報告: 関東ラグビーフットボール協会 玉垣 和平

 

大会名 :ラグビーマガジンCUP 関東ミニ・ラグビー交流大会2012

主催者名:関東ラグビーフットボール協会
共催者名:(株)ベースボール・マガジン社、(株)BBM スポーツ・コミッション
開催日時:平成24年7月15日(日)・16日(月)
会  場:菅平高原サニアパーク(長野県)
参  加:16スクール(18チーム)

 

ラグビーが好きな小学生がたくさん集い菅平サニアパークが賑やかになりました。
“ラグビーマガジンCUP関東ミニ・ラグビー交流大会2012”が長野県菅平サニアパークで開催されました。まだ梅雨の明けきれない曇り空の下でしたが、盛大に開会式が行なわれました。最初に佐藤卓大会副委員長が、力いっぱい頑張ってくださいとごあいさつがありました。次にベースボールマガジン社、洞沢栄一郎メディア事業局次長のごあいさつがあり、勝ち負けより楽しむこと、そして怪我のないようにと激励されました。参加チームは、ほとんどは関東近隣からの参加ですが、今年は北海道からの参加もありました。16スクール18チームのエントリーとなり、子供たちにとって本当に楽しみな大会であることが感じられました。

第一試合の開始早々から大きな歓声が上がり会場は一気にラグビーを応援する観客を巻き込む楽しい雰囲気に包まれました。試合前のあいさつからも選手の意気込みが感じられました。キックオフのボールをキャッチして走る選手、良いパスを受けた選手が走り込んできた選手にボールが渡ってトライが決まったときには、歓喜の声が湧き上がりました。苦労してパスを継いだボールがトライ寸前でタックルされた時には大きな溜息が会場を包みました。 パスやランニングのスキルの高い女子選手もいて、観客を圧倒しました。

ゲームは独走トライが少なく、お互いにデフェンスの良い点の入らないレベルの高い好ゲームが目に付きました。 トライ後のハイタッチや仲間を迎える笑顔など気持ちの良いプレーが続きました。レフリーにも礼儀正しく、きちんと挨拶する様子も見ることができ、とても嬉しい気持ちになれました。

 

二日目の試合は京都からの5人のレフリーが応援に来てくれました。また後半戦に入る前のグラウンドに、ラグビー日本代表のエディ・ジョーンズヘッドコーチが訪れ、暫く目を細めて楽しそうに観戦した後、子供たちに激励の言葉をかけてくれました。来年は一日前に来てコーチをしたいと話されていました。トップチームのヘッドコーチであるエディさんが、一番下のミニ・ラグビーの指導にまで興味持ってくれたことは、とてもありがたいことであり未来のジャパン代表たちにもとても嬉しいことだと思いました。 頑張れ子供たち、 ラグビーは身体の大きい子供、小さな子供、足の速い子、それほどでもない子供それぞれみんな活躍することができるスポーツと改めて感じました。参加した子供たちやスタッフなど関係者の良い思いでとなりました。感動をありがとうございました。