●9月26日(月) DAY3 最終日の今日は、昨日同様に早朝のウェイトトレーニングに始まり、中学生は宮崎コーチの指導の下、姿勢の確認や自重を使ったトレーニングを、高校生以上は各自でトレーニングを行いました。 今回の最後の練習では、バドミントンの専任コーチディレクターである今井紀夫氏を特別コーチに迎え、バトミントンで行われている、体力トレーニングを指導して頂きました。サーキットトレーニングに始まり、ステップ・フットワークを使ったトレーニングなどが行われました。普段とは違うトレーニングに、選手たちにはなんとかついて行っているといった感じでした。最後に、今井コーチからはサーキットトレーニングなどで、本数を重ねた時に、回復が遅く次のスタート時にスピートが落ちているなどの指摘を頂き、選手たちも自分の弱い部分を再確認することができ、とても有意義なセッションとなりました。バドミントンセッションのあとは、昨日の試合で上がった課題であるDFの動きやコミュニケーションの練習を行いました。 その後、昼食をとり座学が行われました。座学ではJADAより講師をお招きし、アンチドーピングについて、何故ドーピングがいけないのかと言ったことなどを選手たちへ講義をして頂きました。今後国際舞台でのプレーを目指すのであれば、必ず必要になる知識ですので、選手たちも真剣に取り組んでいました。また、今回学生サポートとして参加してくれた古谷駿君(流通経済大学4年生)より、スポーツとメディアと言うことについて選手に話をして頂きました。 最後のクロージングでは、宮崎コーチから今回の体力トレーニングのフィードバック、ケリーコーチからは練習の強度とトレーニングへの取り組み方について話があり、今回のアカデミー優秀選手として、横尾千里選手、大黒田裕芽選手の2名が選ばれました。最後に吉岡コーチより、アカデミーを重ねるごとに選手たちは成長して行っているが、周囲に対する気配りなどまだまだ成長しなければならない点は多くあるので頑張っていって欲しいとの話がされ、今回のアカデミーは終了致しました。次回は12月中旬開催予定です。 バドミントン・今井コーチ フットワークのトレーニング サーキットトレーニング サーキットトレーニング DFトレーニング アンチードーピング クロージング ケリーコーチ ●9月25日(日) DAY2 今回のアカデミー恒例の早朝トレーニングは、ウェイトトレーニングを実施。中学生は重さでなく姿勢を中心としたトレーニングを行い、高校生以上はベンチプレスとスクワットの測定を行いました。 姿勢のチェック キッキングテスト ゲーム ゲーム 午前中の練習は辰巳の森海浜公園ラグビー練習場へ移動し、代表選手を交えた参加選手をA、B、C(中高生)の3チームに分け、総当たりで計6試合のトレーニングゲームが行われました。Aチーム対Bチームはお互いに激しいコンタクトを繰り返し、お互いに譲らないゲームを行っていましたが、代表メンバーを多く含むAチームが次第に押し始め、Bチームに勝利。中高生で編成された、Cチームは代表選手たちのいる、Aチーム、Bチームに対して、タッチ形式でのゲームになりましたが、積極的にボールを動かしA・B両チームからトライをとるなど奮闘していました。 今回のレフリーは、昨日の夜に講師をして頂いた大槻レフリー(日本協会公認A1レフリー)にご協力頂き、計6試合、すべてレフリングを行って頂きました。 午前中のトレーニングの最後はフィットネストレーニングを行い終了。 午後は、午前のゲームのレビューと昨日の課題を踏まえてトレーニングが行われました。オフロードパスのトレーニングが、サポートの動きや状況を変えながら行われました。 トレーニング終了後、選手たちは味の素ナショナルトレーニングセンターに戻り栄養学の講義を受けました。講義では自分の体に必要なエネルギーをとる方法や炭水化物の摂り方ついて話が行われました。講義後は夕食をとり、食事に関するカウンセリングを、講師をして頂いた栄養士の河谷彰子さんに個別に行って頂きました。食事は、体づくりをはじめ、自身のパフォーマンスに関する重要なことなので、皆真剣に話を聞いていました。カウンセリングを受けている以外の選手たちは、午前中に行われたゲームのチームごとに集まり、試合の映像を見ながらミーティングを行いました。 明日が、今回のアカデミーの最終日となり、本日同様にウェイトトレーニングからの開始となります。 ゲーム ゲーム Aチーム対Bチーム 試合後に早速自分のプレーを、岩井コーチと共に確認 試合後のチームミーティング(Cチーム) ゲーム 大槻レフリーからのレビュー オフロードパストレーニング 岸田女子委員会委員長、朽木オリンピック部門長より激励の挨拶 個別カウンセリング グループワーク ●9月24日(土) DAY1 本日より、第8回セブンズアカデミーが始まりました。今回のアカデミーは10月1日から2日にかけてインドで行われる「アジアウィメンズセブンズチャンピオンシップ」に参加する代表選手との合同合宿となりました。集合後のオリエンテーションでは、まず、今回のアカデミー期間中のテーマをそれぞれに立て、アカデミーに入りました。 まずは、座学が最初に行われました。最初に櫻井トレーナーより、セルフコンディショニングについて講義が行われました。コンディショニングの概要について説明が行われ、トップアスリートを目指すのであれば、自分のコンディションはまず、自分で管理しなければならないこと、そのためには自分自身でストレッチやアイシングを行うといったことが大切であるという心構えも選手たちへ伝えられました。また、ストレッチやアイシングの方法など具体的な説明も行われました。 次に岩井コーチより、「セットプレーの重要性」ということをテーマにキックオフについて、ロングキックオフ、ショートキックオフに分けて、映像や数字を交えながら選手に説明が行われました。最後に、宮崎コーチより、7人制に求められるフィットネスの重要性、そしてアカデミーでは体力づくりに常に重点をおいて強化していくといった説明がありました。 座学後はグラウンドに移動し、フィットネステスト、パススキルのテストを前回同様に行いました。その後、タッチゲームを行いこの日の練習は終了となりました。 夕食後行われた、夜の座学では、ケリーコーチより、明日行われるゲームへ向けて、オフロードパスなどの課題の説明が行われました。次に今回のアカデミーに帯同して頂いている、大槻レフリーより、レフリーの役割についてや、反則はなぜ起こるのか、ルールについて、プレーの定義などについて話があり、選手たちは普段聞くことのできないトップレフリーの話を真剣に聞いていました。 セルフコンディショニングについて(櫻井トレーナー) セットプレーの重要性について(岩井コーチ) ウォーミングアップトレーニング フィットネステスト パススキルテスト パススキルテスト タッチゲーム 明日のゲームでの課題について(ケリーコーチ) レフリー/ルールについて(大槻レフリー)