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トーナメント表


鹿屋体育大学 28-26 仙台大学

【一回戦/2011年1月2日(日) at 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】

鹿屋体育大学 28-26 仙台大学 鹿屋体育大学 28-26 仙台大学 鹿屋体育大学 28-26 仙台大学
前半は仙台大学のキックオフで始まった。先制したのは鹿屋体育大学だった。前半7分、敵陣でペナルティを獲得するとFL三瓶がクイックスタートから左中間に飛び込みトライをあげる。しかし直後の9分、仙台大学もHO須田がトライをあげる。

その後、風上の鹿屋体育大学がエリアを優位に獲得し前半16分、19分と連続してPGを決め13-5とリードした。前半20分過ぎからは、お互いの意地がぶつかり合い激しいタックルが多く見られた。前半はこのまま13-5と鹿屋体育大学がリードして折り返す。

後半も先制したのは鹿屋体育大学であった。後半4分、敵陣ゴール前まで前進すると連続ラックから最後はNo.8田村がインゴールに飛び込んだ。ゴールも決まり20-5と差を広げる。
このまま鹿屋の展開になるかと思われたが、仙台大学が猛攻を仕掛ける。後半15分にFL加藤、22分にFL深田がトライをあげて20-19と一気に追いついた。すると、鹿屋体育大学は後半24分に敵陣ゴール前からキックチャージに成功しLO渡邊がトライし25-19とする。

後半30分、仙台大学は敵陣22m付近ラインアウトから一気に展開しWTB阿部が右中間にトライする。ゴールも決まり仙台大学が25-26と逆転する。
残り10分にお互いのプライドをかけた激しいディフェンスが観客を沸かす。絶対に突破を許すことができない仙台大学に対し、鹿屋体育大学が少しずつ前進する。すると後半40分、仙台大学は自陣で痛恨のペナルティを犯してしまう。鹿屋体育大学はショットを選択する。蹴るのはキャプテンの田村。皆が見守るなか見事に成功させ、そのままノーサイド。両チームの激しい戦いは28-26で鹿屋体育大学が劇的に制した。(植村 元紀)

鹿屋体育大学 28-26 仙台大学 鹿屋体育大学 28-26 仙台大学