東京都市大学 15-33 愛知学院大学 【決勝／2012年1月6日(金) at 愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】 小寒のとおり太陽もかげり底冷えのする瑞穂ラグビー場。前半、愛知学院大のキックオフで始まった。早々、愛知学院大は、フェーズを重ね敵陣ゴール前に攻め入る。4分中央ゴール前ラックより9-14と渡り、WTB藤川が中央に先制トライ。WTB藤川のゴールキックも決まり0-7となる。愛知学院大は、その後も再三敵陣ゴール前に攻め入るも東京都市大の好タックルやノッコンのミスでスコアチャンスを逃す。24分東京都市大は、敵陣に攻め込むと相手PKよりゴールを決め3-7とする。30分にも東京都市大はモールを基点に攻め入りPGを狙うが外す。36分に愛知学院大は自陣ゴール前でLO鈴木が危険なプレーでシンビンとなる。41分愛知学院大は一人足りない中、相手キックミスよりFBがチャンスを作るとオフロードで繋ぎWTB藤川が右隅にトライ。ゴールも決まり3-14で愛知学院大がリードし前半を終了。 後半開始より風上の東京都市大がハイパントで攻め立てる。しかし7分愛知学院大は、ラインアウトよりモールを押し込み左隅にトライし、3-19となる。16分東京都市大はFBのラインブレイクでチャンスを作り、敵陣22m中央ラックよりSO堤がカットインし中央にトライ。SO堤のゴールも決まり、10-19と追いすがる。21分東京都市大は敵陣ラインアウトよりラックを連取し右中間にトライ。15-19と逆転圏に追い上げる。25分過ぎより東京都市大のキックミスより風下の愛知学院大が敵陣に攻め入るとゴール前よりラックを攻め立て、31分東京都市大LO小林が再三のコラプシングでシンビンとなる。32分愛知学院大は、ゴール前スクラムを押し込みNo.8出口がトライ。WTB藤川のゴールも決まり15-26となる。勢いを取り戻した愛知学院大は、41分にもゴール前ラックより9-14と渡りWTB藤川が3つ目のトライを右中間にあげ、自らのゴールも決まり15-33でノーサイドとなり、愛知学院大学が2年ぶり3回目の優勝を飾った。(大久保 誠)
