3月16日(1日目)

晴天の中、平成23年度U16関東高校ラグビーブロックトレセンが山梨学院大学ラグビー場にて実施されました。2Fクラブハウスにて開校式が行われ、U16関東代表梶原監督から今合宿の意義、目的が説明されました。(1)U16関東合宿において将来日本代表になる一歩目を経験する。(2)JAPANスタンダードを学び、2019年W杯日本開催の代表を目指す選手の発掘、育成。(3)来年度のU17合同大会につながる戦術の基本を学ぶ。この3点を今合宿のゴールとし、明確な目的意識を一人一人が持ち、ベストパフォーマンスを出して欲しいと選手たちに熱く語りかけました。

その後、S&Cコーチの和田先生、大澤氏(日本協会)からS&Cについてのプレゼンがあり、選手は目的を持ってベストを尽くし、高い数値を発揮していました。

夜のミーティングでは、梶原監督から「ラグビーの歴史と文化」の講義が行われ、生徒はあらためてラグビー精神について考える良い機会となりました。その後、各強化コーチから選手一人一人に対してのONE ON ONEミーティングが丁寧に行われ、選手達はさらにモチベーションが高まったようです。

U16関東ブロックトレセン U16関東ブロックトレセン U16関東ブロックトレセン
オーバーヘッドスクワット 立ち幅跳び 立ち五段跳び
U16関東ブロックトレセン U16関東ブロックトレセン
60mスプリント コアテスト
3月17日(2日目)

あいにくの雨模様の中、早朝トレーニングは前日のコーチミーティングにてプランニングされたコアトレーニングを室内にて行いました。今合宿では、トレーニング前のプレビューとトレーニング後のレビューをコーチ、選手で常に行うようにしましたが、準備・振り返りは選手、強化コーチが生き生きと動く要因となっていました。
AM練習は、グランドに併設した山梨学院大クラブハウスにてミーティングをした後グランド練習に入りました。橋本、宮崎コーチから練習の目的、キーワードが細かく説明され、和田コーチからは映像を使ったプレゼンにて正確な動きを理解してから練習に入る経験は、U16世代の選手達の吸収力も絶大でした。

PM練習もMPMの流れで、JAPANの前に出るDFシステム映像を使い、目的、キーワードを明確にしてからグランド練習を行いました。一つ一つの基本動作→スキル→戦術→戦略を確認しながら明確にし、実践するということがこの世代には重要であると再認識しました。
ユニット練習ではリソースコーチの大東氏から貴重なスキル指導をいただきました。
夜のミーティングでは、梶原監督、和田コーチから最終日のセレクションマッチの目的、各ポジションのセレクションポリシーについて説明がありました。その後は、リーダー中心に選手ミーティングが行われました。

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早朝コアトレ。雨天のため室内 コーチレビュー 練習直前の和田コーチからのプレゼン
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ご飯とみそ汁
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梶原監督より明日のマッチのゴール設定
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各チームに分かれてMT
3月18日(3日目)

最終日は3日間取り組んできたJAPANスタンダードの「ご飯と味噌汁」を総仕上げし、チームごとのユニット、コンビネーション練習をリーダー、強化コーチ中心に行い、4チームに分かれてのセレクションマッチが行われました。
マッチでのポイントの一つに3日間取り組んできたことを発揮するという目標がありましたが、どのチームも一生懸命目標のプレーを出そうと頑張っていました。
大きな怪我人もなく、選手・コーチが高いモチベーションで挑み、成果の大きい合宿となりました。80名の選手、コーチ、強化コーチの皆さんお疲れ様でした。素晴らしい環境を提供していただいた山梨学院大学ラグビー部の皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。

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ランニングセッション 今合宿で行ったスキルの確認 閉校式。石綿先生より総括