●3月21日(日)決勝トーナメント スコットランド戦、前半アリシのトライ、後半桑水流がトライ、徐が続き、残り30秒まで15-14と1点差のリードも逆転トライを許し万事休す。 ニウエ戦、攻めてはSH和田が2トライと活躍し、守ってはNZ人のフィジカルなアタックをしっかり止めて、後半3分から入った夏井からのパスを同じく後半から入っていたWTB北川がトライで勝利! トンガ戦、2年前には50点取られて大敗した相手だったが、SH和田の40M独走トライを皮切りに、アリシ、築城のトライで前半を15-7とリード。 後半3分には再びアリシがトライして15点差をつけたセーフティーリードを守りきり22-19でノーサイド。 IRBセブンズワールドシリーズが始まって11年目の今季、セブンズジャパンはシールドトーナメント優勝という初タイトルを獲得することができた。 和田「初めての世界大会でひとつの結果を残せたことは嬉しいです」 夏井「このメンバーと一緒に戦えて幸せです」 笹倉「やっとセブンズが解かってきた気がします」 アリシ「日本人はまだまだやれるよ、香港で爆発しよう!」 「まずは選手全員に感謝したい。みんなが身体を張ってくれたおかげでタイトルを獲得できました。また現地日本人や日本から応援していただいているたくさんのファンに"ありがとう"と言いたいです。 7人制ラグビーが2016年のオリンピック種目に加わることが決定してから、世界のセブンズが大きく変化しようとしています。セブンズジャパンもこの流れに離されずについていき進化しなければなりません。香港大会では今季一番の集大成をお見せできるよう、選手の良いところを最大限に生かして戦いますので、引き続き日本からのご声援に現地での大声援を宜しくお願いいたします」 朝プール ウォーターボーイ NIUE代表戦 ハーフタイム トンガ戦スクラム ノーサイド 表彰式 歓喜 ●3月20日(土)予選2日目 Samoa vs Japan 14:15KO ● France vs Japan 17:26KO 〇 結果はご覧の通り、サモア代表には完敗も、フランス代表に3年ぶりの勝利! サモアはラスベガス大会カップ優勝チームで、今大会最も完成度の高いチーム。初戦はそのサモア相手にSH和田がスピードで魅せた唯一のトライが一矢報いた。 約3時間後に行われたフランス代表戦ではCTBアリシが大活躍! 先制トライはラインアウトからSH和田~SO正面~伸びながらボールを受けたCTBアリシが、対面をハンドオフ一発で落として中央に20mの独走トライ。 その2分後もペナルティーからアリシが縦突進、そのボールをSH和田から左に展開、宇薄~築城と渡り左隅に2トライ目で14-0(Goalは全てSO正面) その後フランスも2トライ返して14-10で後半戦へ。 後半早々にフランス代表がトライして逆転を許し14-15と1点差のビハインド。 その直後、ペナルティーを貰ったジャパンはサインプレーからアリシが縦突進、そのラックボールを、SH和田が今度は左に自分でサイドアタックを仕掛け、一人かわしてそのまま振りきり中央にトライして逆転。 残り4分をスターティングメンバー7人で守りきり21-15でノーサイド。 フランス戦3年ぶりの勝利となった!! 築城主将「またアデレードでフランス代表に勝っちゃいましたね・・・」 宇薄「3年ぶりのIRBセブンズ同じ舞台で仏代表に2度目の勝利は嬉しいです」 桑水流「今日良かったのは3年前同様キックオフで競り勝てたことです」 正面「ゴールも全て決まっての勝利は素直に嬉しいです」 この4人は3年前の仏戦撃破メンバーなのだ!! セブンズではベテラン!? の彼等が活躍することによりチームがひとつになる。 予選1勝2敗の3位、あすはボウルトーナメント一回戦、11:44KOスコットランド代表戦を迎えます。 朝トレ前 補強は大事 試合間の休息 試合前WU 仏戦勝利 Ice Bath ●3月19日(金) 14:00 トレーニング(公園) 16:45 ミーティング 17:00 バス出発/シャトルバス 17:20 会場到着 17:35 ビデオミーティング 17:45 ウォーミングアップ 18:22 JAPAN vs South AFRICA アデレードの天気は快晴、気温は30度を越すもカラっとした気候で18:22キックオフ!! 前半なかなかマイボールが獲れずにディフェンスで何とか凌いでいたが、右隅にトライを許す。その後もう1つ取られて前半終了。 後半1分にトライを許した時点で北川、成田を投入(4分笹倉in)。 何とか流れを変えてマイボールを確保したかったが、終始ディフェンスを強いられその後3トライを献上。 JAPANも健闘したが、それ以上に南アの完成度が高く、ひとつのミスとペナルティーから失点が広がった。 あすは予選2日目、サモア戦とフランス戦がある。 サモアは2大会連続優勝中で今大会1番の強豪相手には変わりないが、ジャパンとしての戦いが継続できれば必ずいけるし、アタックの機会が増えればトライも取れる!! ホテル前の公園 試合4時間前ウォーミングアップ ランフィット! ウォーミングアップ前ビデオミーティング 南アフリカとの試合前 初戦キックオフ 南アとの初戦を終えて‥‥ 翌日に備えてアイスバスリカバリー ●3月18日(木) 9:00 朝食(体重・脈拍・体温チェック) 10:00 出発 10:15 試合会場を視察。 11:30 JAPAN vs TONGA ホールドゲーム(7分x2) トライ数2-1で勝利 大会一日前、スタジアムを視察後、別のグランドに移動してトンガ代表とホールドゲームを行いました。この日1番プロップに入った笹倉(関東学院大)がトライにジャッカルにと攻守に活躍して2-1の勝利に貢献。 笹倉選手 「日本代表チームで世界にチャレンジできることを誇りに戦っていきます」 ホテルに戻り、プールリカバリー後、ランチも午後もフリー。大会に備えて各自、古舘トレーナによるマッサージを受けていました。 いよいよ明日から大会が始まります。 初戦は昨シーズンのチャンピオンチーム、南アフリカ代表!! セブンズ日本代表がどこまでできるか‥‥、もちろん勝利を目指しますので、世界へのチャレンジに熱いご声援宜しくお願いいたします。 トンガ戦キックオフ ハーフタイム トンガ戦スクラム ●3月17日(水) 朝食 Free(体重・脈拍・体温チェック) 昼食 Free アデレード3日目、選手の体調も考慮してこの日は夕方までフリー。その間に、選手と監督による1対1のミーティンングを行いました。 今回のメンバーは12名中、9名がトップリーグ選手で3名が大学生という布陣。皆それぞれに意識は高く、ここからまた日本代表選手が選考されていくことでしょう。 和田選手 「セブンズのおかげで体調が良くなっていますし、今後もチャレンジし続けます!」 17:30 出発 18:00 Training 18:30 JAPAN vs ENGLAND ホールドゲーム(7分x2) トライ数2-3で惜敗 イングランド代表とのホールドゲームはトライ数2-3の惜敗も、今回は力の差を感じました。やはりラグビー王国とあって、ほとんどミスをしません。 逆に日本はひとつのミスから相手にボールが渡ってしまうことが何度かあり、それが失点につながったように思います。 日本は単純なミスが少なくなれば確実に上に行くだけの力はついてきています!! 正面選手 「ひとつのミスで流れは変わる。みんなで意識して声出しましょう!」 19:45 Pool Recovery 20:10 Dinner 1対1ミーティング ウォーミングアップ ダイナミックストレッチ ラインアウトチェック 夕食 ●3月16日(火) 8:15 朝食(体重・脈拍・体温チェック) 9:15 Meeting 9:30 出発 10:15 Training アデレード2日目、午前中はアルゼンチン代表と試合を行いました。結果はトライ数合計2-3の惜敗。後半は2-1と上回りましたが、全体的にまだまだ身体は重く、試合開始直後のインターセプトでの失点が最後まで響きました。 10:45 JAPAN vs ARGENTINA フルコンタクト(7分x3/ラスト7分のみホールド) トライ数2-3で惜敗 宇薄選手 「タックルは100%決めました。あとはアタックで前に出ることです!」 12:30 Pool Recovery 12:50 Lunch 15:00 出発 15:45 Training 午後はケニア代表と同じく試合を行いました。JAPANは前半から勢いよく前に出て、相手のミスを誘いなんと4連続トライ。後半も1-1と互角以上の戦いで勝利。 ラスト7分のホールドゲームでは1-2でしたが、トライ数合計6-3で快勝することができました。何よりも午前中の反省が生かされた午後のゲームに選手たちの成長を感じました。 アリシ選手 「JAPANは強いよ、自信もっていきましょう!」 16:15 JAPAN vs KENYA フルコンタクト(7分x3/1 ホールド) トライ数6-3で勝利 17:45 Pool Recovery 19:00 Team Dinner この日はチームディナーへ。 今回も昨年同様、メリッサとランドル2人のリエゾンにお世話になります。さらなるチームの士気を高めるために、リエゾン2人も招待して夕食会が開かれました。 築城キャプテン 「プレート優勝、カップ進出目指しましょう」 イングランド戦 ケニア戦 プールリカバリー 夜のプールリカバリー ●3月15日(月) 香港経由でアデレードに入ったのがこの日の午前中。 ホテルでランチを取った後、練習前に全体ミーティングを行ない、映像ではラスベガスセブンズでのディフェンスの意識と精度の高さを中心に説明。 その後リカバリートレーニングへチーム15人、2km先の公園まで走っていきました。 ここでは約1時間のトレーニング後、ペアストレッチを行ない、帰りは歩いて戻ってプールリカバリーへ。 グランド上では実戦さながらに動いて確認。ユニットトレにおいてはスクラム、ラインアウトを中心に、バックスはムーブチェック。 プールでは移動の疲労を取ることを一番に交替浴も織り交ぜながらしっかりクールダウンすることができました。 夕食後は選手だけでミーティング。あすから始まる試合中心の調整に選手スタッフ共々、世界にチャレンジすることを楽しみにしています。 ●3月14日(日) 夕方、成田に集合したセブンズメンバー。 前回のラスベガス大会から5人、新規で7人の選手が加わり12名+スタッフ3人の15名で挑むアデレード、そして香港セブンズ大会。 IRB世界大会にはあとこの2大会しか出場できません。 今大会ではポイントを獲得できるように目標は高くプレート優勝、カップ(ベスト8)進出をかけて挑みたいと思います。