●6月24日(日)

6月22日(金)に今年度国体開催県である秋田県に高校代表選手を召集し、強化合宿を行っています。この合宿は秋田県ラグビー協会の絶大なる支援のもと、ラグビーフットボール競技の主会場である八橋球技場を借用しています。すばらしく手入れの行き届いた天然芝のグラウンドの上で、選手たちはまだまだとまどいながらも日一日とコミュニケーションも生まれ、1つのチームとなるべく練習に励んでいます。練習は国体に出場するオール秋田の少年チームとの合同練習を行い、セットプレーの確認とアタックのオプション、DFの統一を中心としています。

23日の練習
23日の練習

6月24日(日)にはオール秋田との親善試合を行いました。快晴の中でのキックオフ。この試合を照準として準備してきたオール秋田の意欲は攻防ともに高校代表を上回り8分に先制トライを秋田が奪いました。高校代表もその後反撃を開始し16分、25分とトライを奪い前半を高校代表が12-7とリード。後半開始早々4分、5分と高校代表がトライして突き放すかと思われましたが、前に出る防御と低いタックル、攻撃ではモールドライブとBKの思い切った外展開で粘り26分に再び高校代表からトライを奪いましたが、終了間際に高校代表がもう1トライ追加し31-12(5T3G - 2T1G)でノーサイドとなりました。ちびっこから少年、大人まで幅広い年齢層のラグビーファンが競技場に足を運んでいただきました。

合宿は25日の午前中の練習で終了となりますが、出てきた課題にどう向き合って、どのように対処していくかスタッフ・選手一丸となって前向きに取り組んでいきたいと考えています。ラグビー王国秋田らしく秋田のラグビー関係者が力を合わせて今回の強化合宿に取り組んでいただいたことが、さまざまな場面から伝わってきました。改めて高校代表一同感謝の念を禁じ得ません。(榎本孝二)

◎田中監督
「個々の防御力の弱点がはっきりとし、チームとしてのコミュニケーション不足があり、個人プレー主体のゲームとなってしまいました。7月の直前合宿では防御のスタート、個人のヒット力を鍛え直し、攻撃面ではチームプレーを意識した準備を行い、オーストラリアに遠征させていただきたいと考えています」

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合

24日の試合