2月28日・3月1日の2日間、グアムで10人制の大会が行われ(女子の7人制も同時開催)マーシャル諸島、日本、グアムからチームが参加しました。以下はレフリーとして日本から参加した吉浦氏によるリポートです。

右から2人目が吉浦レフリー
右から2人目が吉浦レフリー

現地入りして早々に、参加チームや大会関係者との交流を目的としたディナーに招かれ、ラグビーが醸し出す独特の雰囲気の中で、本大会の意義を感じることができました。
他国のマッチオフィシャルとは大会1日目に合流し、グランドにてミーティングが行われ、Women's7人制をオープニングゲームとして始まりました。初日は予選プール、2日目は残された予選プールのゲームと順位グループトーナメントが行われました。参加レフリーが予定より少なくなったため、レフリー責任者(香港レフリー)の割当調整により、ハードなスケジュールをこなしました。

初日の午前中は珍しい長時間のスコールに見舞われましたが、日本の真夏以上の陽射しの中、熱い戦いが繰り広げられました。特にWomen'sのゲームは、力強く、華麗なプレーが随所に出て目を見張るものがありました。結果(Men`s10)は、Bowl・Plate・Cupの全てのグループで日本からの参加チームが栄冠を勝ち取られました。
ゲーム終了後のグランドは一変し、表彰式とアフターマッチファンクションが和やかな雰囲気の中で行われ、地元グアムの民族舞踊も披露され、無事に全日程を終えました。

本大会に参加して貴重な経験を得ることができました。国境を越えた交流、人との出会い、ラグビーの奥深さを感じることができました。語学力の重要性を痛感し、今後のレフリー活動にとって本当に価値ある遠征でした。

この大会への参加に際し、大変なお世話を頂いた地元グアム協会関係者の皆様に心から感謝を申し上げると共に、ラグビースピリッツを体現して頂いた大会関係者、参加チームの方々、地元ラグビーファンの皆様、斉藤さんに心から御礼を申し上げます。