IRB(国際ラグビーボード)はラグビーワールドカップ2015/2019への正式入札国が最終的に4協会となった旨を確認しました。

イングランド、イタリア、日本、南アフリカの4協会が2015年大会へ、イングランドを除く3協会が2019年へ、入札文書提出の締切である5月8日17時(現地時間)までに入札を行いました。IRBのベルナール・ラパセ会長は「我々は、ラグビーワールドカップの主催に対して、イングランド、イタリア、日本、そして南アフリカという素晴らしい国々が入札してくれたことを、大変光栄に思います。この過去最高数となる入札協会の数は、世界で三番目に大規模なスポーツイベントとしての地位が確立されてきた本大会が、いよいよ世界的な大会へと成長しているということを反映するものです」

「主催国への経済効果は非常に大きいものがあります。デロイト社のレポートによると、主催国への経済効果は21億ポンドを超え、また同時に国自体のプロモーション、ラグビーやスポーツのレガシーなど、様々な好ましい効果が生まれることも、ラグビーワールドカップを主催する大きな魅力なのです」
「2007年フランス大会では、7,000万ポンドの大会黒字となり、フランス国内のラグビー発展のため、1,500万ポンドの利益を生み出しました」とラパセ会長。

入札に関する次の手続きについては、5月13日にダブリンにて行われるIRB理事会への各協会30分のプレゼンテーションとなります。

プレゼンテーションは個別の財務や商業的評価を含めた入札概要の説明から始まります。IRBは7月28日にラグビーワールドカップ2015/2019の主催国を発表します。

(ワールドカップ招致については、ラグビーワールドカップ2015/2019日本招致 特設ページもご覧ください)