セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」タマリバクラブが地元高校生に7人制ラグビーのクリニックを実施

去る10月11日体育の日、セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」であるタマリバクラブが、地元神奈川県の7人制ラグビーの普及と強化へのサポートの一環として、高校生への7人制ラグビークリニックを行いました。当日は、神奈川県立横須賀高校のラグビー部約25名、神奈川県立柏陽高校のラグビー部約15名、合計約40名の高校生が集まり、7人制ラグビーの基本を学び、体験しました。

タマリバ対白鴎大学   白鴎大学パウロコーチから的確なアドバイスがとぶ
タマリバ対白鴎大学 白鴎大学パウロコーチから的確なアドバイスがとぶ

当日は、まず、タマリバクラブでセブンズを専門にプレーしている「セブンズチーム」と、白鴎大学ラグビー部が、高校生へのデモンストレーションを兼ね、7人制のゲームを実施。さすがに日々、セブンズの練習に特化しているタマリバクラブセブンズチームに一日の長があり、随所で白鴎大学を圧倒するようなプレーが飛び出し、見学している高校生からも「おおっ」と歓声があがりました。

その後は、まず7人制のゲームを体験し、その難しさや面白さを知ることを目的に、高校生同士による7分×2本の7人制のゲームを実施。やはり、7人制ラグビーに慣れていないせいか、勝手がわからず、やみくもに突進してしまうケースや、無理なパスでミスをするケースなどが散見されました。
ハーフタイムで、今回特別講師として協力いただいた、白鴎大学のパウロ・ナワル氏から、「もっとグラウンドを広く使うこと」「接点を減らすこと」など簡単なアドバイスが提供されると、セカンドハーフでは見違えるようにプレーが変化し、7人制らしい、ボールが動くプレーが見られるようになりました。

その後、パウロ氏とタマリバクラブによる、7人制のラグビークリニックを開始。まずは、大きくグラウンドを使い、両サイドに展開するためのアタックのオプションのドリルが行われ、7人制でのアタックのイメージを選手たちも徐々に掴んでゆきます。次にディフェンスのドリルが行われ、人数が少なくても外に外にドリフトし、アタックのスペースを抑えてゆくという、基本を学びました。

最後にタマリバクラブの選手も加わり、アタックディフェンスが行われ、この日学んだことを実戦形式で確かめました。

高校生同士の試合   アタックとディフェンスのドリルを実施
高校生同士の試合 アタックとディフェンスのドリルを実施

今回、7人制日本代表監督経験もあるパウロ・ナワル氏の的確な指導と、タマリバクラブによるデモンストレーションにより、約1時間程度と短い時間ではありましたが、内容の濃いクリニックが実現しました。アタック、ディフェンス両方の7人制のエッセンスに触れ、高校生たちも7人制ラグビーへの理解が深まったのではないでしょうか?

セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」は、7人制ラグビーを中心に、地域における「普及」から、選手の「発掘」、「育成」にわたり、地元のクラブチームが、日本・地域・都道府県のラグビー協会と連携し、その推進役として協力いただくことを目的に創設されたものです。タマリバクラブにおいても、今後さらなる具体的な活動を計画実行してゆく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、快くご協力いただきました白鴎大学のコーチ、選手の皆様、グラウンドを提供いただいた横須賀高校、ご参加いただきました横須賀高校、柏陽高校の選手、指導者の皆様に感謝を申し上げます。

タマリバクラブが台になりアタックディフェンスを実施   パウロコーチの言葉を真剣に聞く高校生達
タマリバクラブが台になりアタックディフェンスを実施 パウロコーチの言葉を真剣に聞く高校生達

タマリバクラブからも高校生にアドバイス
タマリバクラブからも高校生にアドバイス