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トーナメント表


大阪経済大学 32-31 徳山大学

【準決勝/2011年1月4日(火) at 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】

大阪経済大学 32-31 徳山大学 大阪経済大学 32-31 徳山大学
前半は風下に立った徳山大学のキックオフで開始した。風上の大阪経済大学はキックを有効に活用し敵陣深くで試合を進める。すると前半4分、大阪経済大学は敵陣ゴール前・左ラインアウトからモールを押し込み先制トライをあげる。さらに大阪経済大学は前半7分にBKが素晴らしいランニングをし最後はWTB坂田が左隅に飛び込み追加点をあげる。

徳山大学も前半10分、FW・BKが一体となってボールを繋ぐが大阪経済大学の低くて鋭いタックルが突破を許さない。前半20分、徳山大学は敵陣5mでラインアウトを獲得するが大阪経済大学のFWが立ちはだかった。前半25分、再び徳山大学は敵陣ゴール前ラインアウトを獲得しモールを押し込む。最後はWTB山田が左隅に飛び込み19-7と追撃する。さらに前半30分、徳山大学は敵陣10m付近スクラムからCTB田中がセンターラインを突破し中央にトライをあげ差を詰める。前半は22-14と大阪経済大学がリードした。

後半は徳山大学が先制した。後半4分、敵陣5m右ラインアウトからモールを押し込みNo.8徳村がトライし22-21と追いつく。しかし、大阪経済大学が後半8分、12分にWTB坂田が追撃を許さず連続トライをあげ32-21と差を広げた。

ここから徳山大学の逆襲が始まる。後半19分にNo.8徳村がラックサイドを突破しトライ。さらに後半29分、WTB山田がトライし32-31と1点差に迫った。残り10分間は激しい攻防が続き、どちらが勝利してもおかしくない内容であった。ラスト1プレーとなり、徳山大学は懸命に継続を試みるが大阪経済大が意地のタックルでしのいだ。最終スコアが、32-31と接戦を制し決勝に進んだのは大阪経済大学であった。(植村 元統)

大阪経済大学 32-31 徳山大学 大阪経済大学 32-31 徳山大学 大阪経済大学 32-31 徳山大学