IRBパシフィック・ネーションズカップ

7月13日、フィジー・ラウトカ(チャーチルパーク)にて行われた「IRBパシフィック・ネーションズカップ2011 第3戦目 日本代表対フィジー代表」戦の試合結果及び、試合後のジョン・カーワンヘッドコーチ、菊谷崇キャプテンのコメントです。

日本代表はフィジー代表に17年ぶり(1994.5.15以来)の勝利とともに、IRBパシフィック・ネーションズカップ、初優勝を飾りました。

■IRBパシフィック・ネーションズカップ2011 第3戦 試合結果
●試合日 平成7月13日(水)9時10分キックオフ(日本時間 12時10分キックオフ)
●試合会場 チャーチルパーク(フィジー・ラウトカ)
●試合結果 日本代表 24-13 フィジー代表 (前半0-8)

★日本勝点 5点(勝ち4、4トライ以上のボーナスポイント1)

日本代表ヘッドコーチ ジョン・カーワン
  ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ
「フィジー戦については、80分間を通して、勇気あるプレーを示してくれた選手全員にお礼を言いたいです。最初の20分間、フィジーの激しいプレッシャーの中、よく我慢していました。前半0-8で折り返しましたが、後半はボールキープと我慢をしてプレーを成し遂げ、また、悪い時でもディフェンスラインがしっかりとしていたので、乗り切ることができました。サモア、トンガ、フィジーというアタックの激しいプレッシャーの中で日本のゲームプランをやりきってくれました。
この大会では、1対1のタックル、ディフェンスラインの強化、日本スタイルである早いゲームプランを課題としてきましたが、世界ランキング上位のフィジカルでタフなチームに勝ち、日本スタイルを成し遂げたことは大きな収穫、そして成果です。この大会に初優勝したことを選手たちはしっかりと自覚して、ワールドカップに繋げて欲しいと思います」
菊谷 崇キャプテン
菊谷 崇キャプテン(トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属)
「世界に通じるゲームプランをチーム全員で理解したうえで、試合に臨みました。最終戦のフィジー戦を通して、世界レベルの相手に日本スタイルが通じることが認識できました。80分間自分たちのプレーができたと思います。
フィジーの激しいアタックを激しいディフェンスで耐えることができ、後半の4トライはテンポアップしたゲームプランでトライをとることができました。また、スクラムからのトライチャンスも今回作ることできました。このことは、PNCでやってきた中で大きな収穫です。PNCは勝ち負け関係なく、日本スタイルであるテンポの良いゲームプランを目指してきました。それをこの3戦を通して実証することができた結果が、PNCの初優勝という結果に繋がったと思います。また、若い選手たちにとってもこの勝利は大きな経験となったと思います。この大会を励みに、しっかりメンタル面も修正して、次のイタリア戦、続くアメリカ戦、そして、ワールドカップに臨みたいです」
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