報告: 佐賀県ラグビーフットボール協会
普及育成委員長 徳島恒雄

 

事業名:第13回西九州ミニラグビー交流大会
主 催:佐賀県ラグビーフットボール協会
主 管:九州ラグビーフットボール協会
日 程:2012年9月9日(日)
会 場:佐賀県総合運動場球技場
参加者:選手740名、指導者152名、役員30名、保護者 等700名

 

心配されていた天候も問題なく、前日からのグランドのポイント出し、当日朝からのライン引き、本部テントの設営、長机、椅子、そして放送施設の準備等も滞りなく行うことができた。グランドは、幼年から6年生まで各カテゴリーに1グランド、計7グランドを準備した。
申し込み段階の参加者数は、20クラブ・スクール708人の予定だったが、実際には申し込みを上回る740名の参加者数であった。
開会式を予定通りの時刻に開始し、スムーズに交流会に入ることができた。
幼年のゲームはボールを中心に双方のプレーヤーがかたまりになっており、ボールに触りたい、ボールを持って走りたいという気持ちが伝わってくるようで、実に微笑ましかった。

 

また、プレーヤーがかたまりからボールを持って抜けだしゴールに向かって走り出すと、応援の保護者の声も自然と大きくなり、プレーヤーと保護者とが一緒になってラグビーを楽しんでいる様子が窺えた。そうしたところから、1年生、2年生と学年が上がっていくにつれて、ゲームがゲームらしく、ラグビーらしくなっていくのがよくわかった。

中学年から高学年になると、作戦を使ったチームプレーなども随所に見られ、見応えのあるゲームもたくさん展開されていた。特に6年生ともなると、日頃の練習の成果を十分に発揮し、ゴール前などにおいては積極的なサインプレーなども見ることができた。

 

 

 

 

また、8月に阿蘇で実施された九州少年交歓会で散見された危険なプレー(相手をつかんで振り回す・頭を下げてラックに参加する等)はほとんど見られず、コーチの正しい指導が行き届いていることを感じた。
レフリー、アシスタントレフリーについては、対戦チーム同士から出す方法であったが、レベルの違いこそあれ、ほとんどのチームのコーチがレフリーをすることができており、ルールに対する理解の高さ等も感じることができた。
最後に本大会開催にあたりご協力いただいた佐賀県普及育成委員会の皆様、また、大会補助員としてご協力いただいた佐賀大学ラグビー部の皆様に、心より感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。