■2013年8月9日(金)
U20カテゴリー世代(19-20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」第7回 合宿3日目となった本日は、午前中に国内合宿最後の練習を行い、午後、U19アジア選手権の行われる中華台北へ飛び立ちました。
練習はジムでのストレングスから始まりました。これは筋力強化とともに、この後グラウンドで選手たちが100%のパフォーマンスを出すための準備運動でもあります。
グラウンドで沢木ヘッドコーチは「アジアで勝つためにやっているわけではない。世界を見据えて、強い気持ちで取り組まなければ勝てない」と選手たちにより高い意識を持つよう要求しました。
前日にエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチが指導したブレイクダウンの練習を復習。低さとヒットスピードにこだわって取り組みました。
ジョーンズ日本代表ヘッドコーチに指摘された選手同士のコミュニケーションについては、お互いのポイントに入る姿勢やプレーの細かい部分まで指示や意識を促す声が出ていました。
松田力也キャプテンは「まだ足りない部分は多くあるが、集まって3日目にしてはよくまとまっている」と話しました。
この練習でTIDシニアキャンプの合宿は終了。専修大学様には大変お世話になり、ありがとうございました。その後、チームは成田空港から中華台北へ出発しました。
台北から大会が行われる高雄には台湾高鐡(日本の新幹線のような高速鉄道)で移動し、U19日本代表は宿泊するホテルに無事到着しました。
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台北に到着 |
台湾高鐡で高雄に到着 |
U19アジア選手権の第1日は11日に行われます。U19日本代表の初戦の相手は地元中華台北です。
WTB松井千士
「気持ちは作ってきた。明日から頑張りたい。ウィングというポジションなのでチームを勢いづけるようなトライを獲って引っ張っていきたい」
WTB/FB成田秀平
「せっかくU19日本代表に選ばれたので、早く試合をしたい。勝利にこだわりたい。自分の持ち味のスピードとステップでトライを量産したい」
WTB/FB別所丈司
「日本代表と名のつくチームに選ばれたのは初めて。緊張してしまうかもしれないが、自分の力を出して代表として恥じないプレーをしたい」
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