■日時:平成22年5月1、2、3日 ■場所:北見北斗高校、河川敷グランド S&Cセッションで実際に体験する先生方 5月1、2、3日に北海道ブロック合宿を行いました。 これまでのブロック合宿と、今年のブロック合宿とは大きく変わります。 これまでの日本協会主導型の講習会とは違い、現場の指導者の方々が自ら考え協会との連携を図りながら、主導的に指導していけるような講習会になっています。北海道の指導者の方々もファーストミーティングでは、「何かを教えてもらう」という受け身の状態でした。 今回の合宿の意図を理解してからの指導者の方々の努力には、頭が下がります。毎日の練習後ミーティングは、2時間近くに。グラウンドでも日を追うごとに、指導者の方々が協力し合い、練習も素晴らしい流れで進めることができました。 最終日前夜のミーティングは、協会スタッフとのミーティングの前に、北海道の指導者の方々はミーティングを済ませ、コーチングポイントを付けたメニューまで準備されていました。当然、翌日の練習が充実したものになったことは、言うまでもありません。 U17の選手達も、初日の測定から本気でチャレンジをしていました。各セッションでも積極的に練習に取り組み、初日と最終日では見違えるほどの変化が。 特に練習中のコミュニケーション、選手同士のチームトークが活発に行われ始めたことは合宿の成果だと思います。 北海道ブロックの指導者の皆様、選手の皆様大変お疲れさまでした。 中竹CDの話に聞き入る高校生達 最後に指導者の方々のコメントを、抜粋して紹介させて頂きます。 今回は、これまでのトップダウン方式から大きく転換し、コーチ自身が考えていくことの重要性を強烈に認識させられました。 中竹CDからあった『ジャパンスタイル』構築のために、各コーチが試行錯誤し、知恵を出し合っていくこと、選手強化のためにテーマとターゲットを選手に対して明確にし、指導していくことの重要性も学ぶことができました。 自分としては、精神的にも苦労(笑)しましたが、一指導者として非常に勉強になったと思っています。 大変勉強になった2泊3日であった。コーチングについて、このように考えさせられる合宿がなかったからである。 今まではコーチ主導型の練習。しかも主たるコーチの指導のみ。そんな感じだったが、練習でのコーチミーティング、各グリッドに割り当ててのキーファクターを分担する手法など効果的なコーチングができた。 その都度、中竹・松尾・古川コーチに細かいアドバイスをもらいながら指導できたことは、自分自身のコーチング技術の向上に大きく役立ったものであった。 また、下農コーチには選手のウォーミングアップから測定まで行っていただき、大変勉強になった。コーチの皆さんには大変感謝しています。 北海道のスタッフ達がメニューを考え実行するというスタイルは、戸惑う部分も多々あった。しかしながら、コーチングスキルの向上という点では大変有意義なものとなった。 また、短期間で選手のスキルの向上が見られたのには驚いた。 一貫指導体制と日本スタイルのセッションで、グループディスカッション後の先生方の発表 練習前に前夜のミーティング内容を発表する高校生 合宿終了で充実感漂う選手と先生達 スケジュール 時間 内容 場所 4/30 15:00~16:30 グラウンド確認、講義室確認 17:00~18:00 スタッフミィーティング ホテル 18:00~20:30 スケジュール、合宿内容打ち合わせ 会場 5/1 11:00~13:00 コーチングセミナー(1)(2)(古川)(中竹) 教室 13:00~ 開校式 14:00~14:50 測定(60m走、立ち幅跳び、ビープテスト) グラウンド 15:00~16:20 練習セッション(1) 16:40~18:30 「日本スタイル」中竹CD 視聴覚室 19:30~21:00 懇親会 ホテル 21:10~23:00 レビュー(北海道U-17スタップ、日本協会スタッフ) 23:00~23:40 レビュー(日本協会スタッフ) 5/2 8:30~ 高校生ミーティング内容の発表 グラウンド ウォーミングアップ&コア測定&7ミニッツ測定 9:30~12:00 練習セッション(2) 13:30~16:30 練習セッション(3) セレクションゲーム 17:00~17:40 ファンクショナルテスト 宿舎大広間 20:00~21:00 ストレングス&コンディショニングコーチプレゼン 21:00~22:00 レビュー(北海道U-17スタッフ、日本協会スタッフ) 22:10~22:40 レビュー(日本協会スタッフ) 5/3 8:30~ 高校生ミーティング内容の発表 グラウンド 練習セッション(4) 11:45~ 閉校式 12:30~13:30 昼食&全体レビュー 食堂