7月14日(土)、ブルネイで行われたアジアラグビーフットボール協会(ARFU)理事会において、アジアラグビーフットボール協会選出の国際ラグビーボード(IRB)理事に、(財)日本ラグビーフットボール協会 副会長・専務理事の真下 昇が選出されました。アジア協会代表のIRB理事としては、日本協会からは初めての選出となります。 ◎真下 副会長・専務理事 「問題の山積しているアジアのラグビーを、どう導いていくか。IRBの場でアジアのために頑張っていくつもりです」 真下 昇(ましも のぼる) 1938年12月6日生まれ(満68歳) 財団法人日本ラグビーフットボール協会 副会長/専務理事群馬県立高崎高等学校、東京教育大学でスタンドオフとして活躍後、社会人、クラブチームでプレー。1969年、エリスクラブ韓国遠征の主務を務めたあと、プレーヤーを引退。その後、日本協会公認レフリーとして、日本協会主要試合および国際試合のトップレフリーとして活躍。日本協会レフリー委員長を歴任。 1980年 関東協会理事、その後、書記長 1992年 日本協会理事 2001年 日本協会理事・会計役 2002年 日本協会専務理事 2005年 日本協会副会長、専務理事も兼務 2007年 アジア協会選出IRB理事に就任 ■その他の決定事項 <役員改選> アジアラグビー協会の役員改選が行われ、会長以下次の5名が選出されましたので、お知らせいたします。任期は2年となります。 役職 氏名 所属協会 会長 チョイ・ワン・タエ Choi Won Tae 韓国協会 副会長 アディサク・ヘミュー Adisak Hemyoo タイ協会 事務局長 ロス・ミッチェル Ross Mitchell 香港協会 会計 デーモット・アグニュー Dermot Agnew 香港協会 IRB理事 真下 昇 Noboru Mashimo 日本協会 <アジア協会執行部の新設> 従来、年に2回開催されていた理事会を年1回とし、上記5役と執行委員5名、計10名からなる「執行部会」を年4回開催し、基本方針の検討・採択を委託することになりました。なお、執行部には、日本協会から徳増浩司・国際委員長が選出されました。 <「アジア5カ国対抗」の新設> これまで2年に1回開催されてきました「アジアラグビー大会(Asian Rugby Football Tournament)」に代わる大会として、平成20年4月より、新たに「アジア5カ国対抗(Asian Five Nations)」が開催されることになりました。 初年度のグループ分けは、現在のIRB世界ランキングから行われ、各グループの最下位のチームは、翌年下位リーグの優勝チームと自動的に入れ替わります。 グループ 出場国 アジア5カ国対抗 日本 香港 韓国 カザフスタン アラビアンガルフ アジアファースト ディビジョン スリランカ 中国 シンガポール 中華台北 アジアセカンド ディビジョン マレーシア タイ インド パキスタン 地区 ディビジョン フィリピン グアム マカオ インドネシア ブルネイ ラオス カンボジア モンゴル ウズベキスタン キルギスタン イラン カタール