日本代表 3-51 ジュニア・オールブラックス(6月24日(日)14:10 at東京・秩父宮ラグビー場)
◎日本代表
――前半はよかったのに、後半は崩れましたが。
○ジョン・カーワン ヘッドコーチ
「前半はハーフタイムに非常に満足して入れましたが、ラインの機能と1対1でのタックルが課題でした。後半のはじめに1対1のタックルを外され、思うように走られてしまいました。修正点としては、80分間続けてプレッシャーをかけることと、1対1のタックルの精度を上げることです」
――後半、どうしてうまくいかなくなったのでしょうか。
○大野ゲームキャプテン
「今日に関しては、ジャパンのディフェンスに対して、JABが後半対応して合わせて来られたと思います」
――先週のサモア戦と比べると。
○大野ゲームキャプテン
「フィジカルな部分については、サモアと大差なく耐えられましたが、ハンドリングスキルというか、パスを放るスキルにやられたと感じました」
――ワールドカップに向けて、選手の能力は高くなってきたのでしょうか。
○カーワン ヘッドコーチ
「まず、ターゲットどおりに向かっています。局面、局面では対応できているので、後はプレッシャーの下でやれるかという問題です。また、最後までアタックを終わりきれないところがあります。しかし、パシフィック・ネーションズ・カップでは、これまででベストの出来でした。JABは他のチームからも50点取るチームですから」
――サモア戦からトライが獲れていませんが。
○カーワン ヘッドコーチ
「(日本語で)がまん(笑)。まず我慢することです。今日のラインブレイクは良かったし、リードも良かった。最後まで我慢し切れなかったのが問題です。そこで、我慢できたらフィニッシュまでもっていけたのは見えています」
――後半はノートライでしたが。
○カーワン ヘッドコーチ
「今はゲームマネジメントを勉強しているところですが、後半の最初の20分が良くなかった。常に敵陣でゲームをしていくことが大事です。今後はアタックを敵陣で進め行きたいと思います」
――ワールドカップでは2勝できますか。
○カーワン ヘッドコーチ
「PNCでは、ベストを尽くしてジャパンのスピリットをお見せすることができてハッピーです。本来、サモア、フィジー戦は勝つべき試合でしたが、結果をネガティブに捉えず、ポジティブに受け止めています」
――後半、選手が疲れているように見えたが、サモア戦の疲れが残っているのですか。
○カーワン ヘッドコーチ
「イエスと答えれば、言い訳になります。テストマッチは1週間ごとに1回のこのレベルです。ワールドカップではもっとタフな試合が続きます。前半競った試合を後半もできるように、ゲームマネジメントとメンタルタフネスを高めていきます」
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