ATQプロジェクト海外派遣選手としてオーストラリア、NSW協会に派遣されていた、近鉄ライナーズ所属のスクラムハーフ、金選手が、7月15日から北海道中標津で行われる日本代表サマーキャンプに参加するため、9日に帰国いたしました。

予定よりも約3週間早い帰国となりましたが、金選手としては、初めての日本代表活動への参加で、今回の海外派遣の経験を生かし、彼がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目です。

◎金選手

関西国際空港に元気な姿を見せた金選手
関西国際空港に元気な姿を見せた金選手

「今回のオーストラリア留学は自分にとって、とても良い経験でした。特に、オーストラリアでは皆、常にラグビーをすることを楽しもうという姿勢や雰囲気があり、自分も、改めてラグビーを楽しむことの大切さを思い出すことができました。
結果的に2ヶ月という非常に短期間になってしまったため、やり残した感もあり、ちょっと残念ではありますが、この2ヶ月間で、これまでの自分の考えと違う部分や、考えたこともなかったようなことをたくさん知ることができ、自分の伸びしろが広がったような気がします。まだまだ自分は成長できると実感でき、それだけでも非常に貴重な経験でした。
今回日本代表の合宿に突然呼ばれ、非常に大きなチャンスだと感じながらも、正直言って、はたして自分がついていけるのだろうか? というプレッシャーを感じています。でも、今回のこの貴重な経験を生かし、そのプレッシャーに負けずに、自分の大きな目標である"日本代表"に一歩でも近づきたいと思います」