平成22年度に制定されましたJRFU表彰制度規程に基づき平成23年5月18日理事会におきまして以下の通り平成22年度表彰者が決定され、去る10月29日に表彰式が行われました。 【功労賞受賞者】 永年にわたり、それぞれの分野でラグビーの振興、発展に寄与、貢献した個人または団体に対し表彰するもの 加賀美 尚(かがみ ひさし)様(東京都) 永年、マッチドクターとして現場での救護に従事されたほか、登録者傷害見舞金制度の確立に携わられ、ラグビーにおける外傷・障害の発症起点の解析を進め、安全対策への提言を行われるなど極めて大きな功績を残されました。 長見 奠文(ながみ さだふみ)様(鳥取県) 半世紀の長きにわたり、鳥取県協会の組織体制の確立と強化にあたられ、選手の普及育成に貢献するのみならず、役員の育成に大きく寄与されました。現在も鳥取県ラグビーフットボール協会会長の要職にあられます。 美濃部 嶢(みのべ たかし)様(東京都) 永年、マッチドクターとして現場での救護に従事され、救急医療の専門家として消防庁等行政との交渉により救急時の支援体制を確立されました。現在では当たり前のAEDを初めて国立競技場、秩父宮ラグビー場に寄贈し、その普及に努められました。 山田 順亮(やまだ よしあき)様(長野県) 永年、マッチドクターとして現場での救護に従事され、日本協会メディカルコミッティー二代目委員長として、医務体制の全国的な標準化に貢献されました。現在も菅平にて開催の各大会の医事運営に献身的に貢献されております。 【普及功労賞受賞者】 永年にわたり全国各地でラグビースクール・各層のクラブチーム等の指導・運営に熱心に携わり、競技人口の増加や地域でのラグビー活動の活発化、青少年の健全な育成に関し、顕著な功績を残した個人または団体を表彰するもの 故 加藤 公朗(かとう こうろう)様(秋田県) 秋田県において、スクール、中学、高校、大学から女子まで、広い分野においてラグビークラブの創設・運営・指導に携わり、地域のラグビーの普及と青少年の育成に大きく貢献されました。 加藤様は、誠に残念ながら本年4月にご逝去され、当日は甥にあたられます、山崎一彦(やまざき かずひこ)様に代理でお見えいただき表彰状と記念品をお受け取りいただきました。ここに謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。 受賞者一同