1月4日(金)

1回戦 函館工業高専 60-5 東京都立産業技術高専

前半風上をとった函館工業高専が終始有利にゲームを運び、前半で3トライを奪った。後半風下に回っても流れは変わらず、激しいタックルからの素早い攻撃で7トライを重ね完勝。(山本 正樹)

K. Izumitani

1月4日(金)

1回戦 久留米工業高専 44-0 弓削商船高専

前半風下の久留米高専だったが、素早いBK展開で弓削高専を圧倒し、5トライを奪った。しかし後半になって、攻撃のリズムが狂い、セーフティーにマネジメントするものの、トライにはつながらない時間が続き、後半は2トライ、1PGを追加するに留まった。(大西 智崇)

K. Izumitani

1月5日(土)

2回戦 神戸市立高専 15-3 宇部工業高専

序盤より両チームともにバックス展開をしたが、好タックルや反則で、攻撃のリズムを掴めずにいた。終盤まで拮抗した内容の試合だったが、集中力に勝った神戸高専がトライを重ね、勝利を収めた。(槙本 朋史)

J. Yoneda

1月5日(土)

2回戦 富山高専射水キャンパス 17-22 仙台高専名取キャンパス

富山が向かい風ながらも仙台の反則を誘い、仙台サイドで試合を進める展開となった。一方仙台はDFで我慢する時間が長いもののワンチャンスをモノにし、ロースコアの展開となった。後半に入り、最初のトライで勢いづいた仙台だったが、富山も集中力を切らすことのない好ゲームとなった。(青木 敦英)

J. Yoneda

1月5日(土)

2回戦 函館工業高専 14-62 佐世保工業高専

前半は両チームとも健闘し、締まったゲームになった。後半は佐世保が好ディフェンスから相手オフェンスを後ろへ下げることで、多くのチャンスを生み、それを活かして得点につなげた。(日置 貴之)

H. Yanagimoto

1月5日(土)

2回戦 奈良工業高専 22-5 久留米工業高専

両チームFWがよく頑張り、締まったゲームになった。お互い細かなミスでチャンスを潰し、ロースコアの展開になったが、最終的には機動力に勝る奈良高専が勝利を呼び寄せた。(森岡 礼次)

H. Yanagimoto

1月7日(月)

準決勝 奈良工業高専 3-13 仙台高専名取キャンパス

両チーム闘志あふれる低いタックルで引き締まったゲームとなった。奈良高専の前に出る激しいDFに苦しめられた仙台高専だったが、キックを有効に使い、特に風上に立った後半、深く蹴り込み陣地を支配。少ないチャンスをものにした。奈良高専はブレイクダウンで人数を使い、仙台高専の素早いDFを崩すことができなかった。(岡本 武司)

M. Satoh

1月7日(月)

準決勝 神戸市立工業高専 38-15 佐世保工業高専

試合の序盤から佐世保のスピードのあるBKと神戸の力強いFWで互いに両チーム強みをだしトライを取り合う展開が続いた。後半FWで勝る神戸が連続でトライを取り試合を決定付けたが、両校ともに力を出し切った素晴らしい試合だった。(岡本 安規伸)

M. Satoh

1月9日(水)

決勝 神戸市立工業高専 33-12 仙台高専名取キャンパス

前半、風下の仙台高専は自陣ゴール前からでも、積極果敢にボールを動かし、チャンスを窺うが、神戸高専の前に出るDF網にかかりゲインできない。出足鋭い神戸は序盤からキックで陣地を取り、仙台陣ゴール前で連続ラックによるフィットネス勝負で5分、16分、38分とトライを重ねる。(前半終了19-0)後半早々、神戸のキック処理ミスにつけ込んだ仙台が48分に1トライを返すも、神戸の堅守を崩しきれず、逆に64分、71分に追加点を奪われ最終スコア33-12で神戸の2連覇となった。(廣島 治)

◎神戸高専 小森田監督コメント

「ゲームプラン通り、ブレイクダウンとDFの場面で、前に出る事が出来たことで仙台の攻撃オプションを消した。攻撃面では前半の入りで早々に先制、終了間際で追加点を奪えたことでペースに乗ることが出来た。会心の勝利である」