日)受付開始8:00~(正面玄関から入場)
・試合開始(キックオフ)10:00分(40分H)
・ノーサイド40分後を目処に、アフターマッチ・ファンクション開始
11.大会申込方法
(1) 参加チームは、登録選手40名以内で所定の参加申込書を作成し、下記の提出物全て(欠けた場合は受付けない)を、締切日(遅れた場合も受付けない)までに郵送すること。
(2) 各チームは連絡担当者のメールアドレスを必ず指定すること。連絡は原則として電子メールで行う。
(3) 提出物
1.大会参加申込書(フロッピーも同時提出)
2.全国大会用記録データ入力シート(フロッピーも同時提出)
3.日本協会・競技者個人登録用紙(8月31日現在の競技者個人登録=チーム控え=)の写し
4.スポーツ安全協会・加入依頼書の写し
締切日
11月30日(木)必着
大会主催
財団法人日本ラグビーフットボール協会、事業委員会クラブ大会部門
郵送先
(事務取扱い)
〒107-0061東京都港区北青山2-8-35秩父宮ラグビー場
関東ラグビーフットボール協会クラブ委員会

*封筒の表書きに赤字で、<東西学生クラブ対抗試合・参加申込書在中>と表記すること。

東西学生クラブ対抗試合・参加上の諸注意

東西学生クラブ対抗試合は、学生クラブの地位向上と出場選手のモチベーション向上のため、近鉄花園ラグビー場というラグビープレーヤー憧れの地で、東西の学生クラブが雌雄を決する大会です。全国大学選手権大会の前座試合というまたとない晴れ舞台が用意されています。また、この大会は単に覇を競うだけが目的ではなく、ラグビーを通じてマナーの向上やラグビースピリットの涵養など、紳士のスポーツラグビーを日々実践することも大きな目標の一つとしています。従って、大会に出場する選手の皆さんは、全国の学生ラガーメンの代表として全力でプレーすることはもちろん、学生ラガーマンとして相応しいスポーツマンシップを発揮して、マナーやスピリッツの面でも陵駕してください。学生クラブの大会はクラブに集う学生ラガーメンが自らの手で運営する「仲間立*」による大会です。お互いが気持ちよくラグビーをやるための紳士協定として、大会要項はじめ諸規約を理解し、大会を自らの手で有意義なものに作り上げて行きましょう。
*「仲間立」(なかまりつ)=公立、国立、私立・・・の「立」で、仲間が協同して作り上げるという趣旨。

競技に関する諸注意事項
=事前、試合当日、試合後の諸ルール=

1.選手登録の方法
(1) この大会の選手登録人数は、2006年8月31日までに日本協会へ競技者個人登録を完了している者の中から40名以内とする。
(2) 参加申し込み後、40名の選手登録を変更、追加、入替えすることは出来ない。申込時点で登録した選手のみに出場資格がある。
(3) 個人登録番号は、競技者個人登録の手続きをする際に各チームが付番した番号である。協会から通知されるものではないので十分注意すること。
(4) 試合ごとの登録選手は22名以内とする。試合会場到着時に大会本部受付へメンバー表を提出する。
2.選手の交替、入替え(競技規則第3条等参照)
(1) 選手の交替、入替えは、「競技規則」の定めるところによる。(以下略説)
(2) チームが19~22名の選手を指名する場合には、少なくとも5人はフロントローとしてプレーできる選手でなくてはならない。
(3) チームが16~18名の選手を指名する場合には、少なくとも4人はフロントローとしてプレーできる者でなくてはならない。
(4) 選手の交替(マッチ・ドクター、または医務心得者からプレー続行不可と勧告のあった場合)は、7名まで。
(5) 選手の入替えは、フロントローは2名まで、その他は5名まで。
(6) 入替わった選手は、その試合に再出場することは出来ない。但し、以下の場合を除く。
1. 出血した選手の一時的交替の場合。
2. フロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合。
(7) 出血のための一時的交替は15分以内とし、それを越えた場合には正式交替として取り扱う。
(8) コンタクトレンズ装用にかかる一時的交替は認めない。
(9) 交替、入替え、出血の手当てをする間の一時的交替は、必ずチームの交替指示者から第三タッチジャッジに告げてレフリーの許可を得て入退出すること。交替指示者以外の者が交替を申し出ても受け付けない。
(10) レフリーの許可なく入退出した場合には、「競技規則」の不行跡として罰せられる。
3.シンビン、退場(競技規則第10条等参照)
(1) シンビン(一時的退出)となった選手は、ハーフウエイライン付近の所定の場所に位置しなければならず、レフリーが許可するまで、フィールド・オブ・プレーに入ってはならない。その間、チームコーチ等と接触してはならない.。
(2) シンビンの時間は10分間とし、ハーフタイムの時間は含まれない。同一シーズンの公式試合において、累積3回目のシンビンが適用された選手は、そのまま退場となり、ゲームに再出場することは出来ない。また、次の1試合は出場停止となる。(各地域大会、国体その他の公式試合から累積適用されるので注意すること)
(3) フロントローの一人が退場もしくはシンビンとなった場合、当該チームの指名された全ての選手の中にフロントローがいなくなれば、レフリーはノンコンテストスクラムを命ずる。この場合、交替するフロントローが訓練され適切であるかどうかを決定し、またいるかどうかを決定するのはレフリーの責任においてではなく、チームの責任においてである。
(4) 入替えで退出した選手であっても、フロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合には、一時的交替でゲームに再出場することが出来る。
(5) シンビンで一時的退出していた選手が戻ってきた時点で、一時的交替のフロントロー選手とその交替した選手は、元へ戻る。(この一時的交替は、入替えに数えない)
(6) 累積シンビン退場以外の事由(不行跡等)で退場となった選手は、「退場を命じられたプレーヤーの措置」に基づいて、大会規律委員会で処分を決する。処分が決まるまで、試合には出場できない。
(7) 退場となった選手は、処分期間中はチームスタッフとして登録できず、また、グランド上の「チームエリア」への立ち入りを禁止する。
4.90分前受付
(1) 「チーム責任者」は、キックオフ120分前~90分前までに大会本部でチーム受付を済ませること。
(2) 大会本部より当日の必要な伝達を行うので代理の者ではなく、必ずその日にチームの窓口となる責任ある立場の者が出向くこと。
(3) 90分前受付時には、以下の事務手続きを行なう。
1. 当日の「メンバー/スタッフ表」を提出する。
2. 選手・リザーブ選手とスタッフ、スタッフ相互間は兼任できないことを確認する。
3. その他試合運営に必要な事項を連絡する。
5.80分前「プレマッチ・ミーテイング」
(1) キックオフ80分前に「プレマッチ・ミーテイング」を行う。当日出場できる選手・スタッフが確定される。この時点で到着していない選手・スタッフは、大会へ出場できない。
(2) チーム競技委員は、80分前「プレマッチミーテイング」に、以下の人員を大会本部の所定の場所へ集合させなければならない。
1. 出場選手全員(リザーブ含む)
2. 交替指示者(監督・コーチ)*学生不可
3. メディカル・サポーター
4. 記録係
5. 水係(3名以内)
6. チーム・ドクター(いるチームのみ)
(3) 各チームの記録係は、記録席で「公式試合記録用紙」を記入すること。
6.ドレスチェック
(1) 80分前「プレマッチ・ミーテイング」時に、大会役員と担当レフリーは、当日の出場選手全員のドレスチェックを行うと同時に、スムーズな試合運営のための意識統一を行う。
(2) 各出場メンバーが「メンバー表」に記載された本人であることを確認する。
(3) 選手の着用する服装(ジャージ、パンツ、ソックス)の統一性及びヘッド、アンダーシャツ・パンツ、サポーター類の基準適合性と安全性を確認する。
(4) スパイク及び手の爪等の安全性を確認する。
(5) レフリングに関する注意事項を伝達するとともにスムーズな試合運営について打ち合わせる。
(6) 80分前「プレマッチ・ミーテイング」に15人揃わないチームは不戦敗とする。
7.競技時、ハーフタイム時の諸注意
(1) 試合中、リザーブ選手やチームスタッフを含む関係者は所定の場所に位置し、静かに観戦すること。
(2) リザーブ選手、監督・コーチ、交替指示者、メデイカル・サポーター、水係、記録係、その他のスタッフがゲームの進行とともにタッチサイドをうろうろ移動したり、指示の声を出すことを厳禁する。ラグビーはキャプテンシーのスポーツである。
(2) 競技規則以外の事由によるリザーブ選手、チームスタッフ等の不規律に関しては、当日のマッチコミッショナーより、注意、警告し、あるいは退場処分とする。
(3) リザーブ選手は上着、トラックスーツを着用するなど、必ず競技中の選手と見分けがつく服装をすること。
(4) 出場選手以外のメンバーは、グランドに出て練習等に参加しないこと。
(5) グランド内にチームベンチが設けられた場合、ベンチに入れるのは最大16名までとする。=リザーブ選手7、監督・コーチ1、メデイカル・サポーター1、水係3、競技(交替指示者含む)3、チームドクター1。
(6) 本大会のハーフタイムは、10分以内とする。控室に戻ることが出来る。控室に戻った場合、後半開始2分前までにはグランドに戻ること。
(7) グランドで休息をとる場合、選手(リザーブ選手を含む)の休息地点は、5メートル・ラインより内側である。水、その他の持ち込みは、水係(各チーム3名以内/ビブス着用)が5メートル・ラインより内側の選手の所に持って入ること。うがいした口の中の水やレモンかす、チリ紙等はグランドへ捨てない。そのための空のバケツを持って入ること。
(8) ハーフタイムの時、フィールド・オブ・プレーに入ることの出来る監督ないしコーチは、1名のみとする。(競技規則第6条C2を準用。ルール委員会、レフリー委員会との申し合わせ事項による)
(9) ホームチームの水係は、レフリーへ水、その他を持って行くこと。
(10) グランドに水を持ち込む場合には安全な容器を用いること。(ビン類不可)
(11) 芝生グランドにつき、必ずキックテーを用いること。キックテーは試合前にボール係に預けておくこと。
(12) キックオフ前、ノーサイド後の整列は行わない。ラグビーはノーサイドとともにサイドの隔てがなくなるスポーツである。
(13) ノーサイド後「表彰式」を行う。5メートルライン上にキャプテンを先頭に整列すること。
8.安全対策、脳しんとうの報告義務
(1) 大会参加に当たっては、あらかじめ健康診断を受診する等、選手の健康管理に充分配慮すること。特に、過去に頭部外傷や脳しんとうを起こしたことのある者は、必ず脳波検査、CT等の検査を受診させること。
(2) グランドで明らかな頭部打撲を認め、その受傷時に応答(意識状態)の異常、あるいは、身体活動の異常が認められるものは、すべて競技規則にいう「脳しんとう」に該当するものと考えて退場させる。試合中に脳しんとうで退場した選手が出た場合には、チーム責任者は所定の用紙によって報告の義務がある。
(3) 脳しんとうによって退場した選手は、以後3週間は医師の診断書で認められた場合を除き、試合、練習には参加できない。
(4) セカンド・インパクト(過去の頭部打撲が後日発症)による重症事故の事例の報告がされている。選手及び各チームは「安全」が第一優先順位であることを銘記する。
(5) 安全対策の見地から、出場選手はマウスガードを装用するよう務めなければならない。
(6) 日本協会の「競技者個人登録(=登録者傷害見舞金制度)」、及びスポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」の加入手続きに、漏れのないよう充分注意されたい。
(7) 保険証のコピー、選手の緊急連絡先等は、チーム責任者できちんと管理しておくこと。

プレーヤーの服装/ジャージの規定/ラグビーマナー
(競技規則第4条、日本協会規約、各種通達等参照)

服装マナーの乱れは<紳士のスポーツ=ラグビー>のイメージを著しく傷つけ、品位を貶める行為であり、次代を担う青少年のラグビー離れを招いている元凶である。学生クラブ選手が先頭に立って服装の乱れを正し、ラグビーの発展に草の根から貢献してゆこう。以下は、競技規則や協会通達類を総合して記述したものである。

1.服装の統一
(1) セカンドジャージの用意/各チームは、ファーストジャージの他に、セカンドジャージ(いずれも背番号の欠番のないもの一式)を準備すること。
(2) ジャージ、パンツ、ソックスは、チーム全員統一されていること。不統一の選手、その他服装規定に反した選手は出場できない。
(3) パンツのスリットライン、ソックスの折り返しの不統一は認めない。チームマークのついたパンツを着用するチームは、全員が統一されていること。
(4) スパイク/固定式のスタッド(一体形成型ゴム底のもの)であれば、鋭い形状の部分や鋭く隆起している部分がない限り、イボ状またはブレードタイプのものの着用を認める。取り外し式スタッドの場合には、ブレードタイプの着用は認めない。
(5) アンダーシャツ/着用する場合にはジャージと同系色か黒または紺色のものに限る。色は単色とし、柄およびマークなど(メーカーロゴを含む)のないものであること。ジャージのソデより長いアンダーシャツは着用できない。
(6) アンダーパンツ(スパッツ)/パンツより長いスパッツを着用する場合には、パンツと同色の物、または白色に限る。タイツタイプのアンダーパンツは着用できない。
(7) サポーター類(膝、ヒジ等)/着用する場合にはパンツと同色の物か白色に限る。
(8) サポーター類を着用しなければならないほど完治していないケガの場合には試合出場を避けること。
(9) ヘッドギアー(ヘッドキャップ)、ショルダーパット/色規制はないが、<IRBマーク>の付いたもの以外は着用できない。ドレスチェックは型番などではなく、<IRBマーク>の有無のみで判断する。
(10) ジャージその他の用具に血液が付着した場合には、直ちに取り替えなければならない。ジャージの損傷、血液の付着に備えて、スペアージャージを準備すること。
2.ジャージのデザイン
(1) ジャージには背番号を表示する。1~15番は先発メンバーとし、16~22番をリザーブメンバーが着用する。
(2) フッカーのリザーブは16番、もう一方のフロントローのリザーブは17番とする。その他のリザーブは18番から22番とし、フォワードからバックスへと背番号を付けるものとする。
(3) ジャージは、エリ付きのもので、ソデは最低肩からヒジまでの長さを有するものであること。胸にマークを付ける場合には、100平方cmを限度とし、1ケ所のみとする。
(4) ジャージの素材は、衣類として使用できるものであれば可とする。ジャージは前立のあるもので、前立の長さは80~150mmとする。エリは縦型の場合、高さを35mm以上とする。
(5) ジャージに胸マークを入れる場合には、全員が統一されていること。不統一なものや、取れたもの等一切認めない。また、破れやほころびは補修し洗濯された清潔なものであること。
(6) 背番号を縫い付けた場合には、四隅だけでなくしっかりとジャージに縫い付けて、試合中取れないようにすること。また、縫い付けとプリントの混在は認めない。
(7) 学生チームは、広告の入ったジャージの着用は認めない。
3.プレーヤーの着こなし
(1) 参加選手は全国の学生ラガーマンの代表としてふさわしい服装、身だしなみを心がける。
(2) 選手は以下の着こなしを遵守すること。レフリーや競技役員から指摘される前に、各自、各チームで正すこと。
1. ソックスはきちんと上げる。試合中ずり落ちないようテープ等できちんと止めること。
2. パンツの上に出たジャージは、常に注意してパンツの中に入れる。
3. ジャージのエリを内側へ折り込まない。ラグビーはエリのあるスポーツである。
4. ジャージのソデを極端にたくし上げたり、テープで止めたりしない。
(3) 80分前プレマッチミーテイングの前に、レフリー及び競技役員がドレス・チェック(服装、スタッド等の検査)を行う。選手は、レフリーと競技役員の指示に従うこと。
(4) ドレスチェックで不許可となったものを競技区域で着用していた場合には、その時点で「競技規則」第4条7(c)により退場となる。
(5) 服装規定に関して不明な点は事前に大会実行委員会まで問い合わせをする等、当日のドレス・チェックの際にトラブルが起きないよう、事前の徹底、再確認を充分しておくこと。
4.ラグビー・マナー
(1) レフリーへの批判、選手への感情的発言・暴言、セルフジャッジ・・・等々、非紳士的行為と言動は厳禁する。選手以外の監督、コーチ、その他のスタッフ、応援団も同様に禁ずる。試合中は静かにプレーし、観戦する。その日グラウンドに集った全てのラグビー仲間への敬意と尊敬の念を忘れないこと。
(2) 試合会場への往復、交歓会(アフタマッチ・ファンクション)、開会式、代表者会議などにはコート&タイの正装で臨むこと。
(3) 試合会場への往復は正装とし、会場において着替えること。
(4) アフタマッチ・ファンクションに際しては、出席者全員が必ず上着を着用し、コートやマフラー、帽子、手袋等をとり、身だしなみを整えて出席すること。
(5) 会場への往復の際、ボール、やかん、空気入れ等は、ムキ出しで持ち運ばないこと。
(6) 更衣は定められた場所で行い、また、ロッカーエリア外には裸体で出てはならない。更衣室の後始末は、たとえ自チームが汚したものでない場合でも清掃し、清潔保持に努めて頂きたい。
(7) ゴミ(グランド内ばかりでなく更衣室のゴミも含む)は、必ず各自、各チームで持ち帰ること。
(8) 会場会場内は、グランド、更衣室、交歓会会場、駐車場、その周辺区域を含めて全面禁煙とする。

メデイカル・サポーター/水係り

(1) 各チームは、有資格のメディカル・サポーター(認定証を持参)を必ず帯同して用意すること。リザーブ選手、スタッフとの兼任を禁ずる。無線機を使用する場合には必ず周波数を大会本部に申告し、レフリーと混信が生じないように注意すること。
(2) 試合前にレフリー、タッチジャッジ、マッチドクター等と充分な打ち合わせをし、負傷者発生の場合でゲームの中断を求める場合に備えてレフリー及び大会役員と「シグナル」の確認を行ない、適切な行動がとれること。
(3) メディカル・サポーターの他に水係(3名以内)がグラウンドに入ることができる。但し、任務は水入れのみとし、無線機等の使用はできない。
(4) メディカル・サポーター、水係は、自チームの応援をしたり、指示の声を出したりしてはならない。コーチが兼任することを禁ずる。コーチとは登録上のコーチならびにコーチングスタッフ全員を指し、彼らの指示を伝達する者も含まれる。これらの者の不行跡は、退場の対象となる。
(5) メデイカル・サポーター、水係は、大会本部から貸与する所定のビブスを着用すること。

ホームチームの定義/ジャージが同系色の場合の措置

(1) ホームチームの定義/ホームチームとは、開催地から地理的に近い方のチームとする。
(2) ホームチームの役割/ホームチームは、相手チームと連絡を取り合い、試合1週間まえまでに、レフリーに確認の連絡を入れること。連絡事項は、期日、キックオフ時間、場所の他に、当日両チームが着用するジャージの色を必ず通知すること。
(3) アフタマッチ・ミーテイングでは、ホームチームの「チーム責任者」が進行に責任を持つこと。
(4) ジャージが類似した場合/ジャージが同系色の場合には、以下の順序で着用するウエアーを決める。
1. ファーストジャージが類似した場合には、両チームともセカンドジャージ。
2. セカンドジャージが類似した場合には、ホームチームがセカンドジャージ、ビジターチームがファーストジャージ。
3. それでも類似した場合には、ホームチームがファーストジャージ、ビジターチームがセカンドジャージ。
4. それでも決まらない場合には、大会実行委員会が指定した方法で決める。
5. 両チームで話し合ったジャージ色は、必ず大会本部の承認を得ること。