アルゼンチン・ブエノスアイレスで現地時間9月7日に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会に於いて、2020年の第32回オリンピック競技大会の開催都市に東京都が選ばれましたので、この決定に関する弊協会会長と、同オリンピックで実施される7人制を含むすべての代表チームの強化責任者である日本代表ゼネラルマネジャーのコメントを、以下の通りお知らせします。
2020年の第32回オリンピック競技大会の開催都市に決まった東京都と都民の皆様に、日本のラグビー界を代表してお喜び申し上げます。
2020年の第32回オリンピック競技大会の東京都開催決定により、これから2020年までのわずか7年の間に、日本のラグビー界は世界最高のイベントを二つも迎えることになりました。それは、2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ2019、そして、2016年リオデジャネイロオリンピックから正式競技になる7人制ラグビーが実施される2020年東京オリンピックです。この二つの大会は、日本国内のみならず、アジア、そして世界に向けて、ラグビーというスポーツが持つ魅力や価値を強く訴える大きな機会となります。その際は、ホストである日本の代表チームが高いパフォーマンスを発揮して大きな役割を担うことが求められます。東京オリンピックでのメダル獲得に向け、強化体制の更なる充実を図ると共に、競技力を世界レベルに高められるような強化の実現のため、強い決意を持って構造的な改革に早期に着手する覚悟です。 |