近鉄花園ラグビー場での結団式
近鉄花園ラグビー場での結団式

1月5日、第1回U18合同チーム東西対抗戦の結団式が、近鉄花園ラグビー場で行われました。この試合は、昨夏菅平で開催された第4回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会U18の部に出場した選手の中から選抜された、東西それぞれ25名による試合です。花園大会は冬のインターハイでもあるので、合同チームには出場の権利はありません。そのため「花園」はまさに"夢"の舞台です。その選手たちの"初夢"をかなえたのがU18合同チーム東西対抗戦です。

結団式の後、神戸製鋼所青木寮に移ってチームミーティングを行いました。明日1月6日は神戸製鋼灘浜グラウンドをお借りし、コベルコスティーラーズの元木・大畑・小泉・野澤選手のコーチも受けて練習を行い、7日の試合に臨みます。

◇主催者挨拶 (財)日本協会理事 前田 嘉昭

「平成17年7月、夕張市でスタートした合同チーム全国大会は合同チームの選手に全国レベルの大会への出場の機会を与えるとともに、ワールドカップへの道を拓くという『夢』を掲げた大会でした。しかし、花園大会には出場できないという現実が残りましたが、今回東西対抗戦という形で、高校ラガーメンの夢の舞台である花園に立つという夢を実現できました。

今回の花園大会もすばらしい試合が繰り広げられていますが、全国の方々にラグビーのすばらしさを見せて下さい。この試合を支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちや一緒に練習してきた仲間への思いを胸に、タックルやサポートプレーなど精一杯の思いでプレーして、『もう一つの花園』のすばらしさを全国に発信してください」

◇主催者挨拶 (財)全国高体連ラグビー専門部 副部長 阿部 雅博

「夏の菅平から多くの方々のサポートがあって、U18合同チーム東西対抗戦が実現しました。この試合は本大会にも負けないくらい注目されています。全国から集まった仲間ともグラウンド、宿舎で交流を深め、多くの仲間の代表としての自覚を持って1月5日から7日まで活動してください。第1回の記念となる試合ができるよう、感謝の気持ちを持って臨んでください」


◇監督の言葉
 東軍監督 風岡 利一(東京:日大二高)

「第1回U18合同チーム東西対抗戦いうことで責任を感じています。お祭りではなく多くの仲間を代表する気持ちで勝負してほしいと思います」

 西軍監督 財田 浩治(兵庫:神戸甲北高)

「この試合は今後の日本のラグビーのためにも責任重大だと感じています。少子化のなかラグビー人口を拡大し、子供たちがラグビーに夢中になることができるような試合をやってほしいと思います」。

主催者挨拶
主催者挨拶
ジャージの授与
ジャージの授与

東軍キャプテン松本瑛生(東京:修徳高)
「精いっぱい楽しんで、勝利します」
東軍キャプテン 松本瑛生(東京:修徳高)
「精いっぱい楽しんで、勝利します」
西軍キャプテン 浅田志友
「花園第1グラウンドで戦える喜びを胸に、西軍が勝ちます」
西軍キャプテン 浅田志友(近畿:三島高)
「花園第1グラウンドで戦える喜びを胸に、西軍が勝ちます」