7月24日(土)

指導者研修会初日。午後から各ブロックのチームが宿舎に到着し、体を動かす程度の軽めの練習で、グラウンドでのセッションを終えました。

夜はユースコーチとのミーティングを行いました。中竹コーチングディレクターより「点から、線へ」という、この合宿の趣旨や目的、人と人、プレーとプレーがどのように繋がっていくのかというプレゼンテーションなどがあり、翌日のユースコーチセッションについて5時間にも及ぶ熱い議論が行われました。

開講式
開講式

7月25日(日)

練習前に、開講式が行われ、前田理事、柴田委員長、太田・日本代表GMからご挨拶。それぞれ、U17世代に対してたいへん期待していること、その期待にぜひとも応えてもらえるよう頑張って欲しいことを、選手たちに話しました。

そして、セッション開始。
午前中は、ユースコーチが9ブロックの選手を実際に指導し、いかに効率良く、かつ有効的な練習を指導できるか、ブロックコーチの皆さんに実演して見せるというセッションを実施しました。
1面のグラウンドだけを使用して、9ブロック198名の選手が一斉に練習を行いました。

1面のスペースで200名近くの選手が一斉に練習できるのだろうか、と思いましたが、昨晩行われたユースコーチの熱いミーティングにより、1面とは感じないほど有効的にグラウンドが使われ、活気がどんどん溢れ出してくるような、とても効果のあるセッションとなりました。
午後は、「KOBELCO カップ2010 第6回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」に向けたチームビルド。各ブロックでの練習を実施しました。午前の活気がそのまま午後にもつながっており、合同大会本番が待ち遠しく感じられるほどでした。

夜はブロックコーチ、ユースコーチが集まり、この日のセッションについて、お互い意見交換をし、フィードバックを行いました。その後、中竹コーチングディレクターの「点から、線へ」のプレゼン、リソースコーチによるブロックトレセンの報告などがありました。

ユースコーチ陣
ユースコーチ陣

7月26日(月)

いよいよ研修会最終日。午前のセッションで、怪我もなく無事に終了しました。
チームビルド練習でしたが、やはりこの日も一度火がついた熱気は冷めることがなく、ブロックコーチの気持ちにスイッチが入ることにより、選手のスイッチも入ってきます。隣で練習しているブロックチームが活気づけば、こちらのチームもより活気づく。良い連鎖反応が見られました。
明日から始まる大会に向け各自宿舎に戻り、各々が今回の合宿で得たものを出せるよう、備えます。

このU17の選手たちにとっては、2019年、日本代表選手となり、自国で開催されるワールドカップという大舞台で戦うことが、大きな目標であり、夢となります。
日本協会として、そのような選手を輩出するためにも、今後もコーチ陣の強化体制に注力していくことが、2019年のワールドカップベスト8への道に通ずると考え、活動してまいります。
最後に、ご協力いただいたスタッフ、コーチ陣の皆様に御礼申し上げます。