レポート....1はこちら ■2013年6月23日(日) 男子7人制日本代表のラグビーワールドカップ・セブンズ直前合宿(2013年度第4回セブンズアカデミー)は本日で10日目。ついに最終日を迎えました。男子セブンズたちは、合宿場所を長野県の菅平から埼玉県の浦和に移し、最後の調整に入りました。 天候は晴れ。涼しかった菅平とは打って変わって、蒸し暑い1日となりました。 午前の練習は10時から45分間。ディフェンスにフォーカスしたトレーニングを行いました。4対3や4対4、6対7などを通じて、様々なスキルを確認しました。また、タックルスキルドリルや、1対1のタックルも行い、しっかりと体をあてたトレーニングを行いました。 いよいよ練習開始 ウォーミングアップする豊島選手、成田選手 ウォーミングアップする小原選手 桑水流選手 午前練習の締めくくりは、ビブスを練習会場に忘れたスタッフからの謝罪ということで、スタッフ全員による腕立てを行いました。見山S&Cコーチが普段選手に指導しているのと同じ方法で、スタッフたちも汗を流しました。 午後の練習は15時から45分間。アタックにフォーカスした練習を行いました。5対4や7対5、ブレイクダウンスキルなどを行い、しっかり体をあて合いました。 江見選手 選手に指示を出す瀬川ヘッドコーチ 練習の最後は、見山ヘッドコーチのS&Cセッションです。選手たちはポールにつかまりスタンバイ。「アップ、ダウン」というかけ声と共に、ポールを握る腕を屈伸させます。その後はストレッチを行い、身体をほぐしました。 ストレッチ中もキメ顔の夏井選手 見山S&Cコーチがストレッチの方法を説明 上からトゥキリ選手とオペティ選手 橋野選手とのストレッチに成田選手は苦悶の表情 通称「足つった詐欺」の成田選手。「足がつった」と訴えて、ストレッチを加減してもらおうとの策略ですが、橋野選手には通用しません。 長かった合宿も本日で終了。チームの雰囲気もよく、仕上がりは順調です。いよいよ明日は、モスクワに遠征します。 ■2013年6月22日(土)PM ラグビーワールドカップ・セブンズ2013 男子7人制日本代表・女子7人制日本代表の共同記者会見が明治記念館「末広の間」で行われました。天気は晴れ。登壇者は、男女両チームの選手全員とヘッドコーチです。選手は、4年に1度、ラグビーワールドカップ・セブンズに出場する選手しか着ることのできないワールドカップ仕様のジャージとパンツを身につけ、会見に臨みました。 まず、男子7人制日本代表の瀬川ヘッドコーチから新たに決まった男子7人制日本代表メンバー12名を発表した後、女子7人制日本代表の浅見ヘッドコーチから、先日の記者会見で発表した女子7人制日本代表スコッド14名を改めて紹介しました。 メディアの方々も大勢お集まりいただき、会場は大変華やかな雰囲気になりました。 記者会見後は、明治記念館「富士の間」で、関係者をご招待したワールドカップ・セブンズ2013の壮行会を行いました。 登壇者は、男女両チームの選手全員とスタッフ全員です。選手もスタッフも、ラグビーワールドッカップ・セブンズ2013仕様のスーツを着用しました。 始めに、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会会長の森喜朗から、ご来場の皆様にご挨拶申し上げた後、大正製薬株式会社の上原明代表取締役会長のご挨拶、続いて、太陽生命保険株式会社の田中勝英代表取締役社長からご挨拶と乾杯のご発声をいただきました。 壮行会には、選手の所属チームや所属企業の方々、そして選手を身近で支えてくださるご家族、ご友人の方々を中心にお招きしました。会場の雰囲気も華やかで素晴らしく、終始賑やかなムードとなりました。 最後に選手団を代表して、両チームヘッドコーチ、両チームキャプテンからワールドカップ・セブンズ2013に向けた意気込みや、これまでセブンズの活動を応援してくださった関係者の方々へ感謝の言葉を述べ、壮行会は終了となりました。 いよいよ男女両チームは、ラグビーワールドカップ・セブンズ2013に向けて、明日から最終調整に入ります。 photo by RJP H.Nagaoka photo by RJP H.Nagaoka photo by RJP H.Nagaoka photo by RJP H.Nagaoka 記者会見終了後の男子選手たち。緊張の糸が解けた瞬間 今回、ラグビーワールドカップ・セブンズ2013に向け、初めて女子のスカーフをあつらえました。お揃いのスカーフで記念写真 ■2013年6月22日(土)AM 菅平合宿最終日(合宿9日目)、天候は快晴、最高気温24℃。 菅平合宿最終日は午前のみのセッションで、ジムセッションとBKラインムーヴ確認と比較的軽いメニューで終了。 その後、ワールドカップセブンズ2013の男女壮行会に出席して合宿9日目を終えました。 階段逆さ登りトレーニング ジムセッション ジムセッション 夏井選手 菅平合宿は天候に恵まれ、プランと通りの強度と高いクオリティーのトレーニングができ、非常に充実した合宿でした。ワールドカップ直前合宿ということもあり、選手のモチベーションも高く、ここ数年の合宿の中で、一番波の少ない合宿となりました。 これも、ゾンタックさんの充実した施設や菅平の気候、地形のおかげです。 ゾンタックの皆様、菅平観光協会の皆様、ご協力頂いた関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 菅平打ち上げ記念集合写真。菅平観光協会さん、ゾンタックオーナー松浦さまと。 ■2013年6月21日(金) 男子7人制日本代表のラグビーワールドカップ・セブンズ直前合宿(2013年度第4回セブンズアカデミー)は8日目を迎えました。今回の菅平合宿では、とにかく走り込むトレーニングが多かったため、最終日は終日リカバリーにあて、合宿の疲れを癒しました。 午前中は、ラグビーワールドカップ・セブンズ2013を中継するTBSのクルーの方々が菅平まで来てくださり、選手の集合やスクラムシーン、インタビューなど様々な撮影を行いました。撮影が終わった選手がカメラクルーを演じたり、終始リラックスムードで撮影は進みました。 6月21日のスケジュール 菅平のピッチで撮影を行いました 左から、カメラ目線の小原選手、橋野選手 円陣の中心にカメラが入ります 映像チェックも念入りに 左から、クルーになりきっているファエアマニ選手とトゥキリ選手 スタッフのまねをする豊島選手 FW陣はスクラムの撮影で活躍しました インタビューを受ける坂井キャプテン 左から、インタビュー待ちの桑水流選手、羽野選手 嬉しそうにファインダーをのぞく坂井キャプテン 撮影の最後は瀬川ヘッドコーチのインタビューでした 撮影後は、卓球やトランプをして過ごしました。中でもトランプは、前回のフィジー遠征から男子セブンズチームで大流行しています。「7侍家族公式ルール」というオリジナルのルールもあります。自分たちのことを「家族」と表現するのは、ファミリーのように結束力が強い男子・女子7人制日本代表チームならではのことです。 ロテ選手 7侍家族公式ルール。使っているトランプはフィジーのお土産。 左から、卓球するラトゥイラ選手、ファエアマニ選手 秋田工業高校出身の3人。右から、太田7人制日本代表チームディレクター、成田選手、夏井選手 そんな中、見山S&Cコーチの特別プログラムを受けたのは奥中選手。回しているハンドルをどんどん重く設定され・・・ 絶叫する奥中選手 夕食は菅平最後の夜にふさわしくBBQで締めくくりました。ちょうどこの日は、羽野選手22歳の誕生日。チームやスタッフ全員で羽野の誕生日を祝いました。いよいよ明日は菅平を出発します。