6月30日(木)、IRB(国際ラグビーボード)にて、ラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)による「ラグビーワールドカップ2015/2019大会」の開催推薦国が決定されました。

財団法人日本ラグビーフットボール協会は、推薦国として、2015年大会は『イングランド』、2019年大会は『日本』が挙げられたことの報告をRWCLより受けました。

なお開催国は、7月28日のIRB理事会にて決定されます。

森 喜朗 ラグビーワールドカップ2015/2019日本招致委員会 会長
(日本ラグビーフットボール協会 会長)

「2011年ラグビーワールドカップ招致活動時から、私たちが訴えきた『ラグビーを真のグローバルスポーツにするために日本でワールドカップ開催を』という思いが、伝わったことで、とても嬉しく思います。2011年ラグビーワールドカップ招致活動の敗北から、我々は多くを学び、そして今回の招致活動へ活かすことができた。アジアラグビー協会加盟ユニオンの皆さんからの力強いバックアップを得て、アジア一丸となって獲得した推薦です。7月28日に行われるIRB理事会での承認を取らなければならないが、アジアにラグビーの火を灯すために、世界ラグビーが一歩進んだと、感じています。ここにたどり着くためにご協力をいただいた関係各位に心から御礼を申し上げます」

真下 昇 ラグビーワールドカップ2015/2019日本招致委員会 委員長

(日本ラグビーフットボール協会 副会長・専務理事)

「我々の開催計画と熱意が、ワールドカップリミテッドの皆様に真摯に受け止めていただいたことに感謝しております。日本が、そしてアジアが、世界のラグビーにとっていかに大きな可能性を持つ地域であることをご理解いただけたことが、とても嬉しく、また身の引き締まる思いであります。最終的には7月28日に行われるIRB理事会での投票となりますが、それまではこの日本が推薦を得たという、我々の立場を各IRB理事の皆様に引き続きご理解いただくべく、招致活動を継続していく所存です。また、これからも日本、アジア、そして世界のラグビーの発展に寄与して参ります」