日本代表メンバー | 現地レポート‥‥1
■DAY21:2011年9月20日(火)ケリケリ~ファンガレイ

今朝のベイ・オブ・アイランドは、昨日の天候とは異なり晴天でした。午前9時30分、ワールドカップ第3戦(対トンガ代表戦)の地であるファンガレイにチームバスにて移動。

移動途中の路上で思わぬハプニングがありました。地元の子どもたちが、日本チームのバスを待ち受けていました。急遽バスを停めて、わずかではありましたが、サインや記念撮影を通して交流を深めました。子どもたちから、カーワンHCや選手たちに、日本代表のエンブレムである桜蕾の枝がプレゼントされました。

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1時間半かけて、ファンガレイにあるノースランド・スポーツ・センターに到着。わずか30分程でしたが、ユニット、チーム練習、キックバリエーションを中心に、最終調整を行いました。

キャプテンズラン終了後、宿舎へ向かった日本代表を迎えたのは、地元小学生らのハカによる歓迎でした。
男の子はもちろん、女の子とたちも伝統的な衣装を身にまとい、歌や踊りで日本代表に対する歓迎の意を表してくれました。
対する日本代表は、田中史選手がリードする「上を向いて歩こう」でお返し。
田中選手、そして宇薄選手の盛り上げで地元の方々も手拍子や拍手で応えてくれました。

明日、絶対に負けられない戦いがあります。現在、過去5試合トンガとの対戦成績は、日本代表チームが5連勝しています。しかし、ワールドカップとなるとトンガは強敵です。全ては勝利のためにチーム一丸となって戦います。ラグビー日本代表サポーター&ファンの皆さん、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。

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■DAY20:2011年9月19日(月)ケリケリ

日本代表、今日の午前中はオフ。
その中でも、5名のメンバーが大会に参加するボランティアの皆さんや、地元高校を訪れ、交流を行いました。

まず、最初は地元ケリケリでワールドカップのボランティアとして活動している皆さんが待機している場所を訪れました。
川俣選手、湯原選手、北川勇選手、タウファ選手、上田選手が参加し、サイン会が行われました。ボランティアの皆さんはそれぞれジャージやTシャツなどに選手からサインをもらい、また選手には、にこやかに、とても友好的な応援の言葉を送っていただきました。
リエゾンのテリーさんによると、今回集まったボランティアの皆さんは、今回のワールドカップ大会開催に伴う、設備、施設関連やその他の活動に従事しているのですが、あまり表に出てこない、縁の下の力持ちとしてのサポートをしてくださっている皆さんだそうです。

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その後、選手たちはこれも地元のケリケリ高校へ。
同高校でラグビー部に所属する選手、そして日本語の授業を選択している生徒さん約130人で出迎えてくれました。
講堂に入ると、まずはケリケリ高校ラグビー部のファーストフィフティーンメンバーによる、同校のハカで歓迎。
その後、日本語を勉強している生徒さんのスピーチなどがあり、選手やチームに対する質問タイムへ。
身長は? 体重が一番重い選手は? 50mは何秒で走りますか…などの質問や、日本のラグビーの仕組みや、ラグビー事情などに関する質問も飛び交い、さすがラグビー王国と感じさせる、生徒の皆さんの興味や知識を垣間見ることができました。
日本代表メンバーも、統悦選手の流暢な通訳で質問に答えていました。

「温かい歓迎をありがとうございます。今日の感謝の気持ちを明後日のトンガ戦にぶつけて、戦いたいと思います」(上田選手)

終わってからも、即席のサイン会が行われ、講堂を出てからも生徒は日本代表選手の周りに次々と集まってきます。
校内では、そこかしこでキャッチボールのようにボールをパスし合い、サインを書いてもらうグッズも使い込まれたラグビーボールが目立ちます。改めてここはニュージーランドなのだと、再認識させられる光景でした。

今日のような交流を経て、日本代表はたくさんの応援を背に、ラグビーへの関心と見識が高い、地元の皆さんを唸らせるような試合を、トンガ戦できっと見せてくれるはずです。

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写真上、左 丸山さん 右 江原さん
日本から留学している生徒さんも。二人は高校2年生です。
「この学校でも、小さい子どもたちですら、95年の日本とオールブラックスの試合のことを知っています。今年のワールドカップのオールブラックス戦も、残念な結果でしたがトンガ戦は頑張ってほしいです」(丸山さん)

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写練習会場のあるケリケリは、雨や雷の悪天候となりました。午後3時からの練習は念入りなストレッチ、ウォーミングアップで体をあたため、チームアタック、ディフェンスを中心としたメニューの後、ユニット別でFWはスクラム練習、BKはアタックライン、キックを使用した戦術の確認を繰り返し行っていました。

練習終了後、太田ゼネラルマネージャー&カーワンHCより、トンガ代表戦出場(予定)メンバー発表がありました。その後、出場予定の菊谷キャプテン、平島選手、谷口選手、アレジ選手、小野澤選手による囲み取材が行われました。
ちょうど囲み取材を実施と同時に、ケリケリの空に見事な二重の虹が出現していました。

◎カーワンHC
「PNCでの対戦とは異なり、トンガ代表はワールドカップになると強敵です。チームパフォーマンスやフィットネスレベルも上がってきています。今週は、試合の間隔が4日しかないので、厳しい週となります。けが人も出ているなかで、ひとつひとつを確実にやっていく他ありません。
トンガ戦に向けては、ボールをキープし、フランス戦で見せたパフォーマンスをスタンダードとして、競り勝ちたいと思います。速いラックをしかけ、80分間ひたすらタックルをして、セットピースでしっかり競いあいたいです。そしてジャパンスタイルで流れをつくって、自分たちの最高のレベルを出し切りたいです」

◎菊谷キャプテン
「このワールドカップで2勝することを目標にしています。まずはトンガ代表戦では、激しい・タフなゲームになると思いますが、80分間全力で自分たちのペースで試合を運び、そして勝利を必ず勝ち取りたいです。

◎谷口選手
「トンガ代表戦では、ディフェンスだけではなく、積極的に攻めていきたいです。80分間通して相手を驚かせるようなプレーをしたいです」

◎アレジ選手
「代表メンバーは、トンガ代表と対戦することを本当に楽しみにしています。我々の目標は、ワールドカップで2勝することです。後半戦2試合(トンガ戦、カナダ戦)は、勝つチャンスが大きいと思います。まずは、トンガ戦に集中して試合を勝ち取りたいです」

◎小野澤選手
「このトンガ代表戦は、チームとして練習で積み上げてきた成果を示す試合になります。やれることはやり、できる限り最高のパフォーマンスを成し遂げたいです」

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■DAY19:2011年9月18日(日)ワイポウア・カウリ森林保護区

本日ラグビー日本代表は、終日オフとなりました。
夕方からチームアクティビティとして、ワイポウア・カウリ森林保護区を訪ねました。地元マオリの人々による特別な歓迎儀式の後、ワイポウア・カウリ森林保護区に生息する森の神の名を持つカウリの巨木タネ・マフタへ。樹齢約1200年のカウリの木でマオリ民族の神木とも言われています。NZならではの、ユニークでスピリチュアルな体験を通して、選手それぞれが思い思いの時間を過ごしました。後半戦を迎える日本代表に大きなパワーをもたらしてくれたと思います。

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■DAY18:2011年9月17日(土)ハミルトン~ケリケリ

9月17日(土)、悔しいオールブラック戦から一夜明けました。ラグビー日本代表は、気持ちを切り替え、午前中プールリカバリーで試合での疲労を取っていました。その後、ハミルトン市内のホテルで、太田GM・ジョン・カーワンHCによるメディアブリーフィングが行われました。

──NZ代表戦を終えて
日本ラグビーにとっては、残念な結果ではありましたが、戦略的には間違いなかったと思います。昨日の試合を通して、課題が浮き彫りになりました。特に、ミスタックル・インテンシティの差が追いついていませんでした。ラックの差は、1分でも気を抜くとオールブラックスの高速バックスは、なかなか止められません。
昨日の試合終了後、オールブラックスのロッカールームで、簡単なアフターマッチファンクションが行われました。日本の奇襲攻撃でオールブラックスの選手は疲れていました。はやいテンポラグビー攻撃については、一定の評価がありました。

──代表レベルをネクストレベルに引き上げるには
NZチームとの経験値の差が明らかです。代表選手全員にそういった経験が、今後必要となります。例えば、ハイネケンカップや州代表対抗戦(NZ)に参戦しているチームと数多く対戦することで、レベルを引き上げる、代表強化には良い事だと思います。

──ワールドカップ2勝
日本代表の状態は決して悪くありません。我々のリアルワールドカップは、ここから始まります。目標の2勝は変わりありません。このワールドカップを通して、一番成長したチームと評価されるよう、自分たちの仕事をするだけです。

──2勝する意味は
・プール3位までに入れば、2015年ワールドカップに自動出場することができます。
・6月のホームでのテストマッチを含め2012年以降ランキング上位チームとのマッチメイキングが可能となります。日本代表強化にとってもプラスになります。
・日本以外のアジア1カ国が出場可能となります。

──元代表選手としてNZ代表(1995年)と対戦して、昨日の試合はなにが違うのか
(太田GM):間違いなく、戦い方が進化されています。

──昨日の試合を振りかえって
(太田GM):経験値をあげることが課題となりました。試合のなかで、ミスタックルは多かったが、ゲーム支配率などは、ほとんど変わりませんでした。日和佐、リーチといった次世代の活躍も見られました。個人スキル、日本のラグビーがどこまで通用することができるのか、見極める試合にもなりました。
トンガ戦に向けてけが人は出ていますが、30人総力戦には変わりありません。ベストな布陣で残り2試合に挑戦したいです。

その後、ラグビー日本代表は、ケリケリへ向けてチャーター便で移動しました。到着後、各自ストレッチや軽めのリカバリーで調整を行いました。

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■DAY16:2011年9月15日(木)ハミルトン

NZ戦前日。今日のハミルトンは曇りのち雨。明日の試合会場となるワイカトスタジアム(ハミルトン)でキャプテンズランが行われました。このワイカトスタジアムは、ワイカトラグビー協会、スーパーラグビーチーフスの本拠地です。

悪天候にも関わらず、菊谷キャプテンを中心に熱のこもった最高の練習が行われ、明日のNZ終戦に備えました。わずか50分弱の練習でしたが、グラウンドそれぞれのポジションでしっかりとしたイメージができました。キャプテンズラン後も、FW陣がラインアウトを確認したり、BKは、アタックライン、キックフィールディングなどそれぞれのポジションスキルをチェックして最後の練習を終えました。

いよいよ世界ランク1位のNZ代表との決戦がやってきました。われわれラグビー日本代表は、失うものは何もありません。チャレンジャーとして、受身になるのではなく、積極的に仕かけて、完成したジャパンスタイルのラグビーを示したいと思います。日ごろより、日本代表を応援していただいているすべての皆様、熱い声援をよろしくお願いします。最後の一押しをしてくれるのは、いつもサポーターの声援です。共に戦いましょう。

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◎ジョン・カーワンHC
「明日の試合では、試合内容で接戦に持ち込みたいです。出場選手は、全力でプレーしてくれると思います。全員で気持ちを込めてディフェンスをし、ボールをできるだけキープして、我々のゲームをしたいと思います」

◎マイケル・リーチ選手
「オールブラックスと言えば、ラグビー界では一番知られている最強チームです。明日の対戦まで待ちきれません。また夢が実現しました。グラウンド上では目の前にある自分の仕事をしっかりやり遂げることに集中したいです」

◎日和佐 篤選手

「明日のオールブラック戦を本当に楽しみにしています。まだ緊張はしていませんが、次第に大一番に向けて緊張してくるかと思います。とにかくひたむきなプレーで挑戦したいです」

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■DAY15:2011年9月14日(水)オークランド~ハミルトン

午前中、大変お世話になったガルフ・ハーバーロッジを離れ、第2戦NZ代表戦(16日)が行われるワイカト州ハミルトンへチームバスで移動しました。

また午後3時半から、ハミルトン市内の宿泊ホテルでNZ代表戦出場予定メンバー発表記者会見が開催されました。
日本代表からは、太田治GM、ジョン・カーワンHC、菊谷崇キャプテン、大野均選手、マリー・ウィリアムス選手、上田泰平選手、畠山健介選手が出席しました。まず、太田GMよりNZ戦出場予定メンバーが発表されました。その後、日本人、海外報道関係者への質疑応答、ぶらさがり取材が行われました。

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◎ジョン・カーワンHC
「フランス戦では、世界にジャパンスタイルを示すことができました。さらに高いパフォーマンスレベルを目指して、第2戦であるニュージーランド代表戦でも競り合ったゲーム展開に持ち込みたいと思います。30人全員がベストの布陣です。試合の結果よりも、ゲーム内容(ジャパンの戦いぶり)、そして試合を終えて、出場チームのなかで最も成長している代表チームであることを証明したいと思います」

◎菊谷崇キャプテン
「世界ランク1位のニュージーランド代表を相手に、今の日本ラグビーがどれだけ通用できるのか、きちんと準備をして、チーム一丸となって80分間全力で臨みたいと思います。このワールドカップは、僕のラグビー人生のなかで最高の時間です」

◎大野 均選手
「われわれができること、ベストを尽くした試合をおみせして、その姿が被災に遭われた皆さんの勇気や元気になれば嬉しいです」

◎マリー・ウィリアムス選手
「オールブラックスと対戦できることは、ラグビー選手にとって最高なことです。私自身、オールブラックスになることが憧れでした。今は、日本の社会で暮らし、文化を学び、日本代表のジャージに袖を通すことは、私の人生にとって名誉なことです。チームメイト同様にNZ代表戦を楽しみにしています」

◎上田泰平選手
「NZ代表戦に選ばれ光栄です。気持ちを引き締めてひとつひとつのプレーに集中して全力を出して頑張りたいです」

◎畠山 健輔選手
「今回、自分はリザーブとしての出場となりますが、機会があれば、リザーブとしてチームの流れを変えて、力を発揮させられるようなプレーをしたいと思います」

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■DAY14:2011年9月13日(火)オークランド

今日のシルバーデールもすっきりしない悪天候のなか練習がスタート。グループに分かれ、ディフェンスを中心したスキルドリルに励んでいました。その後、試合形式でラインアウト、スクラムからの細かいサインプレー、コンタクトやセットピースの確認など念入りに、約2時間、高い集中力の下、各自積極的に練習メニューをこなしていました。受身にまわるのではなく、より多くボールを支配し、競い合った状況で、日本代表が得意とするファーストゲームに持ち込んで、NZ代表(オールブラックス)戦に臨みたいと思います。
本日、ホラニ龍コリニアシ選手の負傷交代により、タウファ統悦選手が練習に合流しました。

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◎タウファ統悦選手
「朝起きて、代表召集の連絡をもらった時は非常に嬉しかったです。この場所(NZ)にいることが信じられません。いろんな想いがあり、今ここにいます。まずはこれまでサポートしてくれた全ての関係者の方々に感謝したいです。ワールドカップ代表スコッドに選ばれたからには、日本代表として責任とプライドを持って、1試合でも多く出場できるよう頑張りたいです」

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■DAY13:2011年9月12日(月)オークランド

悪天候のなか、午前中の練習が始まりました。練習会場を取り囲んでいた約2メートルの警備の壁が、強風により倒れるというアクシデントが発生。
練習はアタックディフェンス練習で軽めの調整を行いました。ユニット練習では、FWはラインアウトのサインプレー、BKはアタックラインやまた悪天候でも対応できるように、キック戦略からの攻守の布陣やサインプレーを確認していました。
本日、ジャスティン・アイブス選手の負傷交代により、北川勇次選手が練習に合流しました。

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◎北川勇次選手

「同じ所属チームのアイブス選手(ケガのため離脱)の分まで、頑張りたいと思います。非常に調子が良いので、代表に召集されたからにはひとつでも多く試合に出場できるように、しっかり練習に励みたいです」

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日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
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FUMI's Diaryこんにちは。
ニュージーランドに来て、とてつもなくラグビーの素晴らしさを感じているジャックです。
ラグビーは一度ハマると絶対に抜け出せないスポーツです!!
そして、そんなスポーツをずっと愛し続けてきたジャックですが、今回のワールドカップにきてからさらにラグビーへの愛情が強くなった気がします。
たぶんそれは、ワールドカップ開催国であるニュージーランドの国全体のラグビーに対する熱意からくるものだと思います。
というわけで、今回はワールドカップ開催国のニュージーランドについて紹介したいと思います。
ラグビーに関わった事のある人なら、ニュージーランドがラグビー王国だという事はご存じだと思います。
しかし今回は、ラグビー以外のニュージーランドをご紹介したいと思います。
ラグビー以外にも色々な魅力がたっぷりですよ!!

ニュージーランド観光情報
写真上から、ミルフォードサウンド、マウントクック、トンガリロ国立公園、パウア貝、kiwi、ボーンカービング、NZ国旗

ニュージーランドは、南西太平洋のポリネシアに位置する立憲君主制国家です。
島国であり、2つの主要な島と多くの小さな島々から成り立っていて、北西に2000km離れてオーストラリア大陸があります。
南方の南極大陸とは2600km離れていて、北にはトンガ、ニューカレドニア、フィジーがあります。
英語ではNew Zealand、マオリ語ではAotearoa(アオテアロア)といいます。
ニュージーランドの面積は26万8680キロ平方メートルで、歴史は浅く約150年前にイギリス人がこの地に移住してくるまで「開拓」がなされていなかったため、手つかずの自然が数多く存在しています。
まずは、現在3つの世界遺産が登録されているので簡単に紹介したいと思います。

1つは、南島の南西部にある4つの国立公園(アオラキ/マウント・クック、ウエストランド、フィヨルドランド、マウント・アスパイアリング)を含む、広大なエリアのテ・ワヒポウナムです。
この地域には、高く険しい山々に氷河、原生林に囲まれた美しい湖、長い年月をかけ自然が創り出したフィヨルドがあります。
また絶滅に瀕した貴重な動植物の生息地があることから自然遺産として登録されています。
特に有名なのはアオラキ/マウント・クック国立公園内のクック山と、フィヨルドランド国立公園内のミルフォードサウンドです。
それぞれの国立公園はとても離れていますが、時間をかけてでもすべてを見る価値はあると思います!!

2つ目は、北島中央部に位置するトンガリロ国立公園です。
ニュージーランド最古の国立公園で、当初は自然遺産として登録されていましたが、後に先住民族マオリの聖地でもあることから文化的価値が認められ、複合遺産として登録されました。
ルアペフ山、トンガリロ山、ナウルホエ山は、今でも9年に1度は噴火し続けている活火山で、その溶岩と火山灰に覆われた荒涼とした大地と、火山跡にできた円形の美しいカルデラ湖は訪れる人を映画の世界に引き込みます。
その映画が「ロード・オブ・ザ・リング」です。
年間100万人もの観光客が訪れる人気スポットなので、ぜひ行ってみて下さい!!

3つ目は、アンティポデス諸島、オークランド諸島、キャンベル島、スネアズ諸島、バウンティ諸島の5つの島々から成る亜南極諸島です。
暖流と寒流のぶつかり合う天候の不安定な場所にあり、暴風雨などに見舞われる厳しい環境下にあることから、歴史上ほとんど開拓されなかった島々です。
全体で126種の鳥類が生息し、希少動物も多いことから1998年に自然遺産として登録されました。
生態系を維持するために立ち入りは厳しく制限されており、残念ながら観光は難しいですが、どうしても行ってみたいという方は人数を制限したガイド付きのツアーがあるのでぜひ!!

次はNZのお土産を紹介したいと思います。
まずはキウイです。
ニュージーランドの国鳥であるキウイは、ニュージーランド人の愛称にもなっています。
(ちなみに、オージー、フィジアン、アイリッシュ、はどこの国でしょう?)
形もそうなのですが、最大の特徴は長いくちばしを持ち飛べないということです。
昔は国内に敵が存在しなかった為、翼が退化して地上で暮らすようになったと言われています。
現在は色々な敵が存在するため絶滅危惧種となっていて、野性のキウイを見るのはかなり難しくなっています。
愛らしいキウイは女性や子供にとても人気があります。
そんな可愛いキウイのぬいぐるみや小物などが、どこのお土産屋さんにも置いてあるので家族や友達、恋人などにプレゼントしてみてはどうですか?

次はアクセサリーです。
アクセサリーといっても、日本にあるようなゴールドやシルバーやダイヤなどではなく、ニュージーランドの特産品であるグリーンストーンやパウア貝を使ったアクセサリーです。
見た事がある方もいると思いますが、1000円程度の物から数万円もする物まで値段はさまざまなので、予算や渡す人に応じて質を変えたりできます。
(例・友達は千円~3千円程度、家族・彼女は1万円程度、ジャック、100万円程度(笑))

グリーンストーンは、形や大きさによって1つ1つ違っています。
マオリの装飾品や武器に用いられていて、デザインの1つ1つに意味があります。
特にネックレスが人気で、自分で買うより他人からプレゼントされた方が幸運を呼び込む力が強くなるらしいので、大切な人にプレゼントしてみて下さい。

パウア貝は、光が反射して綺麗な虹色に輝くアクセサリーで、海のオパールと呼ばれ特に女性に人気があります。
パウアとはニュージーランドのみに生息するアワビ貝の内側を加工したもので、天然物のため1つ1つの印象が違い、磨くことによって青や緑の独特な模様と虹色の輝きが出てきます。
アクセサリー以外に、デザインとしてワンポイントで使われることもあります。

ボーンカービング
ボーンカービングは白色なので、いつでもどんな格好でも付けられる優れものです。
生の牛骨から出来たお守りで、マオリ族はボーンカービングを狩りの道具として使っていました。
グリーンストーンと同じくそれぞれに意味があり、物事の始まり、成長、社会的調和、恋愛成就など、願いや祈りを叶えてくれるといわれています。
使えば使うほど徐々に色が変化してくる、天然素材ならではの楽しみ方もあるので、お買い求めはお早めに(笑)!!

ラノリンクリーム
保湿効果の高いクリームです。
ラノリンとは天然の羊毛由来の油脂で、羊毛の刈り込みの仕事をしている人々の手は、いつまでもツヤがありしっとりとしています。
それはラノリンに、皮膚を柔軟にする作用があるからだといわれています。
ラノリンを配合したハンドクリームは、乾燥したお肌や手にもってこいです。
やわらかいお肌を取り戻したい方は、寝る前なんかがお勧めですね。

どうですか、お客さん(笑)?
一生に一度は、こんなに色んなものが詰まった国ニュージーランドに行かれてみては?
そして日本とニュージーランドの交流をさらに深めていきましょう。