日本代表スコッド | スケジュール ■2012年6月25日(月) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿最終日。 フレンチ・バーバリアンズ第2戦に敗れ、春の日本代表シリーズは、4勝5敗で終了となりました。 成長と課題。2015年のラグビーワールドカップで世界トップ10に入るべく、スタートを切った日本代表は、「JAPAN WAY」を完成させる道の途中。パシフィック・ネーションズカップから、リポビタンDチャレンジ2012にかけて勝利を獲得できなかったことは、選手、チームとしても悔しさの残る結果でしたが、自らの進む道を信じ、多くのファンの皆様と一緒に、大きな喜びを分かち合える日を目指し、これからも一歩ずつ歩みを進めます。 「日本代表が世界トップ10になるには、所属チームでもいい練習が必要です。今はベースを作っている時期。これからいろいろなことを修正していきます。このメンバーでトップ10になる。これまでと違うことをやっていくことに勇気を持って、一緒にやっていきましょう」(ジョーンズHC) 「今までで最高の時間を過ごせた。でも、やっぱり勝ちがほしい。トップ10になるまで頑張ろう。トップ10になりたち気持ちを持って、チームに帰ってからも頑張ろう。俺たち、みんなできるから」(廣瀬キャプテン) これで日本代表の活動は、一旦終了となります。7月に強化合宿が予定され、秋の代表活動期間まで、試合は行われない予定です。 代表選手はそれぞれ、所属のトップリーグチーム、トップイースト、ウェスト、キュウシュウ、大学に戻り、各チームでの戦いに集中します。彼ら個々のプレーにも、どうぞご注目ください。日本代表としての誇りを持ってプレーをしてくれるはずです。そして皆様の声援が、選手たちの後押しとなり、成長へとつながっていきます。 最後の長期東京合宿において、宿泊先としてお世話になりましたヒルトン東京の皆さまには、宿泊のみならずミーティング、食事、用具運搬、その他さまざまな場面でご協力をいただきましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。 また、4月からの約3ヵ月、日本代表の活動にご声援いただいたファンの皆さま、宿舎や練習会場、またご協力を頂いた関係者の全ての皆さまにも、改めて深く御礼申し上げます。 ありがとうございました。 ■2012年6月23日(土) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿6日目。 フレンチ・バーバリアンズ第2戦を翌日に控えた今日は、秩父宮ラグビー場で試合前日練習が行われました。選手のコンディション等を考慮し、1時間弱の短時間の練習となりましたが、明日の試合に向けて備えは終わり、あとは明日の試合で結果をご覧いただくのみとなりました。 「フレンチ・バーバリアンズはいいチーム。フランスBと言っても良いチーム。昨夜は外出禁止令が出るなど、勝利を求めています」(ジョーンズHC) 「(ゲームキャプテンだからといって)特別何かをやるわけではなく、自分の仕事をやるだけ」(大野選手) 明日の試合には、代表選手による活動、SAKURA基金によって80名を超える福島県の子供たちが招待され、試合を観戦します。JAPAN XVというチームですが、日本代表への忠誠、誇り、規律と勇気。そんな「JAPAN WAY」を多くの方々に感じ取ってもらえる試合を、選手たちはグラウンドで示してくれることでしょう。 春のシーズン、日本代表スコッドたちの最終戦となる、リボビタンDチャレンジ2012フレンチ・バーバリアンズ戦。秩父宮ラグビー場でのご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。 明日24日(日)14時キックオフです。 試合前日練習 廣瀬キャプテンもチームをサポート 自分の仕事を 大野選手 スクラムと共に重要なセットプレー 明日ここで結果を出すだけです 明日の司令塔 小野選手 ■2012年6月22日(金) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿5日目。 本日、日本代表スコッドは、午前中にウェイトトレーニング、ユニット練習を行いました。 5月30日から続く合宿、IRBパシフィック・ネーションズカップを経て、選手に疲労がないと言えば嘘になりますが、チームとしての習熟度、個人のスキル、フィットネス、フィジカルのアップは進んでいます。 選手によっては、4月に行われた2012年度日本代表スタートとなる静岡合宿に比べ、体型が明らかに変化し、フィットしてきていることが目に見えてわかります。 あさってのフレンチ・バーバリアンズ戦は、この春の集大成となる試合。明日の試合前日練習を経て、「JAPAN WAY」を多くのファンの皆様にご覧いただくべく、残りの時間を過ごします。 リポビタンDチャレンジ2012 フレンチ・バーバリアンズ 第2戦まであと2日です。 ■2012年6月21日(木) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿4日目。 フレンチ・バーバリアンズ戦 第1戦を終え、改めてテクニック面、そして闘争心、日本を代表して戦うことの意味を問い直す一夜でした。 今日は午前中にスクラム、ブレイクダウン、アタックディフェンスと集中した練習を行い、必勝の第2戦に向けたメンバーが発表されました。 「メンバーが決まって、ここから。集中しよう。メンバー、メンバー外関係ない」(廣瀬キャプテン) 連戦からのコンディションを考慮し、今回不出場の廣瀬キャプテンに代わってゲームキャプテンを務めるのは、ベテランLO大野選手。そして、代わりに14番を背負うのは19歳の竹中選手。 「次、試合に出場することができたなら、最初の1分から全力でいきたいと思っていた。その機会がすぐにやってきました。出場しない選手の分も背負ってプレーしなければ」(竹中選手) 押されたスクラム、入れなかったタックル、取りきれなかったトライ。そのすべてを取り返すべく、チームすべての人間が、第2戦の勝利に向けて準備をしていきます。 フレンチ・バーバリアンズ戦 第2戦、2012年春の代表シリーズ最終戦まであと3日です。 24日はゲームキャプテン 大野選手 パック 一体感 低さ FWも入念な準備を 仏の強力スクラムに負けないために 1列のプライドにかけて ◆番外 フレンチ・バーバリアンズ 第1戦のチームMVPは、SOでゲームメイク、タックルと果敢なプレーを見せた、小野選手。 「明日から、チームが皆まとまって、個人でも準備して、日曜日、ワンチームで、絶対勝ちましょう」(小野選手) 第1戦に続き司令塔を任された小野選手。バックスラインを、チームを導き、フレンチ・バーバリアンズを翻弄してくれることでしょう。小さなSOのビッグプレーにご期待ください。 小野選手 ■2012年6月19日(火) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿2日目。 パシフィック・ネーションズカップ終了から息つく間もなく、リポビタンDチャレンジ2012 フレンチ・バーバリアンズ戦 第1戦前日となりました。 今日は、秩父宮ラグビー場で、試合前日練習を実施。スクラムやディフェンスなど入念に最終調整を行いました。 練習前には恒例のジャージのプレゼンテーションが行われます。 「最後だけ力を出すのではなく、最初から100%で」(ジョーンズHC) キャップ対象となるテストマッチではありませんが、ノンキャップの選手から決意が述べられました。 「ここまでやってきたことをすべて出すだけ。代表の一員になれたことに喜びを感じています。初めから気持ちを出して、この代表で勝利をおさめられるよう、頑張ります」(長野選手) 「日本のためにプレーをしたい。100%頑張りたい」(ブロードハースト選手) 「楽しみです。いままで悔しい思いをしてきたことを晴らすチャンス。ブレイクダウンの低さ、速さ、ボールキャリアとして一歩でも前に出て身体を張って頑張ります」(村田選手) 「ここにきて代表のメンバーと一緒に試合できることが嬉しい。ボールを持った時にキャリアとして責任を果たせるよう、ひとつひとつのプレーをしっかりやっていきたい」(竹中選手) 「ジャージが少し違うけど、テストマッチだと思って勝ちに行こう」(廣瀬キャプテン) 強力フォワードのフレンチ・バーバリアンズに挑む、JAPAN XV。若い選手が揃うメンバーですが、気持ちを持って、チャレンジして、勝利をつかみます。 フレンチ・バーバリアンズ戦 第1戦まであと1日です。 CTB陣 仙波選手 田村選手(右) バック3 右から長友 廣瀬 竹中選手 カギを握る スクラム SO小野選手 ■2012年6月18日(月) at 東京・秩父宮ラグビー場 リポビタンDチャレンジ2012合宿1日目。 1点の重み。敗戦の悔しさから明けた今日18日から、リポビタンDチャレンジに向けて、日本代表スコッドが気持ちを新たに動き出しました。 IRBパシフィック・ネーションズカップ3連敗という結果は、厳粛に受け止めるべき事実ですが、1試合ごとに成長の証を感じ取りながら戦う選手たちは、世界トップ10へ向けての歩みを止めることはありません。 試合翌日ではありますが、ジュニア・ジャパンから昇格した、マイケル・ブロードハースト選手、村田毅選手を加えた日本代表スコッドは午前中に、ウェイトトレーニングなども含む約2時間のハードトレーニングを行いました。 そして、20日に行われる、フレンチ・バーバリアンズとの初戦に向けた、試合出場予定メンバーも発表。 「フレンチ・バーバリアンズは、テクニック、セットピースに秀でたチーム」(ジョーンズHC)を相手に、日本代表キャップを持たない選手が4名、平均年齢25歳の若い「JAPAN XV」がどう戦うか。 「今日の練習でも、今まで試合に出ていなかったメンバーが力を出してくれていた。日本は体格差ある相手に苦しんでいるが、今回のような相手と戦う試合を増やしていきたい」(ジョーンズHC) 国際舞台初登場のPR長野、Jr.JAPANでの活躍が認められた、LOブロードハースト、FL村田、そして10代のWTB竹中を始め、出場するすべての選手が、日本ラグビーを代表していることに誇りを持って戦います。 「シンプルにやって、自分の強みを出そう。若い力で、新しいJAPANを作ろう」(廣瀬キャプテン) リポビタンDチャレンジ2012 フレンチ・バーバリアンズ戦まで、あと2日です。 田村選手と竹中選手(右) 活躍なるか 懸命なリハビリを続けるリーチ選手の後姿 大きな仕事人 ブロードハースト選手 気持ちを前面に出す村田選手(中央) Jr.JAPANキャプテンの篠塚選手も先発で出場 キャプテンとバイスキャプテンが若手を引っ張ります ◆番外 PNCサモア代表戦の、チームMVPは、最後のGKは惜しくも外してしまったものの、バックスの起点として攻守に活躍した、ニコラス ライアン選手。 「負けてしまったのは残念だが、成長し続けて、JAPAN WAYを信じて、頑張っていきましょう」(ニコラス選手) 2011年のワールドカップにも出場したニコラス選手は、日本歴代19位(6/18現在)の38キャップを数える中心選手でもあり、「これまではW杯で勝つことを優先してきた。今は、若手に経験や知識、スキルを伝えて貢献したい」(ニコラス選手)と、試合外のところでの「強化」にも尽力しようとしています。 グラウンドで「たぶん、エディーさんより上手(笑)」という日本語を駆使して、バックス陣を引っ張るニコラス選手。「日本代表がとても好き。自分は常に戦う準備はできている。勝つために、貢献していきたい」 ニコラス ライアン選手