【開催概要】

日時: 4 月 14 日(日) 14:00-16:00

場所: 福岡県宗像市・サニックスグローバルアリーナ(メインスタジアム)
参加者: 日本代表 エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ、
日本代表選手 20名 
日本ラグビーフットボール協会  中竹コーチングディレクター、今田リソースコーチ
参加ラグビースクール: 玄海ジュニアラグビークラブ、筑紫丘ラグビークラブ ジュニアスクール、ぎんなんリトルラガーズ、かしいヤングラガーズ、大宰府少年ラグビークラブ、鞘ケ谷ラグビースクール 合計150名

【実施レポート】

日本代表ラグビークリニックが、アジア5ネーションズに向けて直前合宿を行う、福岡県サニックスグローバルアリーナで行われました。
毎日、厳しい練習をする日本代表チームですが、この日はその合宿のなかでラグビークリニックを企画し、エディー・ジョーンズヘッドコーチをはじめ、20名のジャパンメンバーが参加。福岡県内のジュニアスクールに通う、6チーム150名の中学生と一緒に楽しい時間を過ごしました。
開会式では、選手を代表して畠山健介選手が「福岡県出身の選手もジャパンで頑張っています!2019年ラグビーワールドカップが日本で開催されるので、みんなも日本代表になれるよう頑張りましょう!」とご挨拶をしてクリニックがスタートしました。

日本代表選手20名が参加したクリニックでは、参加150名を4つのユニットに分ける「グループゲーム」からスタート。集まったジュニアスクールのメンバーがばらばらになるように工夫されたゲームを行い、それぞれ5名の代表選手が指導を行いました。
プログラムは、ウォーミングアップ・ハンドリング・ディスカッション・ゲームとした4つのセッションで構成され、日本代表選手が自らアドバイスして指導する充実の内容となりました。
ハンドリングやランニングスキル、またチームトークなどがテンポよく組み立てられます。
エディー・ジョーンズ ヘッドコーチも指導に加わり「ゲンキ!ゲンキ!」とジュニア選手に声をかけ、一緒に走り練習参加するほどの熱心指導となりました。
最後には4つのグループでタッチフットが始まり、代表選手と一緒にゲームをするという楽しい時間となりました。

クリニック閉会式では、吉田光治郎選手より「今日はみんなとラグビークリニックが一緒にできてよかったです。習ったことはいっぱいあると思います。みんなも勉強になったと思いますが、僕たちもすごく良い勉強になりました。これからもラグビー頑張ります!」と選手を代表してご挨拶をして終了となりました。

 

また、今回のクリニックを企画したエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ、参加選手よりメッセージをもらいました。

 

■ エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ コメント
日本代表チームでは、ずっとこのようなクリニックをやりたいと思っていた。
これまでに自分達がしてもらってきた事に恩返しをしたいと思っている。
ジャパン選手も、子どもたちと一緒にプレーし、コーチングをすることで、教えることを学ぶことができる。
子どもたちもジャパン選手に触れることでラグビーをずっと続けて行きたいと思う目標になってほしい。
ジャパン選手は、試合に向けて大変ハードな練習を続けてきている。
そのような中でも、気持ちをもってクリニックに参加してくれる選手達に感謝したい。

■ 有賀 剛選手 コメント
このくらいの世代はこれから2019年ワールドカップに向けて、日本のラグビーを盛り上げる中心世代となるので、一所懸命に頑張ってほしい。このようなラグビークリニックに参加することはラグビーの人気を回復させるために必要な活動だと思う。自分達も頑張っていきたい。

■ 菊谷 崇選手 コメント
日本代表チームが集まって、このようなラグビー普及活動に参加できることは、自分達にとってもすごく勉強になる。このような取り組みを続けていくことで、お互いに成長し続けていけるのだと思う。