●2月12日(土)

第1次合宿もいよいよ最終日。昨日から降り続いた雪でグラウンドは一面真っ白。コーチングスタッフと怪我人で朝から雪かきを行わなくてはならない程、積っていました。
セレクションマッチは雪の中の試合となり、本来の能力をうまく発揮することが出来ない選手もいました。最後のミーティングでは「ここにいる選手全員が常に意識を持って、各大学での練習を行ってもらいたい。そして2次合宿では対外国人を想定したコンタクトを増やしていく」との激励、そして決意が語られ、1次セレクション合宿は終了しました。この合宿を行うにあたり、日本エアロビクスセンター角川様をはじめ、多くの方にご協力をいただきました。改めまして御礼申し上げます。

●2月11日(金)

雪という天気予報とは違い午前中は曇りでしたが、昼過ぎからは雪が降り出し、午後のセッションが始まるころには雪がしっかりと降ってきました。
午前はフェイズアタックのドリルでランナーの立ち位置の確認をし、それから5対7や7対9の状況でのアタック・ディフェンスの仕方についてのセッションを行いました。ユニット練習ではFWはスクラムを、BKは状況判断ドリルを行いました。

午後は翌日のセレクションマッチに備え、各チームごとにサインなど確認しました。ミーティングではセレクションマッチでのポイントである、「真っ向勝負」「やってきたことを出す」ということを選手に伝えました。また下農コーチより世界一のフィットネスを付けるためのレクチャーが行われ、「フィットネスの向上という一人一人の成長がチームを成長させ、それが日本ラグビーの成長へと繋がること、そしてワールドカップの主役は君たちである」とのメッセージを投げかけました。

●2月10日(木)

前日のフィットネステストで目標値を下回った選手は、早朝6時20分よりランニングセクションがありました。まだ太陽が昇りきっておらず、気温2度の暗い中で汗を流しました。
午前はパスドリルから始まり、首のトレーニング、キャリアドリル、1対1、2対1の練習を行い、ユニット練習ではFW・BKに分かれ、ラインアウトとフェイズアタック・ディフェンスをそれぞれ行いました。

午後も基本的な練習を中心に。徐々に強度を上げたコンタクト練習では激しいプレーが見られました。途中、元木ヘッドコーチが「本気でやれ!」と一喝、一段と激しい練習となりました。この日より3選手(西本祐樹、西村雄大、宮園正尊)が追加合流し、選手は46名になりました。夜のミーティングではコーチとの面談、下農ストレングス&コンディショニングコーチとの面談を実施し、選手の自律・自主性を促しました。残り2日間のセレクション合宿となりましたが、選手それぞれに自分の持ち味をしっかりアピールしてほしいと思います。

2月10日(木)   2月10日(木)
スキルローテーションの選手の動きを見る元木HC スキルローテーションの一コマ

2月10日(木)   2月10日(木)
選手に細かく指示を出す有水コーチ 中瀬コーチから

2月10日(木)   2月10日(木)
パススキルについて指示を出す中瀬コーチ コンタクトスキルの一こま

●2月9日(水)

昨夜から降り続いている雨がやまず、あいにくの天候となりましたが、本年5月から開催されますJWRTグルジア大会に向けて、日本エアロビクスセンターに43名の桜の蕾が集合しました。今日から1次セレクション合宿の始まりです。

キックオフミーティングでは、元木ヘッドコーチより「JWRTで優勝、JWCに昇格することが使命である」との檄が飛びました。昨年同様、チームの軸は『4H』(はやく、低く、激しく、走り勝つ)のスローガンの下で、“真っ向勝負=逃げない”姿勢を掲げました。
ミーティング後には下農S&C早速グランドでコーチの指示のもと、マルチステージ・立ち幅跳び・5段跳び・60mシャトルランの計測を行い、ボールを使った練習も行いました。“High Speed Rugby”に必要なパスドリルやコンタクトなどの基礎的な部分のセクションとなりました。
また夕食後にはファンクショナルテストも行いました。JWRT優勝はもちろん、2019年ワールドカップの主力選手となるべく、これから4カ月にわたるU20合宿が幕を開けました。ファンの皆様のご声援が大きな力となりますので、応援どうぞよろしくお願いいたします。

2月9日(水)   2月9日(水)
マルチステージフィットネスの計測 5段跳び計測

2月9日(水)   2月9日(水)
立ち幅跳び計測 50mスプリント

2月9日(水)   2月9日(水)
コアの強さの測定 「基本スキルの徹底」と元木HC

2月9日(水)
下農S&Cコーチによる怪我人への別メニュー