女子7人制代表候補「選考合宿」レポート｜日本ラグビーフットボール協会｜RUGBY：FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

3月5日(月)

最終日の今日は、雨の中でのスタートとなりましたが、選手たちは雨に負けることなく一生懸命に課題に取り組んでいました。砂浜でのトレーニングは午後に行われるセレクションマッチに向けて、アタックにフォーカスしたトレーニングが行われ、1対1、2対2の状況で、スペースやディフェンスの選手に対して、まずは勝負する等の説明が行われました。
トレーニング→フィットネスを繰り返しトレーニングは進められ、疲れた状況でどれだけ決まり事をしっかりと守り、次にトレーニングで動けるかが求められました。

午前の練習は朝の砂浜でのトレーニングに引き続き、少人数でのアタックのトレーニングを行ったあと、3チームに分かれ、アタック・ディフェンスのトレーニングを1時間程行いました。

午後は激しい雨となりましたが、予定通りセレクションマッチが行われ、選手たちはここまでの合宿でやって来たことを試合中に出してプレーしていました。
今回の合宿から「IRB ウィメンズセブンズチャレンジカップ2012香港」へのメンバーが選考されます。
最後になりましたが、今回の合宿においてご協力頂きました国際武道大学ラグビー部の皆さまへ御礼申し上げます。


砂浜でのトレーニング		フィットネス


フィットネス		１対１での勝負


タックルトレーニング		チームトーク


朝のトレーニングの振り返り		フィットネス


前日のゲームのレビュー		セレクションマッチ


セレクションマッチ		セレクションマッチ

セレクションマッチ

3月4日(日)

今日も砂浜トレーニングからです。宿舎からの砂浜までのタイムトライアルで始まり、1対1コンタクトを中心にトレーニングが行われました。トレーニングの間にはフィットネスがいつも通りに行われました。1対1は2対2、3対3と途中から人数が増やしながら行われました。

午前のトレーニングは国際武道大学ラグビー部の皆様にご協力頂きタッチゲームを行いました。タッチゲームについては、浅見コーチより、今回の合宿で行ったディフェンスでの約束事の徹底やゲームでは積極的にチャレンジするようにと、ゲーム前に選手へ伝えられました。ゲームの間にはアジリティトレーニングも行われました。男子の選手のスピードとスキルに苦戦していましたが、代表選手たちも素早い球出しの継続によるアタックができていた際にはトライをとっていました。こういった、スピードとスキルの違う選手とやることに慣れることは、海外チームと戦っていくうえで非常に良い経験となっております。

午後はセレクションマッチが行われました。ゲームでは、この日の午前中までに行ってきたディフェンスやアタックなどを各選手が積極的にプレーしていました。


砂浜トレーニング		砂浜トレーニング		タッチゲーム


タッチゲーム		タッチゲーム		ユニットトレーニング


アジリティートレーニング		アジリティートレーニング

ゲームで気づいた点を説明する瀬川氏（次期男子7人制日本代表ヘッドコーチ）

午前中の映像を見て今までのトレーニングを確認


セレクションマッチ		セレクションマッチ		セレクションマッチ


ゲーム間のチームトーク		ゲーム間はコンタクトフィットネス

3月3日(土)

3日目も砂浜での早朝トレーニングでスタートしました。
まず昨日のトレーニングでの約束事を確認し、ラインディフェンスの動きを確認しました。次にブレイクダウンにフォーカスしたトレーニングを行い、激しく体をぶつけあいました。トレーニングの合間にフィットネスが行われ、選手たちは全力で取り組んでいました。トレーニングの最後は、砂浜から宿舎までの上り坂を走って帰りました。


砂浜を全力疾走		フィットネス


ラインディフェンス動きの確認		ブレイクダウン。起き上がりを早く


ミニゲーム		ミニゲーム


ミニゲーム		怪我の選手は別メニューで早朝腹筋

午前中のトレーニングは、国際武道大学のトレーニング場にて、ウェイトトレーニングを行いました。始めにスクワット、懸垂、腹筋をグループごとに行い、次に、自転車、上肢、体幹の3つに分かれ、それぞれS&Cコーチ指導のもと、体を追い込みました。
午後はオフとなり、夜に翌日のセレクションマッチへ向けて全体ミーティング、1 on 1ミーティングが行われました。


自転車		スクワット


懸垂		腹筋


上肢の強化		井上コーチ

3月2日(金)

合宿2日目。前回の勝浦での合宿に引き続き、今回も早朝練習は砂浜でのトレーニングで始まりました。宿舎から砂浜までランニングで移動した後は、タックルやコンタクトでのスキルトレーニングとフィットネストレーニングが交互に行われました。砂浜でのトレーニング終了後は、宿舎から下ってきた道を逆に、ランニングで上って戻りました。


砂の上での起き上がりとダッシュ		岩渕GMよりトレーニングの説明


タックルトレーニング		怪我の選手も別メニューで追い込み

午前中のトレーニングは国際武道大学の立木先生を講師に迎え、合気道のトレーニングを行いました。合気道の基本的な受け身練習をおこなった後、重心の位置や骨盤の動かしなどについても講義して頂き、選手・スタッフともに合気道の体の動かし方からラグビーでの動きに活かせるもの、つながるものを探し練習に取り組んでいました。


合気道、体の使い方について		合気道


合気道		合気道

午後は生憎の雨でしたが予定通りトレーニングは行われました。ディフェンスの動きを中心に、コンタクトフィットネス、スキルトレーニングを交えながらトレーニングは進められました。ディフェンスの動きでは選手間のコミュニケーションやディフェンスラインでの約束事を自分たち自身で常に意識することが徹底されました。選手たちもセッションを重ねるごとに、理解を深め動きが良くなっていました。


コンタクトフィットネス		ユニット練習

AT&DF

3月1日(木)

本日より、女子7人制代表候補合宿がスタートいたしました。初日の今日は、味の素ナショナルトレーニングセンターへ集合し、ハンドボールコートにてフィットネステストを行いました。次に体幹テストを行った後、体育館へ移動し、ベンチプレスとスクワットの測定を行いました。昼食後、見山Ｓ＆Ｃコーチの指導でスクワットを行う上での効果的な姿勢についてレクチャーが行われました。その後は明日からトレーニングを行う国際武道大学（千葉県勝浦市）へ移動しました。

夜はミーティングが行われ、女子7人制代表のセレクションポリシーの説明が宮崎コーチから行われたあと、2月に行われたラスベガス遠征のレビューを岩井テクニカルコーチが、セットプレーの数値、試合映像を見ながら説明しました。

ミーティングの最後に今日が誕生日の辻本選手を選手・スタッフでお祝いし、本日の活動は終了しました。

明日は早朝よりトレーニングが行われます。