【はじめに】 |
本年12月に(財)日本ラグビーフットボール協会が主催する第12回全国ジュニアラグビー大会においては下記に記載した事項を準拠して運用いたしますので、周知徹底していただきたくお願いいたします。なお、下記記載事項以外は、「ジュニアラグビーの競技規則」に準じることといたします。 |
また、同時に「ジュニアラグビーの競技規則の補足説明と一部改定などに関するお知らせ」を三地域協会を通して各都道府県ラグビーフットボール協会に通知いたしますが、当該事項は今大会で実施する事項とほぼ同一の内容(但し、本大会で実施するビニーの使用を原則自粛とマウスガードの全面義務化を除く)となっています。 |
【全国ジュニアラグビー大会で実施する事項】 |
1.Jr.ラグビーの競技規則〔今大会で実施し、H19年度で規則改訂を予定〕 |
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第3条 プレーヤーの人数 |
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注意事項 |
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(i) |
登録プレーヤー数と最低交替人数の特例措置 |
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(現行) |
チームのメンバー登録は22名とし、前後半で少なくとも4名の交替を行うことを原則とする。↓ |
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(実施) |
チームのメンバー登録は22名とし、ハーフタイムに少なくとも4名の交替を行うことを原則とする。 |
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【補足説明】 |
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同条文では「“前後半で”少なくとも4名の交替を行う」という記載となっていますが、実際には、前半の最初、又は後半の最後の1分に選手を交替するという事例が散見され、選手の育成、教育的な見地、及び指導上、好ましいこととは言えないことから上記・ハーフタイムに交替することいたします。 |
2.Jr. ラグビーの競技規則〔今大会で実施し、H19年度で規則を新設する予定〕 |
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第4条 プレーヤーの服装 |
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1. |
マウスガードの装着「安全対策・指導措置」 |
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原則としてプレーヤーはマウスガードを装着するよう努める。(「今大会では義務化とする」)。但し、その他の大会については、当面の間、各協会及び指導者は、プレーヤーがマウスガードを装着するよう指導する。 |
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2. |
着用を禁止するもの「指導措置」 |
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ヘッドキャップのサイズを調節する後頭部のヒモなどの付属品はヘッドキャップ本体と同色、同系色とし、華美にしてはならない。 |
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【補足説明】 |
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1. |
今大会では義務化することといたします。当協会では、近い将来の全ての大会での義務化を前提にしてプレーヤーがマウスガードを装着するよう指導することといたします。但し、時期については各協会の準備が整ったことが確認できた時点といたします。 |
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2. |
ヘッドキャップの後頭部の紐などをピンクやその他の蛍光色にし、過度に華美にする事例があるため指導措置としてお願いするものです。 |
3.今大会で実施し、継続検討する事項 |
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~平成19年度のJr. ラグビー競技規則で新設するか否かは未定~ |
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第3条プレーヤーの服装 |
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3. |
原則として着装を見合わせるもの「指導措置」 |
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ヘッドキャップ内側で、頭に着装するスイミングキャップ状のものは原則として、着装を見合わせるよう指導する。但し、外傷などの理由によって頭部を保護する目的で着装を希望する場合は、ドレスチェック時にレフリーに申請し、許可を得ることによってその着装を認めることとする。 |
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【補足説明】 |
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ヘッドキャップの内側で、頭部に着装する「ビニー」等と称されているスイミングキャップ状のものは、製品の効能においては頭部を冷却する効果をいわれています。この効果に関して否定するものではありませんが、ジュニアラグビーにおいては未成年者であるプレーヤーの保護者の費用負担の軽減に配慮し、今大会ではその使用を自粛するよう指導いたします。但し、上記のように頭部の外傷の保護など安全対策上、必要であると判断できる場合は、着装を認めることといたします。 |
4.Jr.ラグビーの競技規則〔確認事項。H19年度、競技規則で文章を追加予定〕 |
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第19条 タッチライン及びラインアウト |
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2. |
ラインアウトにおける制限 |
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(a) の文章の最後に追加→また、サポートするプレーヤーは2名とする。 |
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【補足説明】 |
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2名でのサポート以外のサポート行為は具体的にはあまり現実的なことではないものの、質問事項として問い合わせがあったため、記載文章に追加し、安全な運用の徹底を図るものです。 |
5. 今大会で実施し、継続検討する事項 |
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~平成19年度のJr. ラグビー競技規則で新設するか否かは検討中~ |
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第19条タッチライン及びラインアウト |
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(c) ラインアウトの外からのサポート「指導措置」 |
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ボールを投入するプレーヤー(スローワー)の相手側(ディフェンス側)のプレーヤーが、タッチラインと5メートルラインの間( ラインアウトの外側)からラインアウトに並んでいる味方のプレーヤー(ラインアウトプレーヤー)をサポートすることはできない。 |
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【補足説明】 |
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原則としてJr.ラグビーの競技規則に記載されていないプレーについては、日本ラグビーフットボール協会が定める競技規則(以下「15人制ラグビーの競技規則」という。)に準じているのはご存知の通りですが、当該行為につきましてはプレーヤーの練習時間と基本技術の相関、及びプレーヤーの安全確保など、U15時期のラグビー競技として相応しいか否かに関して検討中です。この為、今大会では当該事項について自粛することといたします。 |
6.Jr. ラグビー競技規則〔今大会で実施し、平成19年度で新設する予定〕 |
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第20条 スクラム |
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7. スクラムの終了「安全対策・指導措置」 |
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スクラムの最後尾のプレーヤーが、その足もとにボールがある状態で、バインドをはずしボールを拾い上げることによってスクラムを終了することはできない。 |
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(a) |
スクラム終了後の最後尾のプレーヤーのプレー |
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スクラムのトンネル以外からボールがスクラム外に出たことによってスクラムが終了し、その後に最後尾のプレーヤーが最初にボールを拾い上げることはできる。 |
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(b) |
故意のプレーの禁止 |
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故意にスクラムの中にあるボールをプレーヤーが足で最後尾のプレーヤーの横のスクラム外にボールを出すことによって、スクラムを終了させ、最後尾のプレーヤーがボールを拾い上げることはできない。 |
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【補足説明】 |
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15人制ラグビーの競技規則第20条第10項スクラムの終了(c)では、スクラムの最後尾のプレーヤーがボールを持ち出すプレーが可能となっています。但し、8人でスクラムを形成する15人制ラグビーでは一般には3列目のプレーヤーが最後尾のプレーヤーとなります。一方、ジュニアラグビーでは最後尾のプレーヤーは2列であるロックということになります。ロックは15人制では、最後尾のプレーヤーにはなり得ません。この為、ジュニアラグビー競技では、安定したスクラムの形成とプレーヤーの安全を確保することを重視し、これを行わないことといたします。 |