報告: 丸田義隆(九州協会・普及育成委員会)

「東九州ブロックミニラグビー交流大会」も第12回目を数え、11月6日の日曜日に大分県協会主管により、大分県日田市の萩尾公園多目的グラウンドで開催されました。
萩尾公園多目的グラウンドは、大分自動車道・日田インターチェンジから約5分と交通アクセスに非常に恵まれた場所にあり、昨年芝生を植え替えた事から、日田市ラグビー協会から今回の大会開催を積極的に招致いただいての開催となりました。

東九州ブロックミニラグビー交流大会

前日より降り出した雨が当日も降り続き、開会式を中止せざるを得ない程の強い雨が降り、交流大会・試合そのものの開催も危ぶまれましたが、子ども達・コーチ・保護者等の思いが通じたのか、試合開始と共に激しく降っていた雨が上がり、予定通り無事全試合を行う事ができ、グラウンドには子ども達・コーチ・保護者等の歓喜の声が響き渡っておりました。

今大会には、大分県から6チーム、熊本県から4チーム、鹿児島県から1チーム、宮崎県から2チーム、遠く沖縄県から1チーム、オープン参加の福岡県から1チームの総勢15チーム・約490名の子ども達が参加し、熱戦が繰り広げられました。

東九州ブロックミニラグビー交流大会 東九州ブロックミニラグビー交流大会
東九州ブロックミニラグビー交流大会 東九州ブロックミニラグビー交流大会

西九州交流大会と同様、本交流大会の大きな特色は、人数が少なく単独ではチーム編成が困難なチーム同士が合同チームを編成し、誰もがプレーに参加でき、フレンドリーシップを体感し試合を楽しむ事ができる事にあります。

各学年の試合は、高学年21試合・中学年26試合・低学年21試合・幼稚園児8試合の計78試合の熱戦が繰り広げられ、いつもと違うグラウンドコンディションに、特に低学年の試合では、雨に濡れたユニホームに泣き・笑いに加え、あっと驚く珍プレー・好プレーの連続で、子ども達にとって楽しそうな試合展開が多数観られました。
また、中学年・高学年の試合では、スピード感に溢れ切れのあるプレーが続出し、練習の成果を十分に発揮・伺われる素晴らしい試合展開が多数観られました。

東九州ブロックミニラグビー交流大会 東九州ブロックミニラグビー交流大会

本大会が、日本ラグビーの将来の一翼を担っている事を確信し、また、九州の地からワールドクラスで戦うラガーマンが育ってくれる事を願って、大きな怪我もなく全試合を終える事が出来ました。

大会の準備から当日の交通整理等多岐に渡ってご協力いただいた日田市ラグビー協会及び昭和学園ラグビー部の皆さん、準備運営等にご協力いただいた大分県内各スクール及び、遠路はるばる参加いただいた各チームの子ども達・関係者の皆さんに対して、この場を借りて感謝すると共に、厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

東九州ブロックミニラグビー交流大会