主催:千葉県ラグビーフットボール協会 スクール委員会 開催日: 平成22年8月28日~29日 開催場所: NEC我孫子事業場(ラグビークラブハウス及びラグビー場) 参加人数: 参加者25名(事務局側:7名(千葉県協会スクール委員)) 開催目的: ・県内スクール指導者の指導スキルの意識向上 ・指導者・レフリー相互意見交換 ・更なる交流を深めるべく、親睦会を設けた 講師: 講師 川島淳夫(秀明大学教授) 日本ラグビーフットボール協会競技力向上委員会コーチ部門(IRBエデュケーター、エキスパートコーチ) 講習会日程: 〔8月28日(土)〕 13:00~ オリエンテーション・アイスブレーキング 13:30~ 基調講義=川島先生 14:15~ 練習メニューの創出 15:45~ 練習メニューのプレゼンテーション 16:20~ 講評 16:45 終了 18:30~ 夕食・懇親会 〔8月29日(日)〕 09:00~ レフリー講義 10:30~ レフリング実践(グランド) 11:30~ 前日創出した練習メニューの実践(グランド) 12:50~ 講評 委員長挨拶 13:00 終了 講習内容: 〔8月28日(土)〕 ◆基調講義=川島先生 ・ラグビーの歴史をたどった英国紀行 ・練習メニューについて □練習には目的がある。何のための練習か常に意識すること。 ⇒目的が不明な練習は意味がない。 □メニュー毎に「キーファクター」を用いて焦点を明確にする。 □指導者は練習方法を創意工夫すること。 ⇒チャレンジを恐れない。うまくいかないと思えば直ちにチェンジすれば良い。 ◆練習メニューの創出 ・グループワーク □Aクラス=1、Bクラス=1、Cクラス=2、計4グループに分かれ、効果的な練習メニューを創出した。 □テーマについては、グループ毎に決定した。 ⇒テーマは「ストレートランニング」「スペースを見つける」「ボールを両手で持つ」「タックルの姿勢」となった。 □創出した練習メニューをプレゼンテーションした。 □プレゼン毎に川島先生からコメントをもらった。 ◆懇親会 ・参加者は、それぞれミニラグビーにかける熱い思いを深夜まで語り合った。 〔8月29日(日)〕 ◆レフリー講義・ラグビー憲章について。 ・ミニラグビーのレフリーに求められる資質。 ・IRBルールとミニラグビーのルールの関係。 ・レフリングの留意点。 ◆レフリング実践(グランド) ・基本動作について □ホイッスルの実技=強弱、長短。 □シグナルの実技=大きく、ゆっくり。 □ポジショニングの実技=体をタッチラインと平行にせず、オフサイドをケアできるように死角を作らない。 ・模擬ゲームのレフリング □ジュニアの協力により、模擬ゲームをレフリングした。 ◆前日創出した練習メニューの実践(グランド) ・グループ毎に練習メニューを実践。 □メニュー毎に川島先生からコメントをもらった。 所感: 毎年、趣向を変えて本講習会を実施していますが、本年度については、宿泊を伴う懇親会も行ったので、お互いの交流が深まり、講習会としては非常に良かったと思う。今後も、定期的な指導会を実施し、ラグビー大好きっ子を育てるべく、草の根活動を続けていきます。