■一回戦 西南学院大学 0-72 新潟大学(1月2日)

マッチリポート
前半の立ち上がり、体格差では新潟大学が圧倒すると思われたが、西南学院大学の低いタックルが新潟大学を苦しめた。新潟大学は大型FWを生かしモールで前進を試みた。しかし小さな壁がそれを許さない。新潟大学がBK展開をすれば厳しいプレッシャーやすばやい戻りのディフェンスでトライを与えない。逆に西南学院大学がゲインラインを突破する場面が多く見られた。しかし、先制したのは新潟大学であった。

前半9分、自陣10m付近でSO谷澤朋洋が相手のパスをインターセプトすると、そのまま60mくらい独走しトライをあげた。すると徐々に体格差で勝る新潟大学がゲームを支配する。前半20分、38分にはラインアウトモールからトライをあげ、23分、27分にもFL横山揖侑機、出雲啓祐が連続してトライをあげた。前半終了時には36-0と新潟大学がリードした。

後半になると、西南学院大学の意地を見る。点差が開いても低く激しいタックルを続ける。しかし新潟大学の大型FWは壁を突破していく。後半も新潟大学は6トライをあげたが、そのうち4トライをFWであげた。結局、72-0の大差で新潟大学が大勝した。(植村 元統・大久保 誠)