6月26日(土)、サモア・アピアパークにて「ANZパシフィック・ネーションズカップ2010 日本代表最終戦 日本代表対トンガ代表(13時10分キックオフ、日本時間6月27日9時10分キックオフ)」戦が行われました。
以下は試合後の、日本代表 ジョン・カーワンヘッドコーチ、菊谷崇キャプテンのコメントです。

ANZパシフィック・ネーションズカップ2010 日本代表 最終戦
●開催日 平成22年6月26日(土)13時10分キックオフ(日本時間 6月27日(日)9時10分キックオフ)
●会場  サモア・アピアパーク
●試合結果
日本代表 26-23 トンガ代表 (前半6-10)

※トンガ代表戦 通算戦績 6勝5敗

日本代表ヘッドコーチ ジョン・カーワン
ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ

「トンガ代表は、とてもハードでフィジカルな試合をしてきたので、日本のプレーを全うするのが難しい試合でした。また、タックルがハードでした。しかし、日本のラインアウト、スクラム、そして、モールが大変良く、FWで攻めていけると思いました。

先週のサモア代表戦では、ランニングラグビーで勝ち、今日は、FWの攻めでタイトな試合運びをし、勝つことができました。試合によって、ゲームプランをいくつも準備しておくことが、勝利の秘訣だと思います。今回それがマッチしたと思っています。また、皆さんのご声援が勝利への後押しとなりました。ありがとうございました」

菊谷 崇キャプテン
菊谷 崇キャプテン

「結果として勝てたことは嬉しいですが、修正すべき点があり、満足はしていません。
しかし、ベテラン選手がしっかりサポートし、『ワン チーム』になっていたと思います。最後のスクラム選択は、FWが自信を持っていたから、選択しました。パシフィック・ネーションズカップは、強い相手ばかりで、厳しい場面も多かったですが、チームには常に『ワン チーム』になることを徹底し、選手たちに声をかけていました。

前半始めに、ニコラス選手が交替となりましたが、みんなで必死にカバーしました。ニコラス選手は、基点となるプレーヤーなので、彼がいなくなり、厳しい状況となり、ミスも出てしまいましたが、何とか我慢することができました。また、誰かがミスをしても周りでしっかりカバーできていました。1戦目のフィジー戦では、自分たちのミスの後に、相手にチャンスを与え、得点に繋げられていましたが、今回は、その経験がプラスされていて、日本に流れがくるまで我慢することができました。

今回の大会では、『勝てる』という気持ちを持って試合に臨み、結果を出すことができました。プレーの精度にも自信を持つことができてきています。カーワンHCからは、『自分たちのラグビーをしたら、勝てる』と常に教わってきたので、『勝てる』と思って試合に臨んでいることが昨年までとは大きな違いですし、結果もついてきて、自信を持つことができました。最後に、支えてくれているファンの皆さん、そして、家族、スタッフの皆さんに感謝したいです」

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