■2013年9月16日(月)
7月の菅平での強化合宿から約2ヶ月ぶりに日本代表が集合しました。
初めて代表に合流した4選手は前に出て挨拶です。
左から梶村選手、堀江恭佑選手、石井選手、ホラニ龍シオアペラトゥー選手です。
実質、練習ができるのは1日半ですが、
その1日半という限られた時間で6回の練習を行います。
まず最初のセッションとなったのは、ジャパンが掲げるJAPAN WAYを
支える1つである体勢を高いところから低いところへなどと変化させるために
必要な高阪剛スポットコーチ(*)によるS&Cセッションです。
台風18号の接近により、大荒れの天気となった合宿地は、
急遽練習スケジュールが大幅に変更となり、午前中の練習も室内にて
高阪スポットコーチによるセッションになりました。
午前の練習ではよりレスリング的な要素が高まり、1対1で負けないように
身体は低く、顔はしっかりあげてタックルをする練習などが
行われました。4グループにわかれて約40分間と短い時間でしたが、
それぞれのセッションが終わると全員シャワーを浴びたように汗びっしょりでした。
初めての"TKセッション"を体験した練習生として参加している報徳学園高校の
梶村選手は「こういうのは初めてだったので、しんどかったです」と肩で息をしていました。
午後は府中市内のジムでウェイトトレーニングを行い、夕方には
台風の影響もなくなったサントリーグラウンドにて全体練習、スクラム
セッションなどを行いました。
ようやく4回目の練習でグラウンドに出たジャパン。
早速実戦形式の練習から始まりました。ニュージーランドへ
短期留学中の藤田選手も昨日15日に帰国して、代表合宿で元気な姿を
見せてくれています。明日の代表合宿が終わり次第、再びニュージーランドに
戻るそうです。
初めて代表に呼ばれた選手たちも伸び伸びとプレーしていました。
前日15日は筑波大学の試合でスタメン出場していた福岡選手も
俊足を生かした突破を見せていました。
実戦形式の練習が終わると、ユーロフィットと呼ばれる
インターバル走。選手それぞれ異なる距離を決まった時間で走ります。
バックス陣は一足先に練習を終え、ストレッチなどをして
リカバリーに務めました。
すっきり顔のBKイケメン2人です。
一方で、練習にまだ励むフォワード陣は、マルク・ダルマゾスポットコーチの下、
スクラム練習に励み、オールブラックス戦へ欠かせないセットピースを磨きました。
明日でこの短い強化合宿も打ち上げとなりますが、早朝からの練習を行い
1分足りとも無駄にしないよう11月2日のオールブラックス戦へ準備します!
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