11月16日(日) 埼玉・熊谷

10月のワールドカップアジア予選で優勝した、7人制代表を応援してくださりありがとうございました。7人制代表は、来年3月にドバイで開催されるワールドカップ本選に向け強化していくため、埼玉県熊谷市でセレクション合宿をしています。

15日夜現地入りした選手たちは古舘トレーナーと面会し、16日(日)の熊谷ラグビー場ででセレクションマッチに備えゆっくり休んだようです。
16日は10時から30分間ウォーミングアップ、10時30分キックオフで鈴木貴士キャプテンの赤チームと成田秀悦キャプテンの青チームがホールドゲームを行いました。ホールドなので本来のパワーとは言えないまでも各選手の動きを見るには充分なゲームでした。試合は3トライずつの引き分けで終了し、午後の正式ゲームがより楽しみになりました。

午後は12時30分にキックオフ。先制トライは青チームの横山伸一(リコー)が決め、中園真司(ヤマハ)のゴールキックも成功しリードを奪いました。その後も成田秀悦(サントリー)がキレのある動きを見せテンポのよくボールをつなぎます。赤チーム横山健一(拓大)が拾ったこぼれ球を末松勇喜(ホンダヒート)がポスト中央に見事トライ。北川智規(三洋)が難なくコンバージョンを成功させ同点に追いつきます。取っては取られの展開が続きます。青ボールスクラムから出たボールを神尾卓志(セコム)から成田、最後は横山(伸)が得意のステップで2トライ目をあげます。その直後、今度は横山(健)がハーフウェイラインから独走トライ。前半は中園、北川ともに2回のゴールキックを決め同点で終了です。

後半、北川からタイミングの良いパスをもらった山口哲生(三菱重工)が走り抜けてトライ。青チームも山田章人(ホンダヒート)がキープしたボールを、今度は横山兄弟の弟伸一が敵陣ゴール前から独走トライ。スクラムからつないだボールを北川が緩急のあるステップで敵陣ゴール手前まで運び、最後は健一が持って行ってトライ。この試合2トライ目です。最後山口のコンバージョンキック成功で試合終了。前後半をとおして鈴木貴士(セコム)と横山健一(拓大)の声がよく出ていました。トライ・レポートになりましたが、そこまで繋いだ初参加も含め選手全員が素晴らしいスピードとスキルを見せてくれました。

今月中には発表予定のワールドカップスコッドをお待ち下さい!

セレクションマッチ前のミーティング   休憩中もサインの確認(?)中の山口選手(左)と成田選手(右)   くつろぐ小吹選手(左)と北川選手(右)   熱心に動きの確認をする横山伸選手(左)、成田選手(中)、村田監督(右)
セレクションマッチ前のミーティング   休憩中もサインの確認(?)中の山口選手(左)と成田選手(右)   くつろぐ小吹選手(左)と北川選手(右)   熱心に動きの確認をする横山伸選手(左)、成田選手(中)、村田監督(右)

午後のセレクションマッチのウォーミングアップ   赤と青チームでウォーミングアップ   ホテルに戻って昼食を待つ北川選手(左)、小吹選手(中)、鈴木貴選手(右)   徐選手(左)、オツコロ選手(中)、山田選手(右)
午後のセレクションマッチのウォーミングアップ   赤と青チームでウォーミングアップ   ホテルに戻って昼食を待つ北川選手(左)、小吹選手(中)、鈴木貴選手(右)   徐選手(左)、オツコロ選手(中)、山田選手(右)

青チームを代表して試合の反省点等を発表する中園選手   赤チームを代表して発表する横山健一選手  
青チームを代表して試合の反省点等を発表する中園選手   赤チームを代表して発表する横山健一選手