国際ラグビーボード(IRB)が2014-2015年シーズンの「HSBCセブンズワールドシリーズ」の大会スケジュールを発表いたしましたので、お知らせします。

「東京セブンズ2015」は同シリーズ第7戦・日本大会として、2015年4月4日(土)、5日(日)に開催されます。

2014-2015年シーズンのHSBCセブンズワールドシリーズは2016年にブラジル・リオデジャネイロで開かれる第31回オリンピック競技大会のラグビー競技(7人制)男子の予選を兼ね、シリーズ総合成績上位4カ国がリオデジャネイロオリンピックへの出場権を獲得します。

■2014-2015年シーズンのHSBCセブンズワールドシリーズ大会スケジュール
第1戦
オーストラリア大会(ゴールドコースト)
2014/10/11-12
第2戦
ドバイ大会
2014/12/5-6
第3戦
南アフリカ大会(ポートエリザベス)
2014/12/13-14
第4 戦
ニュージーランド大会(ウェリントン)
2015/2/6-7
第5戦
アメリカ大会(ラスベガス)
2015/2/13-15
第6戦
香港大会
2015/3/27-29
第7戦
日本大会(東京)
2015/4/4-5
第8戦
スコットランド大会(グラスゴー)
2015/5/9-10
第9戦
イングランド大会(ロンドン)
2015/5/16-17

※丸カッコ内は開催都市

<HSBCセブンズワールドシリーズ>

国際ラグビーボード(IRB)が主催するセブンズ(7人制ラグビー)の国際サーキットで、1999年に創設。自動車レースのF1グランプリと同様に世界を回る方式で開催されている。大会ごとに成績に応じたポイントが与えられ、シリーズを通じた総ポイント数でシリーズチャンピオンを決定する。今シーズンは世界5大陸の9都市で大会が開催され、ニュージーランドや南アフリカ、イングランドなどのラグビー伝統国に加えて、ケニア、フィジー、サモア、カナダ、ポルトガルといった国々がセブンズのシーズン王者の座をかけて戦っている。2012-2013年シーズンのHSBCセブンズワールドシリーズは全世界の149の国と地域で総計4500時間以上テレビ放映され、テレビ視聴記録は8年前の総計300時間から大幅に伸びている。

<リオデジャネイロオリンピック ラグビー競技 予選フォーマット>

出場国数は男女ともに「12」。予選フォーマットも男女同じで、ワールドシリーズ(女子は「IRB女子セブンズワールドシリーズ」)の上位4カ国に加え、世界6地域(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米・カリブ、オセアニア、南米)の代表各1カ国(計6カ国)、各地域予選で敗退した国による世界最終予選の勝者1カ国、そして、開催国のブラジルが出場する。

アジア予選を含む全ての地域予選は2015年6月1日~同年12月31日の間に実施され、開催スケジュールは今年中に決定される。世界最終予選は16カ国で争われ、アジア地域からは3チームが出場する。世界最終予選は全地域予選が終了した後、2016年6月30日までに実施され、開催スケジュールは2015年11月30日までに決定される。

リオデジャネイロオリンピックの予選フォーマットの詳細については、IRB公式サイトをご参照下さい。

<IRB ベルナール・ラパセ会長のコメント>

2014-2015年シーズンのHSBCセブンズワールドシリーズの大会スケジュールに関してIRBが本日発行したリリース中のベルナール・ラパセ会長のコメントの和訳を、以下の通り、お知らせします。リリースの原本に関しましては、IRB公式サイトをご参照下さい。

「ワールドシリーズが2016年のリオデジャネイロオリンピックの出場権争いの重要な一部となったいま、世界トップレベルの選手による戦いを世界中に示す舞台となる素晴らしい9大会によってシリーズを行えることを嬉しく思っています。

「セブンズは大きく発展している最中で、オリンピック競技となったことが世界中で新たな関心や市場を作り出す助けとなっています。そして、それはラグビー競技全体の国際的な新たな地平を切り広げることにもつながっています」

「2013-2014年シーズンのワールドシリーズを通じて、ピッチの上の躍動的で若々しい選手たちと同様に、熱烈なファンの皆様が大挙して大会に訪れて下さり、目を見張るような試合の数々をお楽しみ下さいました。我々は早くも今から来シーズンをとても楽しみにしています。」