新潟大 vs 武蔵工業大
穏やかな日差しの中、ゲームが開始された。開始2分、武蔵工大はゴール前ラインアウトよりチャンスをつかみモールサイドを突き先制トライ、0-5とする。5分新潟大はFWで圧力をかけゴール前ラックを連取し、左中間にトライを返す。15分には、モールで押し込み中央にトライ、12-5と逆転する。しかし徐々に新潟大FWに疲れがみえ、30分武蔵工大は、ラックサイドを突き右隅にトライ、12-10とする。前半終了際、新潟大は正面PKを決め、15-10で前半終了。
後半開始早々新潟大は、相手ミスにつけ込み敵陣深く攻め込むもスコア出来ず。反対に武蔵工大は、自陣よりFKをすばやく展開し左中間にトライ、15-15とする。5分武蔵工大は、1対1のDFが甘くなった新潟大に対し、モールサイドを突き、右中間にトライ、15-20と逆転。その後一進一退の攻防が続くが、徐々に武蔵工大のリズムになる。31分武蔵工大は、疲れの見えた新潟大よりラックを連取しゴール中央にトライ、15-27と突き放す。終了際に新潟大が最後の力を振り切り1トライ1ゴール奪い22-27とするがノーサイドとなり武蔵工大が決勝に進んだ。
中京大 vs 北九州市立大
個々の力で勝る中京大が最初からFW、BK一体となり攻め立てる。北九州市立大は、風上でキックを多用するが効果はでず。5分中京大は、敵陣22m付近でラックを連取し左中間に先制トライ。11、16、26分と3トライを追加し24-0で前半を終了。
後半、序盤から中京大の力は衰えず、個々の突進でチャンスを得て得点を伸ばし、9トライを追加。85-0で完勝し中京大が決勝に駒を進めた。
新潟大 vs 環太平洋大
陽春の暖かい日差しの中、信越の歴史ある新潟大と創部1年目の環太平洋大の試合が開始された。序盤より、FWの圧力で勝る新潟大だが、ノッコンなどのミスが多くスコアにならず。15分に新潟大がスクラムトライ。22分環太平洋大は、ゴール前へのハイパントを押さえ同点にする。しかし30分、34分とラインアウトからモールを押し込み連続トライを上げ17-7で前半終了。
後半、新潟大のFWの圧力は勢いを増し、モールを基点とした攻撃で4トライを追加し41-7でノーサイドをむかえ、準決勝に駒を進めた。
環太平洋 vs 新潟
帝塚山大 vs 武蔵工大
春を思わせる陽気の中、試合は始まった。序盤、お互いセットプレーからのミスが多くスコアにつながらない。15分武蔵工大は、相手パスをインターセプト。20分には、相手のキック処理のミスよりこぼれ球を拾いトライ、0-12とする。前半終了際、帝塚山大もゴール前ラックよりサイドを突き1トライを返し5-12で前半終了。
後半は、一進一退の攻防が続く中、FWの圧力で勝る武蔵工大が2トライを追加し、5-24で勝利し準決勝に駒を進めた。
武蔵工業 vs 帝塚山
東北福祉大 vs 中京大
地元、中京大登場で観客も増えた第3試合。開始5分中京大は、ラインアウトからのサインプレーでゴール中央に先制トライ。その後も1対1で勝る中京大が5トライを追加。前半終了際、東北福祉大も1トライを返し、7-38で前半終了。
後半もFWの接点での攻防で勝る中京大が3トライを追加。相手、東北福祉大の攻撃も1トライに押さえ12-59で中京大が勝ち、準決勝に駒を進めた。
中京 vs 東北福祉
北九州市立大 vs 道都大
午前中の日差しが雪雲に遮られ寒空の戻った中、開始された。お互いに手の着かない序盤。5分過ぎ道都大は、ゴール前ラックより9-10と展開し先制点。10分北九州市立大は、自陣で得たPKより展開しトライを返し、7-5となる。しかし、その後両チームともリズムが作れず、30分には、小競り合いから道都大にシンビン。一人少ない中、北九州市立大が1トライを追加し12-5で前半終了。
後半、お互いセットが安定せず、ミスも多く、各々のチャンスもPK、ノッコンで潰れ、スコアに至らないままノーサイドとなり、北九州市立大が準決勝に進んだ。