帝京大学が東海大学を下し、史上9校目の大学王者に!

1月10日(日)快晴の下で行われた第46回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 決勝戦は、どちらも初優勝を目指す東海大学と帝京大学が対戦し、13対14で帝京大学が一点差で東海大学を破り悲願の大学王者に輝いた。

帝京大学は、前半4分にSO森田のトライで先制、難しい角度のゴールも決まり7対0とリード、対する東海大学も16分に帝京ゴール前のペナルティーからの速攻でSH鶴田がトライを奪い同点に追いつき、こう着状態のまま前半を終えた。

後半は風上にたった東海大学がペースを握り、11分、20分に立て続けにFB豊島がペナルティーゴールを決め13対7とリードを広げた。この後、帝京FWの攻守の核、LOボンドが負傷退場し一気に東海大学に流れが傾くかに思われたが、帝京大学が意地を見せ24分にFL吉田(光)がラックのボールを持ち出しトライを奪い1点差に詰め寄ると、FB船津が落ち着いてゴールを決め14対13と逆転。

勝負は終盤までもつれ込んだが、帝京の低く突き刺さるディフェンスが機能し、終了間際の自陣ゴール前の東海大学の必死の攻撃を凌ぎ切ってノーサイド、歓喜の瞬間を迎え、野口キャプテンの手で王者の証・寛仁親王杯が高々と掲げられた。

決勝戦を戦った両チームは、2月7日に開幕する第47回日本ラグビーフットボール選手権大会に出場する。