●7月23日(土) 今日が合宿の最終日となります。 今日は、マルチステージフィットネステストの再チャレンジとなりました。 選手には個別のターゲットが課せられており、それを達成しなければなりません。 ウォーミングアップ後、測定がスタート! 右側手前から、鶴田選手、荒牧選手、中村選手、彦坂選手、藤原選手・・・ 手前 竹中選手 手前左側 ポヒヴァ選手 合宿最終日の疲労もあり、選手達もキツそうな様子です。。。 そんな疲労に負けず、多くの選手が個人ターゲットをクリアすることができました。 練習後(左側 藤原選手、右側 柳川選手) しかし、我々の目指すべきターゲットはもっと高いレベルですので、選手には更なる努力が求められるでしょう。今後の成長に期待です。 集合 チーム全員での昼食後、合宿MVPと特別賞の発表がありました。 MVPは圧倒的多数の得票で久内選手!いつも「元気いっぱい」でグラウンド狭しと走り回っていました! 久内選手 長谷川選手 さらに、特別賞は長谷川選手!高校生選手2名のダブル受賞となりました。 この合宿で大変お世話になりました、ヤマコーリゾート株式会社の本木常務、土屋さんにご挨拶をいただきました。土屋さんは、合宿のサポートだけでなく、お休みの日にも関わらず、一緒に刈田岳にも登っていただきました。ありがとうございました。 山内キャプテンから大木常務へジャージの贈呈 村田監督から土屋さんへ 最後になりましたが、多大なサポートをいただきましたヤマコーリゾート株式会社の皆様、ZAOたいらぐらのスタッフの皆様を初め、我々の活動を支えていただいた全ての皆様に感謝いたします。 本当にありがとうございました。 ●7月22日(金) 本日は、朝6時半よりクロスカントリーコースのランニングと坂道ダッシュを行いました。 まずは、この合宿ずっと取り組んでいる股関節周囲をターゲットにしたランニングスキルトレーニングをみっちりと行います。 しっかりと汗をかき、選手の準備もできたところでクロスカントリースタート!天気もよく、普段と違う自然の中を走るのは気持ち良さそうです。 トップでゴールしたのは、フィットネスNo1の荒巻選手。2番は久内選手です。初日のマルチステージフィットネス測定の上位2名がワンツーフィニッシュとなりました。 その後、ロング・ミドル・ショートの3パターンで坂道ダッシュを行いました。 坂道ダッシュ 坂道(手前がトゥキリ選手、奥側が中村選手) 朝からみっちりと走った後、遅めの朝食を食べて、午前はフリー。 午後のアタック・ディフェンスに備えました。 村田監督より「今日はファイナルと思って試合をしよう」と実際のトーナメントを想定したものとなりました。ファイナルですので、試合時間も10分です(通常は7分)。 集合 この試合、チーム分けは(主に)【経験を積んできた選手チーム】と【比較的経験の浅い選手チーム】に分かれてのゲームとなりました。合宿開始当初はなかなか、セブンズの動きに対応できていなかった選手達も、随分と上達していました。 試合の結果は経験者中心のチームの勝利となりましたが、緊張感のある、良いゲームになりました。 夜のミーティングでは、下農S&Cコーチが、「セブンズにおけるフィットネスの重要性」を中心にレクチャーを行い、併せて初日の測定結果のフィードバックなど行い、本日は終了となりました。 夜のミーティング ●7月21日(木) 今日は3部練の日です。まずは朝6時30分よりストレングストレーニングセッションを行いました。 右 長谷川選手、左 鶴田選手 豊島選手 トゥキリ選手 1分トレーニング・30秒レスト(移動含)のサーキットトレーニングです。8種目×2種類(計16種目)×2セットでトレーニングを行いました。ほとんど休む間も無く、次々とメニューに追い立てられる選手達ですが、負けずに取り組んでいました。約1時間のメニューを終えて、汗だくのまま朝食に向かう選手達でした。 2部目の午前練習ではランニングスキル、ハンドリングスキル、スクラム・ラインアウトの練習、フィットネスなど行いました。昨日の悪天候が嘘のような晴天でとても気持ち良いです。BKの選手もスクラムやラインアウト練習に取り組みます。 フィットネス、藤原選手 1対1のスクラム ラインアウトリフティング 3部目の午後練習。メインはタッチでのAT&DFです。昨日のAT&DFに比べてコミュニケーションも活発になり、良いATやDFが随時見られました。うまくいかない場面もありましたが、チーム内でのトークはもちろん、経験豊富な坂井選手・山内キャプテンが指導する場面が見られました。 AT&DF AT&DF タフな3部練の一日でしたが、やはり食事の時にはとても元気になる選手達でした。 合宿も残り2日、元気に乗り切ってほしいと思います。 チームトーク。山内選手が指導 ●7月19日(火) 本日はチームビルディングアクティビティーを行いました。 蔵王連峰の刈田岳頂上をチーム全員で目指します。 登頂前の選手達の様子はまだまだ余裕が感じられます。 出発 午前8時前に登頂開始。雪のないゲレンデを登り、途中から山道らしい山道を登ります。 ゲレンデ 山道 適度に休憩を取りながら進みます。 途中休憩 頂上が近づくにつれて、霧も濃くなり、気温が下がっていきますが選手は前向きに進みます。 いよいよ頂上に到達!しかし刈田岳名所の“お釜”はあいにくの濃霧で見られません。。。 霧 下山しようとした時、奇跡のように一瞬霧が晴れました!!! 大興奮でシャッターを切る選手達。登った甲斐がありました。 晴れた 到着後 登りよりもハイペースで山を下り、全員無事に下山することができました。 午後は昼食を取った後に、蔵王温泉の“新左衛門の湯”へ。昨日までの練習と今朝の山登りで疲れた体を癒しました。露天風呂では、選手同士のコミュニケーションも活発に。 宿舎に戻り、夕食後はフリー。 明日からの練習に備えて、しっかりと英気を養った一日となりました。 ●7月18日(月) 今日は、3部練習を実施。 まずは第1部。 6:00 起床。バナナ、オレンジジュースを摂り、グラウンドへ出発。 6:30練習開始。 ランニングスキルのトレーニング。 股関節の柔軟性を広げ、ランニングスキルを向上させます。 ランニングスキル ランニングスキル 地味なトレーニングだが、この積み重ねが大きな成果を生みます。 最後はフィットネスで第1部終了。 10:30 第2部スタート。 地元ラグビースクールに通う小学生とタレント発掘事業(山形県)に参加する小学生。また、グラウンドの周りを疾走する高校生ランナー。 にぎわうグラウンドで実践的なスキルのトレーニング。 2チームに分かれて、試合形式のトレーニング。 スキル 試合形式 練習終了後、小学生と交流会を開催。 まずは、世界レベルの技術を披露。(つかみはオッケー) 「鬼ごっこ」「だるまさんがころんだ」等、一緒に楽しみ、大いに盛り上がった!! 自己紹介 ラインアウト 鬼ごっこ だるまさんが転んだ 今日の昼食は、バーベキュー。交流会に参加してくれたラグビースクールの小学生も参加。 上山市市長から「山形牛」の差し入れも。 なごやかな雰囲気で交流を深めた。 最後は山内キャプテンの締めの言葉でこの会は終了。 交流会集合写真 上山市市長から差し入れ゙ BBQ 15:30 第3部スタート。 今回はトレーニングルームで、負荷を加えたサーキットトレーニング。 きつそ~。 本日のトレーニングはこれで終了。 サーキット サーキット 番外編 2日目で紹介した長谷川選手も高校生ラガーだが、もう一人高校生がこの合宿に参加しています。広島県尾道高校の久内選手です。 練習が終わっても教科書を開く久内選手に、スタッフも驚きました。 ●7月17日(日) 今日は、昨日にも増して、ハードな練習です。 今日のような走りこみ中心の練習メニューの前後には、ストレッチ ⇒ 練習 ⇒ リカバリー。このサイクルが欠かせません。 練習スタート アイスバスでからだをケア 今日の午後から、山内キャプテン合流。 練習前の集合では「遅れての参加となりました、山内です。はじめての人、よろしくお願いします。1日遅れた分は、すぐに取り返します」 キャプテンの合流で、チーム全体がグッと引き締まりました。 山内キャプテン合流(左から二人目) 村田監督から練習メニューの説明があり、午後の練習スタート 練習メニューの中に、ペアでの補強トレーニング スーパー高校生!? 長谷川選手 6月に香港で行われた、「アジアラグビージュニアチャンピオンシップ」。U20日本代表として高校生ながら活躍した実績から、今回の合宿に召集がかかった期待の高校生ラガー。 188cm、94kgと恵まれた体格です。今後の活躍に、乞うご期待!! 練習後は、宿舎まで徒歩15分の上り坂 リカバリーも兼ねたこの帰り道ですが、結構きつい!! 充実した2日目の練習でした。 ●7月16日(土) 7月16日、山形県上山市(蔵王)にあるアスリートヴィレッジにて、「HSBCアジアセブンズシリーズ」に向けた7人制日本選抜の強化合宿がスタートしました。合宿は、23日までの1週間実施します。 今回、蔵王を合宿地としたのは、グラウンドが標高990mのところにあり、陸上競技(長距離)で行われる高地トレーニングを取り入れることにより、7人制に必要なフィットネスのさらなる強化を図るため。8月末から始まるアジアセブンズで好成績を残すための準備となります。 第1日目の今日は、測定を中心に行いました。 集合時の写真。リラックスしている選手、緊張気味の選手‥‥ 「かみのやま温泉」駅到着後、駅近くの市民プールでリカバリー 測定の説明を身を乗り出して聞く選手たち 外に出て、スプリント、立ち幅跳び等の測定準備 練習後、グラウンドから宿舎に戻る選手(徒歩で15分程度)。左から中村選手、久内選手、長谷川選手 夕食後のミーティング。村田監督による方針の説明