■2012年5月16日(水) at 東京・味の素ナショナルトレーニングセンター/ヤクルトグラウンド

午前中の練習は、まず鈴木実沙紀キャプテン、松平貴子FWリーダー、加藤慶子BKリーダーがリードして、試合当日のウォーミングアップのリハーサルを行いました。

昨日に引き続き、「立ってプレーを継続することを意識した練習を繰り返し行いました。
課題は、コンタクトでの姿勢が高くなることのため、「姿勢を確認しながらの練習を行いました。また、ボールキャリアーが、ディフェンスに絡まれている状況では、2人目のサポートプレーヤーが、ディフェンダーにプレッシャーをかけることを、約束事としました。
常に練習の中で、選手自ら声を出して、チームに浸透させていこうと全員で確認しました。

午後の練習出発前のミーティングでは、「勝つためのチーム目標」を決定しました。

  • 「Preparation」(準備)
  • 「First」(最初の入り=良いスタート)
  • 「Extra Effort」(更なる努力)
    を意識して、香港に圧勝する。

また「リアクション・キーワードとして、1つの仕事が終わったら、次の仕事の予測、準備を行うという意味を込めて、「NEXT」を掲げました。

女子日本代表「5月19日 香港代表戦」直前合宿レポート 女子日本代表「5月19日 香港代表戦」直前合宿レポート

午後の練習は、味の素ナショナルトレーニングセンターから、バスで移動し、ヤクルトグランドにて行いました。
最初に、午前中に行ったウォーミングアップの通しを行いましたが、途中の組織ディフェンスの部分で、よりステップインタックルをイメージできるよう、キャプテンとリーダー間で話をし、変更を加えました。午前の時よりも、よりゲームを意識したウォームアップになるよう選手が声を掛け合っていました。

組織DFの導入のドリル練習で、選手に少し疲れが出てしまう場面もありましたが、萩本監督、黒岩コーチより「姿勢」を意識して、自分たちの強いポジションで、プレーするよう指摘がありました。
少ない人数でのディフェンスの確認は、ある程度チームの決まり事を守ってプレーできていましたが、後半のより多い人数でのディフェンスでは、頭では理解はできているものの、ピッチでのプレーには繋がっていないため、明日以降の練習で、さらに落とし込み、香港戦に臨みます。一日を通して、大変充実した練習となりました。

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■2012年5月15日(火) at 東京・味の素ナショナルトレーニングセンター

本日より、「HSBCアジア五カ国対抗2012 日本代表 対 香港代表」の前座試合として行われる「女子日本代表 対 女子香港代表」に向けた、女子日本代表の直前合宿が、味の素ナショナルトレーニングセンターにて始まりました。

14時からの最初の練習前には、ミーティングを行い、黒岩FWコーチより、香港戦のターゲットとして、「ワールドカップ出場のための貴重な機会であると認識し、ひとつひとつのプレーを大切に大胆にチャレンジする」「フィットネストレーニングの成果を出し、完全に走り勝つ」「女子代表のゲームスタイルであるゲートアプローチ、前に出るDF、ブレイクダウンでの勝負をやりきる」ということが挙げられました。また、昨年の香港戦の試合映像を振り返り、良いプレーのイメージを再確認し、練習に臨みました。

練習では、「立ってつなぐ」こと、そして、サポートプレーヤー間のコミュニケーションにフォーカスした練習を行いました。その後、ジョギングでのアタックディフェンスを行い、状況判断、ポジショニングの確認を行う練習を行いました。

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ミーティング 練習
女子日本代表「5月19日 香港代表戦」直前合宿レポート
チームトーク
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練習 練習