TIDシニアキャンプ第9回スケジュール・参加メンバーはこちら ■2014年1月19日(日) 「TIDシニアキャンプ」第9回合宿の最終日は、まずウエイトセッションとフィットネスセッションを行いました。バイクとローイングで各自ターゲットを決めて取り組みます。早朝で初めは少し眠そうな選手達でしたが、始まり出すと楽しそうに取り組んでいました。 セッションの様子 最後はグラウンドに移動してのトレーニングを行い、第9回合宿を終了しました。 最終ミーティング。今回のキャンプの総括と次回への思いを語る沢木ヘッドコーチ(中央) ■2014年1月18日(土) 以前からの合宿に引き続き、今「TIDシニアキャンプ」合宿でもS&C(ストレングス&コンディショニング)に対する意識づけに取り組んできたため、多くの選手たちがS&Cトレーニングに対して高い意識を持って取り組んでいました。 選手間のコミュニケーションも活発に見られるようになってきました。 高校生は激闘の「花園」(第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会)を終えての参加でした。大学生はテスト期間中(前)ということもあり、途中参加の選手も何名かいましたがすぐに溶け込んでいました。 体幹トレーニングをする選手。初めてこれだけタフなトレーニングをしたという選手が何人もいました いくつかのグループに分かれ、それぞれのグループで各コーチがコーチングを行い、順番にグループを回っていく形でのセッションとなりました。普段の自分のチームではしないトレーニングなどもあり、選手も考えながらハードなトレーニングをこなしました。そしてウエイトトレーニングも同時に行うタフなセッションとなりました。 ウエイトトレーニングの様子 マットでのレスリングの様子 午後はグラウンドでのボールを使用したトレーニングを実施しました。初めはアタック、ディフェンスを中心としたボールを動かすトレーニングを行いました。ディフェンスの確認練習、そしてコンタクトを含んだアタックディフェンスなどをその後に行いました。沢木ヘッドコーチ指導の下、コンパクトながら充実した練習を行いました。また練習内容は選手達も考えながら、お互いによくコミュニケーションを取りながら進行していきました。 グラウンドでのトレーニング また、このキャンプ初めてのフルスクラムを組みました。ボディーポジションを意識したスクラムです。コーチ陣の「低く」と言う声がこだましました。 実戦形式のスクラム ■2014年1月17日(金) 1月16日から、U20カテゴリー世代(19-20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」の第9回合宿がスタートしました。 第2日の17日は、早朝から3グループに分かれてウェイトトレーニングを実施。朝食と休憩後、伊勢原総合グラウンドへ移動して、午前のトレーニングを行いました。 まず、2グループに分かれて「アタックシェイプ」とストレングス&コンディショニング(S&C)トレーニングを交互に行った後、全員で「アタックシェイプ」の確認をしました。 全員で様々なアタックを確認します 腕立て伏せなどを時間内に全力で取り組みます アタックシェイプの様子 リロードタッチの様子。腕立て伏せをしてもすぐ立ち上がらなければならず、素早いリアクションが求められます 「Vo2」で走り込み、80分間動けるフィジカルを作ります 選手だけで集合し話し合う場面も。昨年度のU20日本代表メンバーがリードしています 次はグラウンドを時間内に縦走する「Vo2」というフィジカルトレーニングを行いました。段々と息が上がってきますが、最後まで全速力で走り切ることが求められます。「きつい時に我慢できるタフさが大事」(沢木ヘッドコーチ)です。 その後はアタックとディフェンスに分かれて、タッチ・ゲームを行いました。倒れる度に全員で一回腕立て伏せをしてすぐ再開するルールで、「リロードタッチ」と呼ばれています。 日本代表の練習参加選手にも選ばれている梶村祐介選手(左) リロードタッチの後は再び「Vo2」を1回目より距離を縮めて行いました。 ウォーターブレイクをはさみ、次はゲーム形式のトレーニングでこの日取り組んだ内容を確認しました。昨年末からS&Cセッションや合宿で顔を合わせていることもあり、選手の間では声がよく飛び交っていましたが、よりコミュニケーションをとることが必要です。沢木ヘッドコーチは「(プレーに対する)リアクションをしっかりとること。リアクションができるようになれば、ピンチをチャンスにできる」と指摘しました。 「大事なのはボールセキュリティー」と沢木ヘッドコーチ(中央) 最後は再び「Vo2」を行った後、全員で「アタックシェイプ」を復習して、午前のトレーニングを終了しました。 TIDシニアキャンプの第9回合宿は1月19日まで行われます。